ヴィクトリーナ姫路

ヴィクトリーナ姫路
原語表記 ヴィクトリーナ姫路
ホームタウン 兵庫県姫路市
クラブカラー   ピンク
創設年 2016年
所属リーグ SV.LEAGUE
チーム所在地 兵庫県姫路市
体育館所在地 姫路市立中央体育館
代表者 中野泰三郎[1]
上原光徳[1]
監督 アヴィタル・セリンジャー
ホームページ 公式ウェブサイト
株式会社姫路ヴィクトリーナ
Himeji Victorina Co., LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
670-0902
兵庫県姫路市白銀町86番地
白鷺白銀町ビル2階[1]
設立 2016年3月14日[1]
業種 サービス業
法人番号 4140001101399
事業内容 プロバレーボールチームの運営
アスリートのマネジメント[1]
代表者 代表取締役会長 中野泰三郎[1]
資本金 11,170万円
(2017年12月末 準備金含む)[1]
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ヴィクトリーナ姫路(ヴィクトリーナひめじ、: Victorina Himeji)は、日本のプロバレーボールチーム。ホームタウンは兵庫県姫路市。2024-25シーズンはSV.LEAGUE所属。

チーム名は「Victory(勝利)」を女性らしく変化させた造語で、常に勝利を目指す女性たちの姿に由来している[2]

概要

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  • 2016年3月14日 - 運営会社「株式会社姫路ヴィクトリーナ」設立[3][4]
  • 2016年6月7日 - 女子バレーボールクラブチーム「ヴィクトリーナ姫路」と女子バレーボールのトップアスリートで結成したユニット「ヴィクトリーナドリームス」発足[5][6][7][8][9]
  • 2016年7月10日 - チーム初の対外試合・初の公式戦となる天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の兵庫県ラウンドに出場[10][11][12][8]
  • 2017年4月10日 - 世界文化遺産姫路城にてトップチームの本格始動を発表[4][13][14]
  • 2017年8月1日 - 運営会社の経営難・事業停止等によりVリーグ機構から退社勧告を受け、チャレンジリーグから脱退した仙台ベルフィーユからチームを譲渡され、V・チャレンジリーグIへ参戦が決定[15][16][17][18]
  • 2017年8月10日 - Vリーグ機構より、仙台Bからのチーム譲渡は無効と判断。それに伴い、V・チャレンジリーグ参入は取り消し[19][20][18]
  • 2017年11月20日 - 姫路の下部組織となる育成チーム「マックスバリュ・ヴィクトリーナ」発足[21][22]
  • 2018年3月24日 - 2018/19シーズンからV.LEAGUE・V2リーグへの参戦が決定。
  • 2019年3月17日 - V2リーグ2018/19シーズンで優勝し、翌シーズンからのV1リーグへの参戦が決定。
  • 2023年4月9日 - V・チャレンジマッチでプレステージ・インターナショナルアランマーレに敗退し(2戦2敗)、翌シーズンからV2リーグへ降格。
  • 2024年3月10日 - V2リーグ2023/24シーズンでチーム初のリーグ戦全勝(18戦18勝)を達成し、レギュラーラウンド1位でファイナルへ進出。
  • 2024年3月24日 - V2リーグファイナルでルートインホテルズブリリアントアリーズに3-0で勝利し、5シーズンぶり2回目のV2リーグ制覇を19戦全勝の完全優勝で達成[23]
  • 2024年4月17日 - 2024/25シーズンからSV.LEAGUEへの参戦が決定[24]
  • 2024年12月21日 - 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド女子決勝でSAGA久光スプリングスに3-2で勝利し、同大会初優勝。チーム創設9年目で初の国内主要タイトルを獲得[25][26][27][28][29]

歴史

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チーム設立

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2016年3月14日、日本初の親会社を持たない独立採算型プロバレーボールチームとして運営会社「株式会社姫路ヴィクトリーナ」を設立し、日本バレーボール協会(以下、「JVA」と表記)に登録[注 1][3][4][8] [30] [31]。初代社長には橋本明が就任した[32]

同年6月7日に女子バレーボールクラブチーム「ヴィクトリーナ姫路」と五輪出場経験のあるバレーボール元全日本代表メンバーで結成された「ヴィクトリーナドリームス」を発足させ、全日本代表の主将を務めた竹下佳江が監督に就任[5][6][7][8][9]。同年7月7日に河合由貴片下恭子筒井視穂子とプロ契約を結び[注 2]、所属選手3名という状況でチームが始動した[33][8]

