レローン・クラーク

レローン・クラーク Portal:陸上競技
8レーンを走るレローン・クラーク(2010年)
選手情報
ラテン文字 Lerone Clarke
国籍 ジャマイカの旗 ジャマイカ
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 60m, 100m
大学 アメリカ合衆国の旗 リンカーン大学英語版
生年月日 (1981-12-06) 1981年12月6日(42歳)
出身地 ジャマイカの旗 トレローニー教区
成績
世界選手権 4x100mR 4位 (2005年)
地域大会決勝 英連邦競技大会
100m 優勝 (2010年)
4x100mR 2位 (2010年)
最高世界ランク 60m 3位 6秒47 (2012年)
100m 12位 9秒99 (2009年)
自己ベスト
50m 5秒63 (2012年)
60m 6秒47 (2012年)
100m 9秒99 (2009年, 2012年)
9秒90w (2011年)
獲得メダル
陸上競技
ジャマイカの旗 ジャマイカ
世界選手権
2009 ベルリン 4x100mR
英連邦競技大会
2010 デリー 100m
2010 デリー 4x100mR
パンアメリカン競技大会
2011 グアダラハラ 100m
中央アメリカ・カリブ海競技大会
2010 マヤグエス 4x100mR
2006 カルタヘナ 4x100mR
2010 マヤグエス 100m
中央アメリカ・カリブ選手権
2011 マヤグエス 4x100mR
2009 ハバナ 100m
2009 ハバナ 4x100mR
北中米カリブU25選手権
2002 サンアントニオ 4x100mR
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レローン・クラークLerone Ephraime Clarke1981年12月6日 ‐ )は、ジャマイカトレローニー教区出身で短距離走を専門にしている陸上競技選手。100mで9秒99、室内60mで6秒47の自己ベストを持つ、室内60mの元中央アメリカ・カリブ記録保持者。2009年ベルリン世界選手権男子4×100mリレーの金メダリストである。

経歴

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2005年

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8月、ヘルシンキ世界選手権の男子4×100mリレーに出場し、初めて世界大会を経験した。予選と決勝で1走(クラーク、ドワイト・トーマスエインズリー・ウォーマイケル・フレイター)を務めると、決勝では38秒28をマークしての4位に貢献したが、3位のイギリス(38秒27)とは0秒01差でメダルを逃した[1]

2006年

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3月、モスクワ世界室内選手権の男子60m予選を突破し、世界大会の個人種目に初出場ながらセミファイナリストとなった。準決勝では6秒66の自己ベスト(当時)をマークするも、着順で決勝に進出できた組2着とは0秒03差、タイムで拾われた最後の枠の選手とも0秒03差で決勝進出を逃した[2]

2009年

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7月、中央アメリカ・カリブ選手権の男子100mと4×100mリレーに出場。100mは決勝で10秒08(+0.1)の自己ベスト(当時)をマークするも、エマヌエル・カランダーに同タイム着差ありで敗れ2位に終わった[3]。1走を務めた4×100mリレーは39秒31をマークしての銀メダル獲得に貢献した。

8月、ベルリン世界選手権の男子4×100mリレーに出場し、4年ぶりに世界選手権出場を果たした。予選で1走(クラーク、マイケル・フレイター、スティーブ・マリングス、ドワイト・トーマス)を務めると、38秒60(組2着)をマークしての決勝進出に貢献したが、決勝の出番はなかった[4]。ジャマイカは金メダルを獲得し、予選を走ったクラークもメダルを手にした。

8月28日、チューリッヒ国際の男子100mで9秒99(+0.4)をマークし、初めて10秒の壁を突破した。

2010年

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10月、英連邦競技大会の男子100mと4×100mリレーに出場。100mは決勝で10秒12(+0.3)をマークし、マーク・ルイス=フランシス(10秒20)やアーロン・アームストロング英語版(10秒24)を破って主要国際大会初タイトルを獲得した[5]。1走を務めた4×100mリレーは38秒79をマークしての銀メダル獲得に貢献したが、1位のイングランドとは0秒05差だった。

2011年

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10月、パンアメリカン競技大会の男子100mに出場すると、決勝で自己ベストに迫る10秒01(+0.2)をマークし、キム・コリンズ(10秒04)やエマヌエル・カランダー(10秒16)を破って金メダルを獲得した[6]

