『リズミーン』 | ||||
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ZZトップ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、ブルースロック | |||
時間 | ||||
レーベル | RCAレコード | |||
プロデュース | ビル・ハム、ビリー・ギボンズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ZZトップ アルバム 年表 | ||||
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『リズミーン』(Rhythmeen)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、ZZトップが1996年に発表した12作目のスタジオ・アルバム。
アルバム・タイトルは「mean rhythm」を言い換えたものである[13]。本作のレコーディングはオーバー・ダビングなしで行われ、ビリー・ギボンズは後に「トリオとしてのZZトップの、最も誠実な試金石となっているかもしれない」とコメントしている[13]。
「シーズ・ジャスト・キリング・ミー」は、「メキシカン・ブラックバード」(アルバム『ファンダンゴ!』に収録)と共に1996年のアメリカ映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のサウンドトラックで使用され[14]、同作のサウンドトラック・アルバムにも収録された[15]。また、やはり同作で使用されたジミー・ヴォーンの曲「Dengue Woman Blues」とのスプリットCDシングルもエピック・レコードからリリースされている[16]。
ヨーロッパでは一部の国のアルバム・チャートでトップ10入りするが、アメリカやイギリスでは大きな成功を収められなかった。アメリカのBillboard 200では29位に終わり、『エル・ロコ』(1981年)以降のスタジオ・アルバムとしては初めてトップ20入りを逃す[9]。全英アルバムチャートでは最高32位で、『イリミネイター』(1983年)以降のスタジオ・アルバムとしては初めてトップ10入りを逃し、以後『La Futura』(2012年)が全英29位を記録するまで、ZZトップは全英アルバムチャートから遠ざかる[11]。
『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートでは「シーズ・ジャスト・キリング・ミー」が12位、「ホワッツ・アップ・ウィズ・ザット」が5位、「バング・バング」が22位、「リズミーン」が35位に達した[9]。
特記なき楽曲はビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ベアードの共作。