「ラヴ・シャック」 | ||||||||
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The B-52's の シングル | ||||||||
初出アルバム『Cosmic Thing』 | ||||||||
B面 | Channel Z | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
7インチ・シングル 12インチ・シングル | |||||||
録音 | ニューヨーク州、ウェスト・ハーレー、ドリームランド・レコーディング・スタジオ | |||||||
ジャンル | ロック、ニュー・ウェイヴ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | リプリーズ・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
ケイト・ピアソン フレッド・シュナイダー キース・ストリックランド シンディ・ウィルソン | |||||||
プロデュース | ドン・ウォズ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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「ラヴ・シャック」(Love Shack)は、The B-52'sが1989年に発表した楽曲。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では246位にランクされている[2]。
1985年10月12日、グループはリッキー・ウィルソンをエイズで失う。トニー・マンスフィールドのプロデュースの下、制作途中だったアルバム『Bouncing Off the Satellites』を翌1986年に完成させるが、ウィルソンの死の影響で活動を休止する。ことに妹のシンディ・ウィルソンの落ち込みはひどかったと言われている。
1988年、キース・ストリックランドが書きためていた曲を他のメンバーに披露したことがきっかけで、新しいアルバムのレコーディングが始まった。B-52'sはナイル・ロジャースにプロデュースを依頼するが、ロジャースが別のプロジェクトで手が離せなかったことからドン・ウォズが呼び寄せられた[3]。ウォズはアルバム『Cosmic Thing』の10曲のうち、「ラヴ・シャック」を含む4曲をプロデュースすることとなる。
本作品はジョージア州アセンズに実際にあったキャビンをイメージして作られている。そのキャビンでグループは「ロック・ロブスター」をはじめとする初期の作品を作り、またケイト・ピアソンは1970年代に住んでいたこともあった。なお建物は2004年に火事で焼失した。
アルバム『Cosmic Thing』は1989年6月27日に発売され、「ラヴ・シャック」は同年8月にシングルカットされた[1]。7インチ盤のほか12インチ・シングルも発売された。
ビルボード・Hot 100で3位を記録したほか世界各国で大ヒットとなった。イギリスでは2位、カナダでは5位、オーストラリアでは1位、ニュージーランドでは1位、アイルランドでは1位を記録した。ビルボードの1989年年間チャートの47位を記録した。
ミュージック・ビデオも同時に制作された。監督はアダム・バーンスタイン。ニューヨーク州ハイランドにある、グループの友人の自宅兼スタジオで撮影は行われた[4][5]。