ランシング
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ランシング・メソジスト教会 | |
ウェスト・サセックスにおけるランシングの位置 | |
面積 | 14.14 km2 (5.46 sq mi) [1] |
人口 | 18,810人 2011年[2] |
- 人口密度 | 1,330/km2 (3,400/sq mi) |
英式座標 | TQ184049 |
- ロンドン | 北47マイル (76 km) |
非都市ディストリクト | |
シャイア・カウンティ | |
リージョン | |
構成国 | イングランド |
国 | イギリス |
郵便地域 | LANCING |
郵便番号 | BN15 |
市外局番 | 01903 |
警察 | サセックス |
消防 | ウェスト・サセックス |
救急医療 | サウス・イースト・コースト |
欧州議会 | サウス・イースト・イングランド |
英国議会 |
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公式サイト | Parish Council |
ランシング(英語: Lancing)は、英国ウェスト・サセックス州エイドゥーにあるヴィレッジ、行政教区。ディストリクトの中心地であるショアハム=バイ=シーと隣接している。村単体での人口は決して多くはないが、ブライトンからリトルハンプトンまで繋がるコナベーションに含まれており、コナベーション全体での人口はおよそ47万人に及ぶ。サウス・ダウンズ国立公園に村の大部分が含まれている。
2011年国勢調査時の人口は18,810人。
19世紀半ばから人気のマリンリゾートとして発展し、国道A259号線沿いには観光客向けの宿泊施設が並んでいる。
1828年、鉄器時代の神殿遺跡とローマ時代の寺院遺跡が発掘された[3]。またチチェスター方面から伸びるローマ街道も建設されていた。その後ケルト人の時代にはエイドゥー川を渡ってショアハムへと至る道が築かれた。
19世紀には園芸農業が盛んに行われ、ブライトンやロンドンの市場へ花卉や果物が出荷されていった。中でも大きい生産者としては、トマトなどを育てていた「スパークス」とカーネーションなどを育てていた「ヤングス」があげられる。
1849年にはウェスト・コーストウェイ線が延伸され、ランシング駅が開業した。その後1908年から1912年にはランシング車両工場が開発され、1965年まで操業を続けた。その後跡地は工業団地として開発され、現在に至る。
第二次世界大戦後に園芸農業は衰退し、代わりに住宅開発が行われるようになった。そしてこれにより戦後から1970年にかけて急速に人口が増加した。
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