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この項目では、ジャズ・サックス奏者について説明しています。1960年代、1970年代に活躍したイギリスのソングライター、音楽プロデューサーについては「ロニー・スコット (ソングライター)」をご覧ください。 |
ロニー・スコット(英語: Ronnie Scott、1927年1月28日 - 1996年12月23日)は、イギリス・ロンドン出身のテナーサクソフォーン奏者。「ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ」の設立者。
サックス奏者の父親の影響を受け、テナーサックスを始める。16歳でロンドンのクラブで演奏を開始、1946年、テッド・ヒース楽団に採用され、その後も他楽団で演奏活動を継続する。1957年にタビー・ヘイズと共演し、その後も数々の録音を残す。1959年、ロンドン最古参のライブハウス「ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ」を開店し、世界中の幾多の演奏家が出演する有名ジャズ・クラブとなる。
プレイヤーとしてのアルバム代表作にロニー・スコット・オーケストラ名義の『At The Royal Festival Hall』(1956年)、『Live at Ronnie Scott's』(1969年) 等がある。演奏スタイルはコールマン・ホーキンスの流れを汲むモダン・テナーの正統派である。また自身のレーベル「ロニー・スコッツ・プレゼンツ」をシリーズ化し、カーメン・マクレエ、サラ・ヴォーン等多くのアーティストのアルバムもリリースしている。
- Boppin' at Esquire (1948年、Indigo)
- At The Royal Festival Hall (1956年、Decca) ※ロニー・スコット・オーケストラ名義
- The Couriers of Jazz! (1958年、Carlton)
- The Night Is Scott and You're So Swingable (1965年、Redial)
- When I Want Your Opinion, I'll Give it to You (1965年、Jazz House)
- Live at Ronnie Scott's (1969年、Columbia)
- Serious Gold (1977年、Pye)
- Never Pat a Burning Dog (1990年、Jazz House)
- If I Want Your Opinion (1997年、Jazz House)
- The Night Has a Thousand Eyes (1997年、Jazz House)
- Boppin' at Esquire (2000年、Indigo)
- Ronnie Scott Live at the Jazz Club (2002年、Time Music)
ケニー・クラーク=フランシー・ボラン・ビッグ・バンド
- 『クラーク=ボラン・ビッグ・バンド』 - Handle with Care (1963年、Atlantic)
- Now Hear Our Meanin' (1965年、Columbia)
- 『サックス・ノー・エンド』 - Sax No End (1967年、SABA)
- Out of the Folk Bag (1967年、Columbia)
- 17 Men and Their Music (1967年、Campi)
- 『オール・スマイルズ』 - All Smiles (1968年、MPS)
- 『フェイセス』 - Faces (1969年、MPS) ※『17 Men and Their Music』再発盤
- 『ラテン・カレイドスコープ』 - Latin Kaleidoscope (1968年、MPS)
- 『フェリーニ712』 - Fellini 712 (1969年、MPS)
- 『オール・ブルース』 - All Blues (1969年、MPS)
- 『モア・スマイルズ』 - More Smiles (1969年、MPS)
- Clarke Boland Big Band en Concert avec Europe 1 (1992年、Tréma) ※1969年録音
- 『オフ・リミッツ』 - Off Limits (1970年、Polydor)
- 『ノーヴェンバー・ガール』 - November Girl (1975年、Black Lion) ※with カーメン・マクレエ、1970年録音
- Change of Scenes (1971年、Verve) ※with スタン・ゲッツ
ヴィクター・フェルドマン
- Suite Sixteen (1958年、Contemporary)
フィル・コリンズ
- 『夜の囁き』 - Face Value (1981年) ※「I Missed Again」のテナーサックス・ソロ