ヴァレンシア Valensia | |
---|---|
出生名 |
アルダス・バイロン・ヴァレンシア・クラークソン Aldous Byron Valensia Clarkson |
別名 | Valensia Clarkson |
生誕 | 1971年4月13日(53歳) |
出身地 | オランダ デン・ハーグ |
ジャンル | ニューエイジ、ハードロック、シンフォニック・ロック、プログレッシブ・ロック |
職業 | ミュージシャン、作曲家 |
担当楽器 | ボーカル、ギター、ベース、キーボード |
活動期間 | 1993年 - |
レーベル |
マーキュリー・レコード アヴァロン・レーベル |
共同作業者 |
V メタル・マジェスティー |
公式サイト |
www |
著名使用楽器 | |
Valensia Unicorn |
ヴァレンシア(Valensia、1971年4月13日 - )は、オランダ、ハーグ出身のマルチプレイヤーとして知られるミュージシャンである。
「Valensia」は「b」と「v」の発音を区別しないスペイン語由来の言葉であるため、日本語では通常「バレンシア」と記述する。しかし、当該人物は発表された全ての音楽アルバム(後述)の日本国内盤の帯及びライナーノーツで「ヴァレンシア」と表記されているので、本項ではこちらを使用している。
インドネシア人の父親とオランダ人の母親の間に生まれる(2人兄弟の兄である)。4歳から5歳よりピアノを独学で弾き始め、スペインで幼少期を過ごしていた時(9歳)、スペインの音楽関係者からレコード・リリースのオファーがあったが、両親の反対で実現しなかった。
その後、オランダに戻り、16歳で4トラックのカセットテープ・レコーダーを手に入れて、デモ・テープの作成を始める。録音した作品を音楽関係者に送ったところ、ジョン・ソンネヴェルド[1]から連絡があり、1992年末、オランダのフォノグラム (マーキュリー・レーベル)と契約、1993年にデビュー・シングル「ガイア (Gaia)」をリリースする。翌年には日本でもFM放送を中心にヒットし、同曲が収録された同名のデビュー・アルバムは10万枚以上を売り上げた[2]。
その後も定期的にアルバムを発表、1999年及び2002年には、同じオランダのミュージシャンであるロビー・ヴァレンタイン[3]とのプロジェクト「V」名義でアルバムをリリースした。さらに2003年にはクイーンの作品を自ら演奏・録音したアルバム『クイーン・トリビュート』を発表している。
ヴァレンシアは、自身のアルバムのライナーノーツ及び作品解説の多くをみずから執筆しており、影響を受けたミュージシャンや自身の作品の分析も包み隠さず書いている。ファースト・アルバムの時点でビートルズのサイケデリック時代、ケイト・ブッシュ、クイーンに影響を受けたと書いているが、中でもクイーンの影響は顕著で、デビュー10年目の2003年にアルバム『クイーン・トリビュート』をリリースし、クイーンの曲を12曲録音している。