2016/17シーズンは、筒井が初代主将に就任。同年7月10日、前述の3選手に元全日本代表の平井香菜子[注 3]姫路獨協大学の選手を中心とした育成選手を加えた12名でチーム初の対外試合・初の公式戦となる天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の兵庫県ラウンドに臨んだが、1回戦で武庫川女子大学Bに0-2で敗れて初戦敗退となった[10][11][12] [8]

同年11月28日、姫路市出身で元全日本女子代表監督の眞鍋政義ゼネラルマネージャーに就任[4][34][35]

チーム設立当初は、2017/18シーズンのチャレンジリーグIIへの参入を目指して日本バレーボールリーグ機構(以下、「JVL」と表記)への準加盟登録準備をしていたが[6][7]、2016年12月に全国大会出場実績がないことから、JVL準加盟登録を見送られた。前述の正式決定よりも前に、眞鍋GMが就任会見の席にて、同年9月にJVLから発表された、新リーグの「スーパーリーグ」参入に方向転換することを表明した[34]

2017年4月10日、世界文化遺産姫路城にてトップチームの本格始動を発表[4][13][14]。競技生活を離れていた高木理江(前所属:JTマーヴェラス)と浅津ゆうこ(前所属:久光製薬スプリングス)が姫路からのオファーを受けて現役に復帰するなど、Vリーグ経験者を積極的に獲得してチーム力の強化を図り、本格始動発表時の所属選手は10名となった[13][14][36]

同年5月2日~5月8日、鹿児島県薩摩川内市の薩摩川内市総合運動公園総合体育館(サンアリーナせんだい)にて初の合宿を実施した[37]。2018年以降も毎年同体育館にて合宿を行っている[38]

チーム譲渡問題

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2017年7月31日、2016/17シーズンまでV・チャレンジリーグIに在籍していて、運営会社の経営難・事業停止等によりJVLから退社勧告を受け、リーグから脱退した仙台ベルフィーユ(以下、「仙台B」と表記)からチームが譲渡されると報道があった。それ以前の7月24日、姫路と仙台Bの間で合意。7月29日のJVL理事会において審議が行われ、仙台Bから選手の大半が移籍することを理由に譲渡を承認。8月1日、JVLが正式に発表した。これにより、2017/18シーズンから仙台Bに代わり、V・チャレンジリーグIに参戦することが決定した[15][16][17][18]

しかし、JVLが再調査の結果、姫路が仙台Bから受け入れる選手の数がJVLの定める譲渡の基準を下回っていることが判明。これにより、8月9日の理事会でチーム譲渡の要件を満たしていないため、チーム譲渡は無効、参入は取り消しとなった。そのため、2017/18シーズンからのチャレンジリーグI入りは幻に終わった[39][20][18]。以上の決定を受け、8月17日に姫路商工会議所にて、橋本社長と眞鍋GMがチーム譲渡無効に関する記者会見を行った(会見内容については出典を参照)[40][41][18]

今回の措置に関して、Vリーグの他チームから「譲渡の基準を満たさないのではないか」との意見が出て、JVLの嶋岡健治会長は8月24日に記者会見を開き、「チーム譲渡に関する規定が整備されていなかった」と説明した[42][18]

2016年6月15日現在のJVL規約には、次のように定められていた。

第3章 Vリーグ機構のチーム - 第16条(チームの譲渡)
チーム事由による退社で、一定の基準を満たし、理事会が承認した場合、チームを譲渡することが出来る。
— 日本バレーボールリーグ機構、Vリーグ規約[2]

一方の仙台Bは、当時所属していた選手・スタッフが中心となり、2018年8月7日、同じく宮城県仙台市を本拠地とする女子バレーボールクラブチーム・リガーレ仙台を設立した[43][44]

Vリーグ参戦

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2017/18シーズンは、河合が2代目主将に就任[45][46][47] 。廃部となった仙台Bから高橋咲妃恵逆瀬川由衣[注 4]濱邊優愛が移籍[41][48]。2018年度内定選手として、大元朱菜菅原未来中本葉月溝口由利香(以上、2017年12月1日付)[49][50]吉岡可奈(2018年3月9日付)[51]の5名が入団。

