レナード・プルークネット(Leonard Plukenet、1642年1月 - 1706年7月6日)は、イギリスの植物学者である。
イングランド女王、メアリー2世に雇われ、ハンプトン・コート宮殿の庭園で働き、珍しい植物を集めるのに貢献した。後に王室植物官(Royal Professor of Botany)に任じられた。1688年に出版されたジョン・レイの『植物史』("Historia Plantarum")の第2巻の出版に協力し、1691年から出版を始めた4巻の著書、『薬草誌』("Phytographia")で多くの新種や稀少植物を紹介した。アメリカの植物学者、ジョン・バニスターの2700以上の新大陸の植物の図を引用した。リンネによってプルークネットの仕事は高く評価された。プルークネットが没すると、協力者とともに集めた約8,000にのぼる植物標本は、ノリッジの司教に購入された後、1710年にハンス・スローンの物となり、後にロンドン自然史博物館のコレクションの一部となった。
トウダイグサ科の科の名前、Plukenetiaに献名されている。