NASAによる画像 | |
地理 | |
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場所 | 北西大西洋 |
座標 | 北緯7度29分 東経146度20分 / 北緯7.483度 東経146.333度 |
諸島 | カロリン諸島 |
島数 | 3 |
面積 | 0.982 km2 (0.379 sq mi) |
最高標高 | 2 m (7 ft) |
行政 | |
州 | ヤップ州 |
人口統計 | |
人口 | 373(2000年時点) |
民族 | ミクロネシア人 |
ラモトレック環礁(英語: Lamotrek)は太平洋北西部カロリン諸島の環礁。ミクロネシア連邦のヤップ州に属しており選挙区を構成している。ラモトレック環礁は1 km2程度の島であるが、人口は2000年時点で373人である[1]。
環礁はエラート環礁の東11km、ヤップ環礁から東南東に915km程の位置に存在する。また、東に560km程の位置にはチューク環礁が存在する。
環礁は北東から南東に11.5km程であり、幅は最大6.5km程度である。合計の陸地面積は0.982km2で、環礁全体の面積は32km2である[2]。
個別の島としては北西のFalaite、北東のPugue南東のLamotrekなどが存在する。
欧州人到来以前、Mailiyasの助言を得た族長のMweoiush統治の時代イファリク環礁からの侵略を受けていた。ラモトレックはヤップ島の女族長の外縁の島であったが、Mweoiush時代にイファリク環礁に敗北している。
カロリン諸島の多くの島と同じで、スペイン領東インドに領有後、1899年にドイツ帝国に売却され、第1次世界大戦後、大日本帝国が南洋庁の下委任統治することとなった。第2次世界大戦を経てアメリカ合衆国の信託統治領、太平洋諸島信託統治領となり、1979年のミクロネシア連邦独立後はヤップ州に属している。