ルドヴィコ・ジミニャーニ Ludovico Gimignani | |
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ルドヴィコ・ジミニャーニ作 「アルカンタラの聖ペテロ」、Musée Fesch | |
生誕 |
1643年 ローマ |
死没 |
1697年6月26日 ザガローロ |
ルドヴィコ・ジミニャーニ(Ludovico Gimignani 、1643年 – 1697年6月26日)は、イタリアの画家である。ローマの教会などの宗教画、祭壇画などを描いた。
ローマで生まれた。父親のジャチント・ジミニャーニ(1606-1681)はトスカーナの出身で、ローマなどで活躍した画家である。母方の祖父アレッサンドロ・トゥルキ(Alessandro Turchi: 1578-1649)も画家であった。父親と同郷の友人で、後に教皇、クレメンス9世(在位:1667年 - 1669年)となる枢機卿ジュリオ・ロスピリオッシはルドヴィコ・ジミニャーニの名づけ親になり、ジミニャーニのパトロンとなった。ローマで修行し、ローマで最も評価されていた建築家、画家のジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598-1680)から影響を受けた。
現在ローマのサン・シルベストロ・イン・カピーテ教会(Chiesa di San Silvestro in Capite)に収蔵されているような教会の祭壇画や、パッラヴィチーニ・ロスピリオージ宮殿(Palazzo Pallavicini Rospigliosi)に残る絵画などを描いた。
教皇アレクサンドル7世(在位:1655年 - 1667年)によってクイリナーレ宮殿の美術品収蔵庫の学芸員に任命され、1672年に、ローマの芸術家協会のアカデミア・ディ・サン・ルカの会員になり[1]、1688年に1年任期の会長も務めた。