ラリー・ローゼンバーグ(Larry Rosenberg、1932年12月7日 - )は、アメリカのヴィパッサナー瞑想指導者、ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センターの創設者、社会心理学者、元シカゴ大学教授。
1932年12月7日、ニューヨーク市ブルックリンのロシア系ユダヤ人の労働者の家庭に生まれる。
地元のカレッジで学士号を取った後、シカゴ大学で社会心理学の博士号を得る。ハーバード大学で准教授となり、後にシカゴ大学で教授として教鞭を取る。
その後、ジッドゥ・クリシュナムルティ、アーチャン・チャー(英語版)、アーチャン・マハーブーワ(英語版)、プッタタート、崇山行願(英語版)、片桐大忍、スー・ユンにヨーガ、禅、ヴィパッサナーを学び、主にヴィパッサナー瞑想を教えるインサイト・メディテーション・センターをケンブリッジに設立、またインサイト・メディテーション・ソサエティ(英語版)の創設に関わり、以来30年に亘り瞑想指導を続けている。
- Breath by breath : the liberating practice of insight liberation(Shambhala, 1998)
- 日本語訳:『呼吸による癒し』(ラリー・ローゼンバーグ著、井上ウィマラ訳、春秋社、2001年2月)
- In the Light of Death : On the Art of Being Truly Alive (D. Guyとの共著、Shambhala, 2001)
- Three Steps to Awakening : A Practice for Bringing Mindfulness to Life (Laura Zimmermanとの共著、Shambhala, 2013)
- 日本語訳:『〈目覚め〉への3つのステップ: マインドフルネスを生活に生かす実践』(ラリー・ローゼンバーグ著[1]、藤田一照訳、春秋社、2018年10月)
- ^ 日本語版では単著扱いになっている。謝辞及び訳者あとがきによると、この著書はラリー・ローゼンバーグの法話を(原書で)共著者となっているLaura Zimmermanが編集したものであるとのこと。
- 『呼吸による癒し』(ラリー・ローゼンバーグ著、井上ウィマラ訳、春秋社、2001年)