![]() | |
IUPAC命名法による物質名 | |
---|---|
| |
臨床データ | |
販売名 | Juxtapid (US), Lojuxta (EU) |
ライセンス | EMA:リンク、US Daily Med:リンク |
法的規制 | |
データベースID | |
CAS番号 |
182431-12-5 ![]() 202914-84-9 |
ATCコード | C10AX12 (WHO) |
PubChem | CID: 9853053 |
IUPHAR/BPS | 7439 |
DrugBank |
DB08827 ![]() |
ChemSpider |
8028764 ![]() |
UNII |
82KUB0583F ![]() |
KEGG |
D09637 ![]() |
ChEBI |
CHEBI:72297 ![]() |
ChEMBL | CHEMBL354541 |
別名 | AEGR-733, BMS-201038 |
化学的データ | |
化学式 | |
分子量 | 693.73 g·mol−1 |
| |
ロミタピド(Lomitapide)は、家族性高コレステロール血症の治療薬として用いられる脂質降下薬である[3]。単独投与およびアトルバスタチン、エゼチミブ、フェノフィブラートとの併用での臨床試験が実施されている[4][5]。
ホモ接合型家族性高コレステロール血症(HoFH)患者におけるLDLコレステロール、総コレステロール、アポリポ蛋白B、非高密度リポ蛋白(non-HDL)コレステロールの低下を目的とした希少疾病用医薬品として、2012年12月21日に米国食品医薬品局(FDA)から承認を受けた[6]。
欧州医薬品委員会(CHMP)は2013年5月31日、全会一致で承認勧告を採択した[1]。欧州委員会は2013年7月31日、成人のHoFH患者における低脂肪食および他の脂質降下薬の補助薬(LDL吸着療法の併用、非併用双方を含む)として承認した。
2016年9月28日には日本でもHoFH治療薬として承認された[7]。
ホモ接合体家族性高コレステロール血症[8]
本剤投与により、肝機能障害が発現する[8]。
下記の患者には禁忌である[8]。
重大な副作用として、肝炎、肝機能障害(32%)、胃腸障害(90%)が知られている[8]。
第III相臨床試験において、アミノ基転移酵素値の上昇と脂肪肝が見られた[9]。
肝臓での超低比重リポタンパク質(VLDL)の会合と分泌に不可欠なミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP、MTTP)を阻害する[3][9]。