ロビンス空軍基地 Robins Air Force Base | |||||||||
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IATA: WRB - ICAO: KWRB | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 |
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所在地 | ジョージア州ワーナーロビンス | ||||||||
種類 | 軍用 | ||||||||
運営者 |
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標高 | 89.6 m (294 ft) | ||||||||
座標 | 北緯32度38分24秒 西経083度35分30秒 / 北緯32.64000度 西経83.59167度 | ||||||||
公式サイト | www.robins.af.mil | ||||||||
地図 | |||||||||
ロビンス空軍基地の位置 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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空港の一覧 |
ロビンス空軍基地(ロビンスくうぐんきち、英: Robins Air Force Base)は、ジョージア州ワーナーロビンスに位置するアメリカ空軍の基地である。アメリカ空軍の予備役部隊を統轄する予備役軍団の司令部が所在しているほか、航空機や装備品の修理・改修を行うワーナーロビンス航空兵站施設が所在している。また、敷地内に航空博物館が併設されている。
1940年代初頭、アメリカ陸軍省は航空機補給処の候補地としてジョージア州ウェルストン(現在のワーナーロビンス)を選定し、1941年から建設が開始され、1942年10月14日にワーナーロビンス陸軍航空補給処として開設された[2]。基地名はアメリカ陸軍航空軍における兵站の父である、オーガスティン・ワーナー・ロビンス将軍から名付けられた[3]。
第二次世界大戦勃発後はアメリカ陸軍航空軍が使用するあらゆる機種の支援拠点として整備、修理、補給のほか、航空要員の養成も行い[2]、第二次世界大戦後にアメリカ陸軍航空軍からアメリカ空軍が独立後、基地はロビンス空軍基地となり、1961年3月31日まで航空資材軍団の基地、同年4月1日から1992年6月30日まで空軍兵站軍団の基地として使用され、同年7月1日の空軍資材軍団創設後は同軍団の基地となった。また、1997年2月17日には空軍予備役軍団の司令部が設置されている[2]。
ロビンス空軍基地は1950年代に2回の竜巻被害を受けて以来、少なくとも7回の竜巻被害を受けている[4]。最初の竜巻被害は1953年4月30日に発生し、藤田スケールでF4の竜巻が基地を通過、死者18人、負傷者300人を出した[5][6]。わずか10か月後の1954年3月13日にはF1の竜巻が基地を通過し、死者1人、負傷者5人を出している[7]。
ロビンス空軍基地に隣接している航空博物館は1981年に開設され、約21ヘクタールの敷地に展示棟4棟、85機以上の航空機を収蔵している[8]。施設の入館料は無料で、毎年50万人近くの入館者があり、アメリカ国防総省管理の博物館の中で4番目に入館者の多い博物館となっている[9]。