ワールドラグビーアワード | |
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主催 | ワールドラグビー |
初回 | 2001年 |
公式サイト | ワールドラグビーアワード |
ワールドラグビーアワード(World Rugby Awards)はラグビーの国際的な運営組織であるワールドラグビーが2001年から年に一度発表している賞。ワールドラグビーのほか、国際ラグビー選手会(IRPA: International Rugby Players' Association)によるトライ・オブ・ザ・イヤーと特別功労賞もワールドラグビーアワード内の部門として発表し、授与される。
例年、11月下旬に発表する。
ワールドラグビーが定めるパネル(審査員)[1]による選考のほか、国際ラグビー選手会が選考に関わる賞が3部門ある。ファン投票が加わる賞として、「トライ・オブ・ザ・イヤー」2部門がある。
ワールドラグビー殿堂は、このアワードには含まれない。
2024年は、以下の14部門が設けられている。前年2023年まであった2つの賞(レフリー賞、バーノン・ピュー賞)がなくなり、新たにセブンズのドリームチーム・オブ・ザ・イヤー2部門(男子・女子)が新設された[2][3]。2024年現在、セブンズの賞にはHSBCホールディングスが特別協賛している[3]。
以下は、2024年の概要[4]。
8部門。審査員[1]によって選抜された候補者が数名発表され、その後、規定の投票を経て、受賞者が1名ずつ決まる賞。
賞 | 開設年 | 対象(2024年現在) | 備考 |
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ワールドラグビー男子15人制年間最優秀選手賞 | 2001年 | 1年以上、国際試合をプレーしている選手が対象。国際テストマッチの成績に基づいて評価する。クラブラグビーでのプレーは対象外。 | |
ワールドラグビー女子15人制年間最優秀選手賞 | 2001年 | ||
ワールドラグビー男子15人制年間最優秀新人賞 | 2015年 | 国際試合でのプレーが1年以内の選手が対象。国際テストマッチの成績に基づいて評価する。クラブラグビーでのプレーは対象外。 | |
ワールドラグビー女子15人制年間最優秀新人賞 | 2022年 | ||
国際ラグビー選手会男子トライ・オブ・ザ・イヤー | 2007年 | 国際テストマッチで記録されたトライを対象とする。クラブラグビーのトライは対象外。国際ラグビー選手会がノミネートした候補者から、ファン投票で決まる[5]。 | |
国際ラグビー選手会女子トライ・オブ・ザ・イヤー | 2021年 | ||
ワールドラグビー男子セブンズ年間最優秀選手賞 | 2004年 | HSBC SVNS 2024および2024年パリオリンピックに参加したセブンズ選手全員が対象。 | |
ワールドラグビー女子セブンズ年間最優秀選手賞 | 2013年 |
6部門。上記の受賞者と共に、審査員[1]によって決定した受賞者が発表される。
賞 | 開設年 | 対象(2024年現在) | 備考 |
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ワールドラグビー年間最優秀コーチ賞 | 2001年 | 男子、女子、7人制および15人制のすべての国際チームのコーチが対象。 | |
国際ラグビー選手会特別功労賞 | 2007年 | フィールド内外でプロの試合に多大な貢献をした選手に、他の選手から贈られる形式の賞。国際ラグビー選手会が選出する。 | |
ワールドラグビー男子15人制・ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー | 2021年 | 国際テストマッチに出場した選手が対象。国際テストマッチの成績に基づいて評価される、クラブラグビーでのプレーは対象外。 | |
ワールドラグビー女子15人制・ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー | 2021年 | ||
ワールドラグビー男子セブンズ・ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー | 2024年 | HSBC SVNS 2024および2024年パリオリンピックに参加したセブンズ選手全員が対象。 | |
ワールドラグビー女子セブンズ・ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー | 2024年 |
ノート: いくつかの賞は国際ラグビーフットボール評議会(IRB)がワールドラグビーに名称変更する11月19日以前に発表された。