2018年3月、初参戦となった第8回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会において優勝を果たす[52]。同月Vリーグ機構のS3ライセンスを取得し2018/19シーズンからV.LEAGUEの参戦が決定した。女子大会はV3リーグが当面開催されないため、V2リーグへの参戦となった[53]。後にS1ライセンスを取得し、V2リーグの成績次第でV1リーグに昇格できることとなった[54]

当シーズンをもって、わずか半年の在籍となった濱邊を含む選手4名が退団した(「在籍していた選手」を参照)。

V1リーグ昇格

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Vリーグ参戦初年度となった2018/19シーズンは、金杉由香がJTから移籍[55][56]、新外国人選手としてスエリ・オリベイラが加入[57]。2019年度内定選手として、櫻井美樹貞包里穂田中咲希長野有紗堀込奈央脇田美怜の6名が入団(2018年12月10日付)[58]

レギュラーラウンドを17勝1敗で1位通過、ファイナル6を5勝1敗の成績でV2リーグ優勝を果たした。当時V1リーグは1チーム不足していたため入替戦が免除され、チーム結成3年目、Vリーグ参戦1年目でV1リーグ昇格の快挙を達成。エースとして活躍した浅津がV2リーグ最高殊勲選手賞、新人ながら主力メンバーとして活躍した吉岡がV2リーグ最優秀新人賞に選出された。

シーズン終了後にチーム結成時からのメンバーであった筒井と河合が現役を引退、スエリが退団した。

2019年5月31日付で、眞鍋GMが取締役球団オーナーに昇格。安保澄が2代目GMに就任した[59][60]

昇格後

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V1リーグ初年度の2019/20シーズンは、河合の引退に伴い、高橋が3代目主将に就任。高木が選手兼任コーチとなった。V2優勝とV1昇格に大きく貢献した高木と浅津が控えに回り、スエリに代わる新外国人選手としてイブナ・マラが加入、2年目の吉岡や新人の貞包里穂長野有紗堀込奈央らを積極的にスタメンで起用した。前シーズンから大幅に主力メンバーを入れ替え、1年目~2年目や内定選手主体のメンバーで望んだが、高橋や櫻井美樹が故障で離脱し、チームは経験不足を露呈して苦戦を強いられ、プレミアカンファレンスでは3勝18敗の成績で6チーム中最下位に終わり、チャレンジ4に回ることになった。チャレンジ4でも3戦全敗となり、12チーム中最下位でシーズンを終えたため、2020年2月22日、23日にV・チャレンジマッチで、群馬銀行グリーンウイングス(V2優勝)と入替戦を戦うこととなった[61][62]。V・チャレンジマッチでは、大卒内定選手の松本愛希穂佐々木千紘をスタメンに抜擢し、選手登録したばかりの高卒内定選手・清田萌も控えセッターに登録して二枚替えで投入[63][64]。結果的に2試合ともストレートで勝ちV1残留を果たした[65]

2020年7月3日、NECレッドロケッツからアウトサイドヒッターの荒谷栞が移籍入団[66]

2020年9月2日、兵庫県姫路市の「ホテルモントレ姫路」で「2020-21シーズン公式会見」が開かれた。会見は2部構成で行われ、1部には竹下佳江前監督、中谷宏大新監督、貞包里穂キャプテンが出席。チームの創設から昨季まで監督をつとめた竹下は監督を後進に託し、球団副社長という立場からチームを支えると話した[67][68][69][70]。中谷新監督からチームの新たなスローガン「No Limit,Go Upward」が発表。今シーズンへの決意を表明した。2部には眞鍋政義球団オーナー、橋本明球団社長、吉岡可奈長野有紗らも出席し、今シーズンから一部試合(22試合中4試合)で限定的に着用されるスコートタイプの新ユニフォームが披露された。本デザインの採用はVリーグ初となる試み。

2021年2月2日、アウトサイドヒッターの渡邉かや日本大学)、金田莉実東海大学)ら2名の入団内定が発表された[71]

2021年3月8日、リベロの溝口由利香の退団が発表された[72]

2021年5月14日、所属選手1名が新型コロナウィルスに感染していたことが発表された。感染の判明は同月8日。当該選手は当時兵庫県外に滞在中であったため濃厚接触者にあたるチーム関係者はいなかったが、チームは念のため関係者全員にPCR検査を実施。その結果全員が陰性であったため、8日から全面的に休止されていたチーム活動が14日に再開された[73][74]

