レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ | |
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Leningrad Cowboys Go America | |
監督 | アキ・カウリスマキ |
脚本 |
サッケ・ヤルヴェンパー マト・ヴァルトネン アキ・カウリスマキ |
製作 | クラウス・ヘイデマン |
出演者 |
マッティ・ペロンパー カリ・ヴァーナネン サッケ・ヤルヴェンパー ジム・ジャームッシュ レニングラード・カウボーイズ |
音楽 | マウリ・スメン |
撮影 | ティモ・サルミネン |
編集 | ライヤ・タルヴィオ |
配給 | KUZUIエンタープライズ |
公開 |
1989年3月24日 1989年8月4日 1990年7月14日 |
上映時間 | 78分 |
製作国 |
フィンランド スウェーデン |
言語 |
フィンランド語 英語 |
次作 | レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う |
『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(Leningrad Cowboys Go America)は、1989年に公開されたフィンランド・スウェーデン共同製作、アキ・カウリスマキ監督のコメディ・ロードムービー。
架空のバンド「レニングラード・カウボーイズ」が、故郷シベリアからアメリカに渡りメキシコまでを旅するロードムービー。レニングラード・カウボーイズの奇抜な出で立ちと、ポルカに始まりロックンロールなどアメリカ各地の影響を受けて変化していく彼らの演奏、とぼけた物語展開が魅力のコメディ映画である。
極端に長いクイッフととんがりブーツがトレードマークの「レニングラード・カウボーイズ」は、シベリアの片田舎で活動する時代錯誤のアマチュアバンド。商業的な成功を夢見ているが、追っかけてくるファンは村の愚か者イゴール(カリ・ヴァーナネン)だけ。ここでは芽が出ないと悟ったマネージャーのウラジミール(マッティ・ペロンパー)は、屋外練習で凍り付いたメンバーを含む一行を率いてアメリカへ赴く。
ニューヨークにたどり着いた一行だったが、評価はやはり芳しくない。エージェントの「俺のいとこの結婚式で演奏しろ」との提案を真に受けた一行は、ディーラー(ジム・ジャームッシュ)から全財産をはたいて中古車を買い、メキシコ目指して旅立つ。かくして文無しの旅芸人となった彼らは、生活費を稼ぐためにバーやクラブに寄っては演奏し、アメリカ各地の音楽を取り込んでいく。