ロン・マクルーア

ロン・マクルーア
Ron McClure
ロン・マクルーア(1987年)
基本情報
出生名 Ronald Dix McClure
生誕 (1941-11-22) 1941年11月22日(82歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 コネチカット州ニューヘイブン
ジャンル ジャズジャズ・ロック
職業 ミュージシャン、作曲家、教育者
担当楽器 ダブルベースベース
活動期間 1965年 -
レーベル Bellaphon、Ken、Steeplechase
共同作業者 ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ
公式サイト www.ronmcclure.com

ロン・マクルーアRon McClure1941年11月22日 - )[1]は、アメリカジャズ・ベーシストである。

略歴

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生い立ち

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マクルーアはアメリカ合衆国コネチカット州ニューヘイブンで生まれた[1]。5歳でピアノを弾き始め、後にアコーディオン、そしてベースを演奏するようになった[1]。ジョセフ・イアドンから個人レッスンを受け、後にホール・オーヴァートンとドン・セベスキーに師事した[1]。マクルーアはハート音楽学校に通い[2]、1963年に卒業した[1]

その後の人生とキャリア

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マクルーアは1963年にバディ・リッチ・セクステットで演奏するようになった[1]。その後、メイナード・ファーガソンのビッグバンドに参加[2]し、さらに1964年にハービー・マンのバンドに参加した。それから、1965年にポール・チェンバース(ギタリストのウェス・モンゴメリーのバックで演奏)によって空席となったウィントン・ケリー・トリオのベース担当に就任した[1]

1966年から1969年まで、彼はピアニストのキース・ジャレットとドラマーのジャック・ディジョネットと共に、チャールス・ロイドの「クラシック・カルテット」のメンバーを務め[3]、1967年に『ダウン・ビート』誌によって「グループ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

1970年、ピアニストで作曲家のマイク・ノック、ドラマーのエディ・マーシャル、ヴァイオリニストのマイケル・ホワイトとともに、彼はジャズ・ロック・グループのフォース・ウェイを共同で結成した[1]。この頃、カーラ・ブレイのアルバム『エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル』に参加し、また、サックス奏者のジョー・ヘンダーソンと共に演奏している。

1974年、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズに加入し、1975年まで在籍。『ミラー・イメージ』『ニュー・シティー』『イン・コンサート』という3枚のアルバムに参加した[1]

1980年代には、サックス奏者のデイヴ・リーブマンが率いるクエストに参加。そこには、ドラマーのビリー・ハートとピアニストのリッチー・バイラークも参加していた[4]。また、ピアニストのミシェル・ペトルチアーニとのデュオ・アルバムを録音している[1]。1990年代から2000年代初頭にかけてのマクルーアの主な取り組みは、リー・コニッツと共にあり、その後、再結成されたクエストと共にあった。

彼のソロ作品には、ジョン・スコフィールドジョン・アバークロンビー、ヴィック・ジュリス、ポール・ブレイ、マイケル・エクロス、リッチー・バイラークランディ・ブレッカーが参加している。

ディスコグラフィ

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マンハッタンのミッドタウン6番街と7番街の間の151ウエスト46thストリートに立つ、ロン・マクルーア(左)、ギタリストのジョニー・アレグレ(中央)、ドラマーのビリー・ハート(右)。写真は、MCAにアルバム『Johnny Alegre 3』を録音した2009年に撮影された。

