ランドサット3号 | |
---|---|
ランドサット3号 | |
所属 | NASA/NOAA |
任務 | 地球観測衛星 |
周回対象 | 地球 |
打上げ日時 | 1978年3月5日 |
打上げ機 | デルタ2910 |
打上げ場所 |
ヴァンデンバーグ空軍基地 第2発射施設W |
COSPAR ID | 1978-026A |
軌道要素 | |
軌道 | 地球周回軌道・太陽同期軌道 |
軌道傾斜角 | 99.1° |
遠点高度 | 918km |
近点高度 | 818km |
軌道周期 | 103.16分 |
ランドサット3号(英語: Landsat 3)はアメリカ合衆国の地球観測衛星。ランドサット計画の3機目の衛星。
1978年3月5日に打ち上げられた。当初の目標は世界的な衛星イメージの保管記録を提供することであった。なお、衛星のデータは露光を反映しておらず、地球表面の放射電磁エネルギー束の記録であったため、写真ではなくイメージと呼ばれるようになった。
ランドサット3号は後のランドサットとは違い主にNASAによって運用された。運用期間は運用設計より1年長く運用が行われ、1983年3月21日に運用を終了した[1]。
ランドサット3号の基本的な設計はランドサット2号に準じており、最大で75mの分解能をもつマルチスペクトルスキャナを搭載していた。以前のランドサット計画の探査機とは違い、熱バンドのスキャナが組み込まれていたが、衛星の投入後短期間で装置が故障している[2]。ランドサット3号は高度約920kmの極軌道に投入され、地球全体の表面をスキャンするのに18日かかった。