2021年5月26日、チーム専属のチアリーダーチーム「C-ups(シーアップス)」の設立が発表された。C-upsは来季開幕の本格始動を目指し、同月30日まで第1期生を募集。また、そのチアリーダーチームを運営する会社がプロデュースするスポーツカフェ「C-ups Cafe&Sports Bar」が「テラッソ姫路」内でのオープンを予定していることも明らかになった。このバーでは過去に収録されたヴィクトリーナ姫路の試合のほか、TV中継される国際大会の映像なども流される予定。カフェの壁にはヴィクトリーナ姫路のチームロゴが大きくあしらわれる[75][76]

2021年6月8日、2021-22シーズンの新体制が発表。監督・キャプテンには引き続き中谷宏大・貞包里穂が、副キャプテンには櫻井美樹荒谷栞らが就任。チームスローガンも「Break」に改められた[77]。また、新体制を報告するため先の4名が姫路市役所を訪問し、市長と会談を行った[78]

2021年6月30日、姫路城大手前公園で二代目チームバスの譲渡式典が行われた。新たなチームバスは神姫バス株式会社から無償譲渡される。初代チームバスも同社から2017年10月に提供されたもので、これまでチームが日本全国へ遠征する際に使用されていたが、チームの規模拡大(選手・スタッフの増員)に対応できなくなってしまったため、新たなチームバスを譲り受ける運びとなった。バスのデザインは選手・ファンによる投票で決定。これと同時に、神姫バス株式会社はマーケティングパートナーから公式スポンサーになった[79]

2021年7月15日、リオ五輪にオランダ代表として出場したセレステ・プラク(アウトサイドヒッター)の入団が発表された[80][81]

2021年7月28〜31日、選手・スタッフが姫路市内の中学校でバレーボール部を指導する「夏の部活動指導週間2021」を実施。加西市で中学生の指導を、親和中学校・親和女子高等学校で小・中学生の指導を行った。昨年は新型コロナウィルスの流行により開催が見送られていたため2年ぶりの開催となった。練習メニューは選手が考案し、実技を交えつつ児童・生徒にアドバイスを送った[82]

2021-22シーズン、V1女子で11位となり、V・チャレンジマッチのV1・V2入替戦に出場となった[83]。V1・V2入替戦では群馬銀行グリーンウイングスに連勝しV1残留を果たした。同シーズンをもって、中谷宏大が監督を退任した[84]

2022年6月2日、合宿先として馴染みのある薩摩川内市鹿児島県)との連携協定を締結した[85][86]。それにより薩摩川内市でもホームゲームが開催されることとなった(2022-23シーズンは2023年1月14日-15日に開催[87])。

2022-23シーズン、ゼネラルマネージャーの安保澄が監督に就任した[88]V1女子では、荒谷栞貞包里穂が怪我からのリハビリで出場できず、前シーズンに多くの試合に出場した渡邉かや長野有紗も試合に出場できないなど、コンディション不良の選手が相次いだ[89][90]。なかなか勝ち星を挙げれず5勝止まりで最下位の12位に低迷し、前シーズンに続きV・チャレンジマッチのV1・V2入替戦に出場となった[91]。V1・V2入替戦の前に安保澄が監督退任となり、コーチの高橋駿が監督代行を務める事になった[92]。そして、V1・V2入替戦に臨むが、監督交代の効果は出ず、プレステージ・インターナショナルアランマーレに連敗し、V2降格となった[93][94]

降格について謝罪会見を行うと各メディアに通知し、4月14日、橋本明社長が記者会見で謝罪を行った。リーグの終盤にチーム内の不和が強く感じられたため、入替戦前に監督交代とすることになったと釈明。勝てる可能性を感じていた中でまとまり切れずシーズンを通して迷走が続いていたと振り返った[95][96]。また、2022年までオランダ女子代表監督を務めたアヴィタル・セリンジャーを新監督に迎えることと自身が社長を辞任することも同会見で明かした[97]。橋本は5月31日をもって社長を退任する[98]。また、5月上旬開催の第71回黒鷲旗全日本男女選抜大会は元監督の中谷宏大が監督を務めることとなった[99]

2023年6月1日、橋本前社長の後任として、同日付でB.LEAGUE大阪エヴェッサ西宮ストークスの代表取締役を務めた上原光徳の新社長就任を発表した。上原新社長は2021年10月に姫路に入社し、経営戦略アドバイザーと取締役副社長を歴任していた[100][101]

