獲得メダル | ||
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ロバート・テイラー (陸上選手) | ||
アメリカ合衆国 | ||
陸上競技 | ||
オリンピック | ||
銀 | 1972 ミュンヘン | 100m |
金 | 1972 ミュンヘン | 4×100mリレー |
ロバート・テイラー (Robert Taylor, 1948年9月14日 - 2007年11月13日)は、アメリカ合衆国の陸上競技選手。テキサス州タイラー出身。1972年ミュンヘンオリンピックの金メダリストでもある。
テイラーは1972年ミュンヘンオリンピックで100mに出場、準決勝に出場する予定のアメリカの3選手は、競技開始時間を間違って知らされていたため、レイナード・ロビンソンとエディー・ハートが遅刻のため失格した。第3組で走ることとなっていたテイラーだけ間に合い、決勝では唯一のアメリカ選手として出場したが10.24秒の記録でソ連のワレリー・ボルゾフに次いで銀メダルという結果に終わった。しかし、4×100mリレーではアメリカの第2走者として38.19秒の世界タイ記録を出し、金メダルの獲得に貢献した[1]。
テイラーはその後、アメリカンフットボールのカンザスシティ・チーフスに入団。俊足を生かしワイドレシーバーとなるが、ボールのキャッチングが苦手であったため大成しなかった[1]。
2007年11月12日、不調を訴えて病院に行ったテイラーは翌11月13日に亡くなった。テイラーの妻によれば、テイラーは心臓に疾患を抱えていたという[1]。
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
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1972 | オリンピック | ミュンヘン(西ドイツ) | 100m | 2位 | 10.24秒 |
1972 | オリンピック | ミュンヘン(西ドイツ) | 4×100mリレー | 1位 | 38.19秒 |
1977 | IAAFワールドカップ | デュッセルドルフ(西ドイツ) | 400m | 3位 | 45.57秒 |
息子のボビー・テイラーもNFLのフィラデルフィア・イーグルス、シアトル・シーホークスでプレーした[1]。
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