2012年

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2月18日、室内60mで6秒47の中央アメリカ・カリブ記録(当時)を樹立した[注 1]

3月、イスタンブール世界室内選手権の男子60mに出場。中央アメリカ・カリブ記録保持者として臨んだ大会だったが、スタートに失敗し、7秒05の組4着でまさかの予選敗退に終わった[7]

2013年以降

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2013年以降は怪我に苦しんでいる[8]

自己ベスト

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記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 9秒99 (+0.4) 2009年8月28日
2012年5月11日
スイスの旗 チューリッヒ
カタールの旗 ドーハ
9秒90w (+2.8) 2011年6月11日 アメリカ合衆国の旗 クレルモン 追い風参考記録
室内
50m 5秒63 2012年2月14日 フランスの旗 リエヴァン
55m 6秒21 2008年1月21日 アメリカ合衆国の旗 フレズノ
60m 6秒47 2012年2月18日 イギリスの旗 バーミンガム 元中央アメリカ・カリブ記録

主要大会成績

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大会 場所 種目 結果 記録 備考
2002 北中米カリブU25選手権 (en アメリカ合衆国の旗 サンアントニオ 100m 4位 10秒50 (+0.3)
4x100mR 3位 39秒86 (1走) 2位と0秒05差
中央アメリカ・カリブ海競技大会 (en エルサルバドルの旗 サンサルバドル 100m 6位 10秒49 (+2.1)
2005 中央アメリカ・カリブ選手権 (en バハマの旗 ナッソー 100m 6位 10秒24 (+1.9)
4x100mR 5位 39秒48 (1走)
世界選手権 フィンランドの旗 ヘルシンキ 4x100mR 4位 38秒28 (1走) 3位と0秒01差
2006 世界室内選手権 ロシアの旗 モスクワ 60m 準決勝 6秒66 2着と0秒03差
中央アメリカ・カリブ海競技大会 (en コロンビアの旗 カルタヘナ 100m 4位 10秒34 (+0.6)
4x100mR 3位 39秒45 (1走) 2位と0秒01差
2008 世界室内選手権 スペインの旗 バレンシア 60m 予選 6秒89
中央アメリカ・カリブ選手権 (en コロンビアの旗 カリ 100m 7位 10秒45 (+0.6)
2009 中央アメリカ・カリブ選手権 (en キューバの旗 ハバナ 100m 2位 10秒08 (+0.1) 1位と同タイム
4x100mR 2位 39秒31 (2走)
世界選手権 ドイツの旗 ベルリン 4x100mR 予選 38秒60 (1走) 決勝進出[注 2]
2010 世界室内選手権 カタールの旗 ドーハ 60m 予選 6秒78
中央アメリカ・カリブ海競技大会 (en アメリカ合衆国の旗 マヤグエス 100m 3位 10秒15 (+0.7)
4x100mR 2位 38秒78 (4走)
英連邦競技大会 (en インドの旗 デリー 100m 優勝 10秒12 (+0.3)
4x100mR 2位 38秒79 (1走) 1位と0秒05差
2011 中央アメリカ・カリブ選手権 (en アメリカ合衆国の旗 マヤグエス 4x100mR 優勝 38秒81 (1走)
パンアメリカン競技大会 (en メキシコの旗 グアダラハラ 100m 優勝 10秒01 (+0.2)
2012 世界室内選手権 トルコの旗 イスタンブール 60m 予選 7秒05

脚注

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注釈

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  1. ^ この記録は2016年3月18日にアサファ・パウエルが6秒44をマークして更新された。
  2. ^ 決勝は未出場。ジャマイカは決勝を37秒31で制した。

出典

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外部リンク

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記録
先代
ジャマイカの旗 マイケル・グリーン
トリニダード・トバゴの旗 アト・ボルドン
キューバの旗 フレディ・マヨラ
(6秒49)
1997年, 2000年
室内60m
中央アメリカ・カリブ記録保持者
(6秒47)

2012年2月18日 - 2016年3月18日
次代(タイ記録保持者)
セントクリストファー・ネイビスの旗 キム・コリンズ
(6秒47)
2015年2月17日
先代
マイケル・グリーン
(6秒49)
1997年2月16日
室内60m
ジャマイカ記録保持者
(6秒47)

2012年2月18日 - 2016年3月18日
次代
アサファ・パウエル
(6秒44)
2016年3月18日