成績

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主な成績

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V.LEAGUE DIVISION1
  • 優勝 なし(最高成績:10位[2020年度])
V.LEAGUE DIVISION2
  • 優勝 2回 - 2018年度、2023年度
天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会
  • 優勝 1回 - 2024年度
全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会
  • 優勝 1回 - 2017年度
近畿6人制バレーボール総合男子・女子選手権大会
  • 優勝 2回 - 第64回(2022年度)、第65回(2023年度)

年度別成績

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V.LEAGUE

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所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン 備考
カンファレンス 順位 チーム数 試合 試合
DIVISION2 2018-19 1位 10チーム - 1位 10チーム 18 17 1 5 4 1
DIVISION1 2019-20 12位 12チーム プレミア 6位 6チーム 21 3 18 3 0 3
2020-21 10位 12チーム (1リーグ制) 12位[注 5] 12チーム 21[注 6] 4 17 2 1 1
2021-22 11位 12チーム (1リーグ制) 11位 12チーム 33 8 25 -
2022-23 12位 12チーム (1リーグ制) 12位 12チーム 33 5 28 -
DIVISION2 2023-24 1位 10チーム - 1位 10チーム 18 18 0 1 1 0

SV.LEAGUE

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年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン 備考
順位 チーム数 試合 試合
2024-25 14チーム 14チーム 44

選手・スタッフ(2024-25)

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選手

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背番号 名前 シャツネーム 生年月日(年齢) 身長 国籍 Pos 在籍年 前所属 備考
2 櫻井美樹 SAKURAI (1996-05-01) 1996年5月1日(28歳) 170 日本の旗 日本 S 2019年- 日本体育大学
3 田中咲希 TANAKA (1996-09-21) 1996年9月21日(28歳) 170 日本の旗 日本 OH[注 7] 2019年- 中京大学
4 佐々木千紘 SASAKI (1997-11-17) 1997年11月17日(27歳) 175 日本の旗 日本 MB 2020年- 東京女子体育大学
5 柴田真果 SHIBATA (1994-06-07) 1994年6月7日(30歳) 171 日本の旗 日本 S 2023年- フランスの旗 ヴァンドゥーヴル・ナンシー キャプテン
6 森田茉莉 MARI (1997-09-18) 1997年9月18日(27歳) 160 日本の旗 日本 L 2023年- PFU 背番号変更
7 ミンニャ・オスマジック OSMAJIC (2003-02-12) 2003年2月12日(21歳) 192 セルビアの旗 セルビア MB 2024年- セルビアの旗 Jedinstvo Stara Pazova 新加入[102]
8 松本愛希穂 AKIHO (1997-06-29) 1997年6月29日(27歳) 170 日本の旗 日本 OH 2020年- 東海大学
9 渡邉かや KAYA (1998-06-09) 1998年6月9日(26歳) 171 日本の旗 日本 OH 2021年- 日本大学
10 井上愛里沙 ARISA (1995-05-08) 1995年5月8日(29歳) 178 日本の旗 日本 OH 2023年- フランスの旗 サン=ラファエル
11 宮部藍梨 AIRI (1998-07-29) 1998年7月29日(26歳) 181 日本の旗 日本 MB/OH[注 8] 2022年- ミネソタ大学
12 森木かれん KAREN (1999-09-11) 1999年9月11日(25歳) 178 日本の旗 日本 S 2024年- 浜松 期限付き移籍で加入[103][104][注 9]
13 伊藤麻緒 ITO (2000-06-23) 2000年6月23日(24歳) 178 日本の旗 日本 MB 2023年- 東海大学 背番号変更
14 足立溜奈 ADACHI (2000-11-03) 2000年11月3日(24歳) 176 日本の旗 日本 MB[注 10] 2023年- 東京女子体育大学 背番号変更
15 野津亜珠佳 NOZU (2000-05-11) 2000年5月11日(24歳) 171 日本の旗 日本 OH 2023年- 筑波大学 背番号変更
16 吉田眞奈 YOSHIDA (2001-02-01) 2001年2月1日(23歳) 166 日本の旗 日本 L 2023年- 千里金蘭大学 背番号変更
18 アナ・ルイーザ・フヂゲル ANA RUDIGER (2003-01-02) 2003年1月2日(21歳) 186 ブラジルの旗 ブラジル OH[注 11] 2024年- ブラジルの旗 Barueri VC U21 新加入[102][注 12]
19 チャッチュオン・モクシー MOKSRI (1999-11-06) 1999年11月6日(25歳) 181 タイ王国の旗 タイ OH 2023年- トルコの旗 Sarıyer Belediyesiトルコ語
出典:新体制発表[105] チーム公式サイト[106] SVリーグ公式サイト[107]
更新:2024年11月28日

