『レッド・ヴードゥー』 | ||||
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サミー・ヘイガー・アンド・ザ・ワボリタス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ミル・ヴァレー ブラッド・バンク・スタジオ、カリフォルニア州サウサリート スタジオD[3] | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | MCAレコード | |||
プロデュース | サミー・ヘイガー、ジェシー・ハームス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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サミー・ヘイガー アルバム 年表 | ||||
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『レッド・ヴードゥー』(Red Voodoo)は、サミー・ヘイガーが「サミー・ヘイガー・アンド・ザ・ワボリタス」名義で1999年に発表したスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[1]。
前作『マーチング・トゥ・マーズ』(1997年)リリースに伴うツアーでバック・バンドを務めた「ザ・ワボリタス」が全面参加した[5]。ヘイガーによれば、デモ録音の後にプロデューサーを立てて正式なレコーディングを行うプロセスでは「デモの時点での魔法が少なくとも50%は失われる」と感じ、本作はPro Toolsで録音したデモ音源に直接オーバー・ダビングを行う形で制作された[5]。
「マス・テキーラ」は、ゲイリー・グリッターの曲「ロックン・ロール・パートII」を流用して作られた曲で[6]、本作のクレジットでも、同曲の作者であるグリッターおよびマイク・リーンダーの名前が記載された。なお、「マス・テキーラ」の歌詞には、ロス・デル・リオのヒット曲「恋のマカレナ」およびトーン・ロックのヒット曲「ファンキー・コールド・メディーナ」のタイトルが織り込まれている[7]。
アメリカのBillboard 200では22位に達し、自身6作目の全米トップ40アルバムとなった[4]。また、『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートでは「マス・テキーラ」が2位、「シャグ」が22位を記録した[4]。
アレックス・ヘンダーソンはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「『レッド・ヴードゥー』は、既に50代前半となった1999年に発表されたが、加齢による円熟は殆ど感じられない」「ヘイガーのキャリアの中でも、特に情熱的で、焦点が絞られ、刺激的なアルバムの一つである」と評している[2]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「スコーンと抜けの良い直球型のアメリカンR&Rのオン・パレードだ」と評されている[1]。
特記なき楽曲はサミー・ヘイガー作。
アディショナル・ミュージシャン