『リップタイド』 | ||||
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ロバート・パーマー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | バハマ コンパス・ポイント・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ポップ・ロック、ブルー・アイド・ソウル | |||
時間 | ||||
レーベル | アイランド・レコード | |||
プロデュース | バーナード・エドワーズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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ロバート・パーマー アルバム 年表 | ||||
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『リップタイド』(Riptide)は、イギリスの歌手ロバート・パーマーが1985年に発表した、ソロ名義では8作目のスタジオ・アルバム。
パーマーは本作に先がけて、パワー・ステーションのメンバーとして成功を収めるが、同バンドのツアーには参加せず、ソロ活動に戻った[8]。とはいえ、パワー・ステーションのデビュー作をプロデュースしたバーナード・エドワーズは本作でも引き続き起用され、同バンドの正式メンバーのアンディ・テイラーとトニー・トンプソンもレコーディングに参加した[8]。また、本作の参加ミュージシャンのうちウォーリィ・バドロウ、レニー・ピケット、フォンジ・ソーントンも、やはりパワー・ステーションのデビュー作に参加している[9]。
タイトル曲は、ウォルター・ドナルドソンとガス・カーンの共作により1934年に発表された楽曲のカヴァーで[10]、「トリック・バッグ」はアール・キングが1962年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァーである[11]。
全英アルバムチャートでは37週トップ100入りして最高5位を記録し、ソロ名義では初の全英トップ10アルバムとなった[2]。アメリカでは合計90週にわたりBillboard 200入りし、最高8位を記録して自身唯一の全米トップ10アルバムとなり[3]、1996年3月にはRIAAによりダブル・プラチナの認定を受けた[7]。
Tim DiGravinaはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「パワー・ステーションの音楽性を元にした作品だが、パーマーがトロピカルな趣味に走った安っぽい"Riptide"がアルバムの冒頭と最後に配されたのを除けば、特に欠点はない」と評している[12]。