堤亜里菜については、当シーズンは特別指定選手登録を見送ることになった[108]

期限付き移籍

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名前 生年月日(年齢) 身長 国籍 Pos レンタル先 備考
荒谷栞 (1998-09-22) 1998年9月22日(26歳) 173 日本の旗 日本 MB 浜松 契約期間は2024年8月1日-2025年5月31日[109]

スタッフ

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役職 名前 備考
エグゼクティブアドバイザー 竹下佳江
監督 アヴィタル・セリンジャー
ゼネラルマネージャー 関口博之
コーチ 長江祥司
コーチ 高橋駿
コーチ 伏見大和
コーチ 貞包里穂 新任[110][注 13]
S&Cコーチ 清水理咲
メディカルトレーナー 大道幸佳
メディカルトレーナー 上村宗男
マネージャー 長野円香 役職変更[注 14]
マネージャー 山口夏海
通訳兼マネージャー 阿部美奈子
アナリスト 倉茂涼
チームドクター 前野耕一郎 前野整形外科院長
管理栄養士 黒川静花 新任、株式会社スギ薬局所属
出典:チーム公式サイト[106] SVリーグ公式サイト[107]
更新:2024年11月28日

在籍していた選手

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2017年度退団

2018年度退団[114]

※以上、2018年度シーズン限りで引退。

2019年度退団

※以上、2019年度シーズン限りで引退。

2020年度退団

2021年度退団

※以上、2021年度シーズン限りで引退。

2022年度退団[135][136][137][138]

※以上、2022年度シーズン限りで引退。

2023年度退団[148]

※以上、2023年度シーズン限りで引退。

ヴィクトリーナ アーリーチャレンジ制度

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V1リーグ初年度となった2019/20シーズンより、『ヴィクトリーナ アーリーチャレンジ制度』という有望学生奨励制度を設立。適用された学生は、学生生活に支障が出ない程度に姫路のトレーニングや試合に参加する[149]

適用選手第1号は川野綾子(セッター、当時・東京女子体育大1年)で、2019年11月16日の久光製薬スプリングス戦(ウインク体育館)にて公式戦初出場。2020年1月11日~1月13日のチャレンジ4までチームに帯同した(2020年3月31日付で選手登録抹消)。

ヴィアーレ兵庫

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マックスバリュ・ヴィクトリーナの名称で2017年11月発足、2018年4月始動[150]。マックスバリュ時代はヴィクトリーナ姫路の育成チーム(下部組織)として活動し、チーム自体のV.LEAGUE参入も目指していた。2019年にチーム名をマックスバリュ姫路ヴィアーレに変更したが、2020年にマックスバリュ・ヴィクトリーナに戻した。

マックスバリュ西日本株式会社が創設したアスリート社員制度を利用したもの[150]で、所属選手はマックスバリュ西日本株式会社の正社員として雇用され勤務する一方、一般社団法人ヴィクトリーナ・エリートアカデミー強化育成指定選手としてトレーニングに打ち込み、ヴィクトリーナ姫路とのプロ契約を目指す。契約期間は最長で3年間[151]

2019年10月、当時所属選手だった兒島晴香安田睦実がチーム発足から初めてヴィクトリーナ姫路に昇格入団することが発表された(両選手は2019/20の1シーズントップチームに所属し、シーズン終了後に引退)[152]

2020年10月6日、当時所属選手だった福井愛加神戸親和女子大学卒)がヴィクトリーナ姫路に昇格入団することが明らかになり、当日選手登録された(登録有効日は2020年10月16日)。

2021年4月5日、同月1日に新入団選手として田部咲来鹿屋体育大学卒)、坊野明里金蘭会高等学校卒)、縣優理子岐阜第一高等学校卒)ら3名が迎えられたことが発表された[153]