リーダー・アルバム

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  • Home Base (1982年、Ode)
  • 『コールド・ブルース』 - Cold Blues (1985年、OWL) ※with ミシェル・ペトルチアーニ
  • McJolt (1990年、SteepleChase)
  • Never Forget (1991年、SteepleChase)
  • Tonite Only (1991年、SteepleChase)
  • Yesterday's Tomorrow (1991年、European Music Productions) ※with ジョン・アバークロンビーアルド・ロマーノ
  • 『サンバースト』 - Sunburst (1992年、SteepleChase)
  • Descendants (1992年、KEP)
  • Inspiration (1992年、Ken Music)
  • Inner Account (1993年、SteepleChase)
  • Never Always (1995年、SteepleChase)
  • Concrete Canyon (1996年、SteepleChase)
  • Closer to Your Tears (1997年、SteepleChase)
  • Pink Cloud (1997年、Naxos Jazz)
  • 『ドリーム・チーム』 - Dream Team (1998年、SteepleChase)
  • Double Triangle (1999年、Naxos Jazz)
  • Age Of Peace (2003年、SteepleChase)
  • Soft Hands (2006年、SteepleChase)
  • New Moon (2009年、SteepleChase)
  • Mac Straight Ahead (2010年、American Showplace)
  • Dedication (2011年、SteepleChase)
  • Crunch Time (2012年、SteepleChase)
  • Hello Stars (2016年、Audio & Video Labs)
  • Lucky Sunday (2019年、SteepleChase)

参加アルバム

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ブラク・ベディキャン

  • Leap of Faith (2015年、SteepleChase)

カーラ・ブレイ

  • 『エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル』 - Escalator over the Hill (1971年、JCOA)

ポール・ブレイ

  • The Nearness of You (1989年、SteepleChase)

ジョージ・ケイブルス

  • Quiet Fire (1994年、SteepleChase)

スタンリー・カウエル

  • 『シエナ』 - Sienna (1989年、SteepleChase)

ドン・フリードマン

  • 『オールモスト・エヴリシング』 - Almost Everything (1995年、SteepleChase)

ジョー・ヘンダーソン

  • 『アット・ザ・ライトハウス』 - If You're Not Part of the Solution, You're Part of the Problem (1970年、Milestone)

リー・コニッツ

  • Zounds (1990年、Soul Note)
  • 『イッツ・ユー』 - It's You (1996年、SteepleChase)
  • Dig-It (1999年、SteepleChase) ※with テッド・ブラウン

デイヴ・リーブマン

  • 『ジ・オパール・ハート』 - The Opal Heart (1979年、44)
  • 『ドゥーイン・イット・アゲイン』 - Doin' It Again (1979年、Timeless)
  • 『イフ・ゼイ・オンリー・ニュー』 - If They Only Knew (1980年、Timeless)

チャールス・ロイド

  • 『ラヴ・イン』 - Love-In (1967年、Atlantic)
  • 『ジャーニー・ウィズィン』 - Journey Within (1967年、Atlantic)
  • 『イン・ソヴィエト・ユニオン』 - Charles Lloyd in the Soviet Union (1967年、Atlantic)
  • 『サウンドトラック』 - Soundtrack (1968年、Atlantic)

ポインター・シスターズ

  • 『ポインター・シスターズ』 - The Pointer Sisters (1973年、Blue Thumb)

ジュリアン・プリースター

  • 『ラヴ・ラヴ』 - Love, Love (1973年、ECM)

ジョージ・ラッセル

  • 『タイム・スパイラル』 - Live in an American Time Spiral (1983年、Soul Note)

ヤルモ・サヴォライネン

  • 『ファースト・サイト』 - First Sight (1992年、Timeless)
  • True Image (1995年、A-Records)

ジェームス・スポルディング

  • The Smile of the Snake (1997年、HighNote)

ウィントン・ケリー

  • 『フル・ヴュー』 - Full View (1967年、Milestone)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j Colin Larkin, ed (1992). The Guinness Who's Who of Jazz (First ed.). Guinness Publishing. p. 265. ISBN 0-85112-580-8 
  2. ^ a b Efman, Donald (2010年2月11日). “Ron McClure: Lookout Farms and New Moons”. All About Jazz. 2010年6月26日閲覧。
  3. ^ May, Chris (2008年8月18日). “Dream Weaver - The Charles Lloyd Anthology - The Atlantic Years 1966-1969”. All About Jazz. 2010年6月26日閲覧。
  4. ^ Kelman, John (2007年4月13日). “Redemption - Quest Live in Europe”. All About Jazz. 2010年6月26日閲覧。

外部リンク

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