ルリイロツルナス | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ルリイロツルナス
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Solanum seaforthianum Andrews | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ルリイロツルナス | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Brazilian nightshade |
ルリイロツルナス(瑠璃色蔓茄子、学名:Solanum seaforthianum)[1]はナス科ナス属のつる性多年性草本。別名:ルリイロナス,フサナリツルナス、フサナリツルナスビ。帰化植物[2][3]。
蔓の長さは2–5 mほどで幹は木化する。刺や毛は無い。葉は柔らかく、深く切れ込む羽状裂~小葉2–3対の羽状複葉で互生する。複葉長は12–22 cmで全縁、葉柄は4 cmほど。花はナス科特有の形で、腋生の集散花序に多数つき下垂する。花冠は淡青紫色で、花弁は5裂し径1.5 cmほど。中心の黄色い雄しべ5本が目立つ。通年開花。果実は径1 cmほどで、艶のある赤色に熟し美しい。果実の中に5–10個の種子を含む[4][5][6][7][2][8][3]。
熱帯アメリカ[6][8][3]、ブラジル原産[4][5][7][2]。POWOではメキシコ~ブラジル、フロリダ~西インド諸島原産で、その他の南米諸国やアフリカ~アジアの熱帯域へ導入とされる[9]。
沖縄では1950年代初頭に栽培記録があり、2000年頃には低地林の縁や藪へ逸出・野生化がみられるようになった。ヒヨドリなどによる採餌で分布を広げる。花と実を鑑賞するため、公園等へ植栽、民家でも庭植えにされる。繁殖は種子または挿し木による[4][5][6][7][2][3]。