2021年10月4日、当時所属選手だった坊野がヴィクトリーナ姫路に昇格入団することが明らかになり、当日選手登録された(登録有効日は2021年10月14日)。

2023年4月、チームは独立し、チーム名も「ヴィアーレ兵庫」に変更した。運営会社は「ヴィアーレ兵庫株式会社」。活動拠点を兵庫県全体に広げ、競技の普及活動にも力を入れる。アスリート社員制度の意志はそのまま引き継がれる。100人まで選手登録が可能な県内最大規模のクラブチームとして将来的なVリーグ入りを目指す[154][155]

2023年6月28日、2022/23シーズンをもってヴィクトリーナ姫路を退団した大元朱菜吉岡可奈が移籍加入することを発表した。大元は選手会長、吉岡は広報部長を兼任する。併せて、新たに「地域貢献型アスリート社員制度」を創設、「兼業プロ(働きながら行うプロ活動)」の運用を目標に地元大手企業の支援のもとスタートすることを発表した(Vリーグ経験等実績のある選手が対象)。前述の適用選手として、大元は株式会社姫路生花卸売市場、吉岡は株式会社ノバックと所属契約を締結した。代表取締役社長には2023年5月31日付でヴィクトリーナ姫路の代表取締役社長を退任した橋本明が就任した[139]

ヴィクトリーナドリームス

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姫路ヴィクトリーナが運営し、元全日本女子バレーボールチーム代表・主将 竹下佳江氏を中心として2016年に発足したユニットで、バレーボールで夢を追いかける女子中学生を応援するためにメンバーがアイデアや意見を出し合い、新しい企画やイベントを生み出すことを目的に結成された。主な活動実績として全国で開かれる『森永乳業杯 ツアー オブ バレーボール』があり、発足した2016年から毎年開催されている。

メンバー

オフィシャルスポンサー

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現在のオフィシャルスポンサー

太字はトップスポンサー

脚注

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注釈

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  1. ^ プロバレーボールチームとしては、ダイエーからクラブチーム化したオレンジアタッカーズ(2000年5月をもって廃部)と、新日鉄からクラブチーム化した堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)が先に発足していた。ただし、監督、全コーチ、全選手とプロ契約を結ぶケースは日本初のため、姫路を「日本初のプロバレーボールチーム」と扱っているメディアも多数みられる。オレンジアタッカーズはダイエーの子会社が、ブレイザーズも同様に新日鉄(現・日本製鉄)の子会社が運営母体となったため、独立採算型のプロバレーボールチームは姫路が日本初である。姫路と同様の運営方式は岡山シーガルズKUROBEアクアフェアリーズリガーレ仙台ブレス浜松などでも採用されているが、いずれもプロチームではない。
  2. ^ 3選手ともに現役を退いていたが、姫路からのオファーを受けて現役復帰を決断した。
  3. ^ 当該試合限定で現役に復帰。
  4. ^ マネージャーから選手に復帰。
  5. ^ コロナ禍の影響で中止試合が発生し、全日程を消化出来なかったため、本来のポイント制ではなく勝率で順位を決定。
  6. ^ 2021年2月7日に行われる予定だったPFUブルーキャッツ戦が中止となり、日程の都合上代替試合の開催が不可能となったため、1試合未消化でレギュラーラウンド終了となった。
  7. ^ ポジションはオポジットだが、姫路ではオポジット表記を採用していないため、ポジション登録に準じてアウトサイドヒッター表記としている。
  8. ^ 入団時のポジションはアウトサイドヒッターだったが、入団1年目の2022/23シーズンからミドルブロッカーとしても起用され、2023/24シーズンからはミドルブロッカーとアウトサイドヒッターの二重ポジション登録とした上で、ミドルブロッカーにポジション変更している。
  9. ^ プレシーズンマッチ及び天皇杯・皇后杯全日本選手権大会予選では暫定で背番号15を着用。
  10. ^ 入団時のポジションはミドルブロッカーだったが、入団1年目の2023/24シーズンからオポジットで起用されている。ただし、ポジション登録は変更していない。
  11. ^ ポジションはオポジットだが、姫路ではオポジット表記を採用していないため、ポジション登録に準じてアウトサイドヒッター表記としている。
  12. ^ プレシーズンマッチ及び天皇杯・皇后杯全日本選手権大会予選では暫定で背番号12を着用。
  13. ^ 2023/24シーズンをもって現役を引退し、トップチームコーチに転身。
  14. ^ メディカルトレーナーから役職変更。
  15. ^ 2021年度シーズン途中で退団。

出典記事

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関連項目

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外部リンク

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