ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ

ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(Lucia Valentini-Terrani, 1946年8月29日 - 1998年6月11日[1])は、イタリア出身のメゾ・ソプラノ歌手[2][3][4]

パドヴァにルチア・ヴァレンティーニ(Lucia Valentini)として生まれる。地元の音楽院を経てヴェニスのベネデット・マルチェロ音楽院で声楽を学び、1969年にブレシアジョアキーノ・ロッシーニの《チェネレントラ》の上演にアンジェリーナ役として出演して初舞台を踏んだ。1973年には同じ役でスカラ座に初出演し、その翌年にはロッシーニの《アルジェのイタリア女》のイザベラ役としてメトロポリタン歌劇場に初登場を果たした。以後、活躍の場を国際的に広げた。1973年にはイタリア人俳優のアルベルト・テッラーニと結婚している。

1996年に白血病の診断を受け、シアトルで治療に専念。

1998年、シアトルにて死去。

脚注

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  1. ^ Forbes, Elizabeth (1998年6月19日). “Obituary: Lucia Valentini-Terrani”. independent.co.uk. オリジナルの2018年4月22日時点におけるアーカイブ。. http://www.peeep.us/f2adf4cc 2018年4月22日閲覧。 
  2. ^ ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ - Discogs(英語)
  3. ^ ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ - オールミュージック
  4. ^ Lucia Velentini-Teranni (Mezzo-soprano)”. 2013年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月22日閲覧。