『リヴァー・オブ・ドリームス』 | ||||
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ビリー・ジョエル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース |
ダニー・コーチマー ビリー・ジョエル Dave Thoener ジョー・ニコロ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ビリー・ジョエル アルバム 年表 | ||||
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リヴァー・オブ・ドリームス(River of Dreams)は、ビリー・ジョエルが1993年に発表したアルバム。日本で先行発売され、初回盤(カタログ番号:SRCS 6789)には邦題はなく、ラテン文字の大文字表記(RIVER OF DREAMS)だった。ミニディスク版も発売された。
ビリーが1990年代に発表した、唯一のオリジナル・アルバム。1992年夏のレコーディング開始当初、ニューヨーク州のシェルター・アイランドで、セルフプロデュースで7曲を制作したものの、結果に不満があったため、ドン・ヘンリーの推薦で、ジェームス・テイラーやキャロル・キング等との活動で知られるギタリスト、ダニー・コーチマー(本作のクレジットでは、ニックネームの一つであるダン・コーチマーと記載)にプロデュースを依頼、自身のバンドメンバーに代えて外部のセッションミュージシャンを演奏に起用する事とし、改めてレコーディングを行った。なお「見えないのは真実」のみ、前述のシェルター・アイランドでのセッション音源(ビリー自身とデイヴ・ソーナーのプロデュース)がアルバムに収録された。また「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」はダニーとジョー・ニコロの共同プロデュースとなっている。ジャケットは当時の妻でモデルのクリスティ・ブリンクリーが描いた絵画を使用したもので、発売の同年にローリング・ストーン誌の「The Best Album Cover of the Year」に選出されている。なお、発売の翌1994年にビリーとクリスティは離婚している。
アルバムはBillboard 200で初登場1位。通算4作目の全米1位獲得アルバムとなった[1]。先行シングル「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」は全米3位[4]・全英3位に達した[2]。第2弾シングル「君が教えてくれるすべてのこと」はカラー・ミー・バッドがゲスト参加した曲で、全米29位[4]・全英32位[2]。更に、アメリカでは「眠りつく君へ」(全米77位[4])、イギリスでは「ノー・マンズ・ランド」(全英50位[2])もシングル・カットされた。
本作に伴うワールド・ツアーの前半が終了し、ビリーはエルトン・ジョンとのジョイント・ツアーを行う。
全曲ビリー・ジョエル作。