ヴィクトリア・タワー | |
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情報 | |
階数 | 12階 |
高さ | 98.50メートル (323 ft) |
竣工 | 1860年 |
所在地 | イギリス・ロンドン |
ヴィクトリア・タワー(英語 : Victoria Tower )とは、イギリスのロンドンに位置するウェストミンスター宮殿付属の塔のことである。同宮殿に付属するエリザベス・タワー (96.3 m)よりも高く、同宮殿の建物の中で最大のものでもある[1]。
元々ウェストミンスター宮殿には、同塔にあたる建築物は存在していなかったが、1834年の大火で宮殿の大半が焼失したため、その再建工事の一環として建設された。設計はディテールをオーガスタス・ピュージンが、立面計画などはチャールズ・バリーが担当した。 1843年に時の英国女王ヴィクトリアにより礎石が置かれ、1860年に完成。当初はキング・タワー (The Kings Tower)の名称が付けられていたが、1897年頃に現在の名に変更されている。