「ローラ」 | ||||||||
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キンクス の シングル | ||||||||
初出アルバム『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』 | ||||||||
B面 |
Berkeley Mews Mindless Child of Motherhood | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | ロンドン、モーガン・スタジオ(1970年4月-5月) | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | パイ・レコード | |||||||
作詞・作曲 | レイ・デイヴィス | |||||||
プロデュース | レイ・デイヴィス | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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キンクス シングル 年表 | ||||||||
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「ローラ」(Lola)は、キンクスが1970年に発表した楽曲。グループの代表作の一つ。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2021年版)では386位にランクされている[3]。
作詞作曲はレイ・デイヴィス。デイヴィスはキンクスのマネージャーのロバート・ワースから聞いた話を元に曲を書いたと述べている。ワースはパリの自分の部屋でトランスジェンダーの人物(見た目は女性)と朝まで踊り明かしたときのことをデイヴィスに伝えた[4]。
ただしグループのドラマーのミック・エイヴォリーは別の説を唱えている。彼はおっかけの一人に誘われ、ドラァグクイーンのショーやトランスセクシャルのクラブに入り浸っていた。やがてデイヴィスも誘われ、店で曲の着想を得た彼はエイヴォリーが酒を飲んでいる間、詞を書いていたという[6]。
レコーディングは1970年4月に始まり5月まで続いた。5月、オーディションでメンバーに加入したばかりのキーボード・プレーヤーのジョン・ゴズリングがピアノをピアノを弾き、それに伴ってボーカルも録音された[7]。ゴズリングはグループ加入後、最初のレコーディングとなった[8]。
翌月、順調にシングルとして発表される予定だったが、歌詞に含まれる「コカコーラ」がプロダクトプレイスメントを禁止するBBCの規定に抵触することが判明。グループはアメリカのツアー中であったが、6月3日、デイヴィスは「コカコーラ」を「チェリーコーラ」に差し替えるだけのためにニューヨークから6000マイル離れたロンドンに戻り、スタジオに入った。
シングル[9]は6月12日、本国で発表された。B面はアルバム『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』のアウトテイクの「Berkeley Mews」であった[1]。なお米国盤のB面は「Mindless Child of Motherhood」が使われた。
同年11月27日発売の8枚目のアルバム『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』に収録。アルバムには「コカコーラ」と歌われるバージョンが収録された。
各国のチャートは以下のとおり。イギリス2位、アメリカ9位、カナダ2位、オーストラリア6位、ニュージーランド1位、アイルランド1位、西ドイツ2位、オランダ1位、ベルギー3位、オーストリア2位、スイス4位、南アフリカ1位。