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![]() 2023年スケートカナダでの三浦佳生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕 |
2005年6月8日(19歳) 日本・東京都 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 168センチメートル | ||||||||||||||||||||||||||||||||
出身校 | 目黒日本大学高等学校 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
所属事務所 | アスパイアーズ・マネージング&ディベロップメント | ||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
代表国 |
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||
カテゴリー | 男子シングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||
コーチ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
練習拠点 | 神奈川県横浜市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
開始 | 2009年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
最高ランク | 5位(2023–24シーズン) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||||||||||||||
+5/-5 GOEシステム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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三浦 佳生(みうら かお、英語: Kao Miura、2005年6月8日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(男子シングル)。東京都出身。目黒日本大学高等学校卒業。明治大学政治経済学部在学中。主な競技成績は、2023年四大陸選手権優勝、2022年四大陸選手権銅メダル、2023年エスポーグランプリ優勝、2023年世界ジュニア選手権優勝、2021年全日本ジュニア選手権優勝など。
大田区立馬込東中学校、目黒日本大学高等学校卒業。
同世代のライバルである鍵山優真と佐藤駿と仲が良く、インタビューでは「仲間」だと語っている[1]。
憧れの選手は羽生結弦。小3から中1までは羽生を指導した都築章一郎に師事した[2]。
幼少期はスケート以外に体操・水泳・ピアノも習っていたという[2]。フィギュア以外のスポーツでは野球好きであることを明らかにしており、野球選手のトレーディングカード集めを趣味とし、またバッティングセンターで打つことも好きだという[3]。
2017–2018シーズン、全日本ノービス選手権Aクラスにて優勝。2017年NHK杯のエキシビションに開催国の招待選手として参加した。
2018–19シーズン、東日本ジュニア選手権で4回転トウループを初成功させた[4]。
2019–20シーズン、初参戦となるジュニアグランプリシリーズのリガ杯に出場、フリースケーティングで4回転トウループを初成功させ、総合7位となった。2020年2月の全国中学校スケート大会では初優勝を飾った[5]。
2020–21シーズン、新型コロナウイルス流行の影響で、ジュニアグランプリシリーズは中止となった[6]。11月の全日本ジュニア選手権では2位[7]。シニアの国際大会である2020年NHK杯に最年少の15歳で出場し、フリースケーティングで4回転サルコウを成功させ6位となった[8]。初出場の全日本選手権では、ショートプログラム13位からフリースケーティングで3本の4回転ジャンプを成功させ、総合7位に入った[9]。1月の冬季国体ジュニア部門では4位[10]。
2021–22シーズン、NHK杯に出場、フリースケーティング・合計で自己ベストを更新し8位となる[11]。翌週の全日本ジュニア選手権ではショートプログラム8位から逆転で初優勝を果たした[12]。全日本選手権では北京オリンピック代表の羽生結弦・宇野昌磨・鍵山優真に次ぐ4位に入り[13]、シニアの四大陸選手権代表に選出された。四大陸選手権では自己ベストを更新し3位、シニアの主要国際大会初のメダルを獲得した[14]。世界選手権代表に選出されていた羽生結弦の欠場により、代替選手として出場予定だったが[15]、左大腿四頭筋肉離れのため欠場となった[16]。4月の世界ジュニア選手権では13位に終わった[17]。
2022–23シーズンからシニアに転向。当初フリープログラムに『オペラ座の怪人』を予定していたが[18]、『美女と野獣』に変更した[19][20]。10月、怪我で欠場した鍵山優真に変わって急遽ジャパンオープンに出場。フリースケーティングを滑り3位で日本チームの優勝に貢献した[21]。グランプリシリーズ初戦となるスケートアメリカでは、ショートプログラム・フリースケーティングともに自己ベストを更新し、海外開催のグランプリシリーズ初出場ながら2位で表彰台に上がった[22]。2週連戦となったスケートカナダでは、ショートプログラム1位で迎えたフリースケーティング直前の6分間練習時に右足の靴紐が切れるアクシデントに見舞われたが、ジャンプ構成を変更して臨み2位、総合2位でグランプリシリーズ2戦連続で表彰台に立った[23]。初出場のグランプリファイナルではショートプログラムで3位につけるも、フリースケーティングでは演技後半で2度のミスがあり、総合で5位に終わった[24]。
全日本選手権ではショートプログラムで13位と出遅れるも、フリースケーティングで2位と巻き返し、総合6位となった[25]。世界選手権の代表には選ばれず、四大陸選手権、世界ジュニア選手権の代表に選ばれた[26][27]。四大陸選手権ではネイサン・チェンの最年少優勝記録(17歳9か月)を更新する大会史上最年少優勝(17歳8か月)を成し遂げた[28]。世界ジュニア選手権では2位以下に大会史上最大の44.06点差をつけて初優勝を飾り、日本男子では2015年大会の宇野昌磨以来6人目の世界ジュニアチャンピオンとなった[29]。
2023–24シーズン、初戦のフィンランディア杯で優勝[30]。グランプリシリーズ1戦目のスケートカナダではショートプログラムで4位と出遅れたものの、フリースケーティングで1位と巻き返し、総合2位となる[31]。2戦目のエスポーグランプリではグランプリシリーズ初優勝を飾り、2年連続となるグランプリファイナル進出を決めた[32]。グランプリファイナルでは大会期間中に胃腸炎を発症し、フリースケーティングに向けた公式練習を欠席[33]。フリースケーティング本番では4回転ループに挑んだが、結果は2年連続の総合5位となった[34]。胃腸炎の影響で体重が3キロ減った状態で臨んだ全日本選手権では[35]、ショートプログラムでスピンが無価値となるミスがあったものの、2本の4回転ジャンプを成功させて4位発進[36]。フリースケーティングでは非公認記録ながらシーズンベストの186.17点をマークし、280.08点で総合4位に入った[37]。表彰台には乗れなかったものの、シーズン中の競技力の高さが評価され、初の世界選手権代表に選出された[38]。
3月にモントリオールで開催された世界選手権では、ショートプログラムで3回転アクセルの着氷が乱れ、後半のコンビネーションジャンプでは4回転トウループで転倒するなどミスが重なり、85.00点で10位発進となる[39]。フリースケーティングでは4回転ループと4回転サルコウで転倒したものの、後半には4回転-3回転の連続トウループを成功させ169.72点、総合254.72点で8位入賞を果たした[40]。
トウループ・サルコウの2種類の4回転ジャンプを跳ぶことが出来る[5]。4回転フリップは練習中[4]。4回転ループを2021年全日本フィギュアスケート選手権で着氷。
部門 | 種類 | 得点 | 大会 |
---|---|---|---|
総合 | TSS | 281.53 | 2023年四大陸選手権 |
SP | TSS | 102.96 | 2024年NHK杯 |
TES | 59.41 | 2024年NHK杯 | |
PCS | 46.29 | 2024年NHK杯 | |
FS | TSS | 189.63 | 2023年四大陸選手権 |
TES | 102.02 | 2023年四大陸選手権 | |
PCS | 87.61 | 2023年四大陸選手権 |
大会名 | 2020–21 | 2021–22 | 2022–23 | 2023–24 | 2024–25 |
---|---|---|---|---|---|
世界選手権 | 欠場 | 8位 | |||
四大陸選手権 | 3位 | 1位 | TBD | ||
GP ファイナル | 5位 | 5位 | |||
GP NHK杯 | 6位 | 8位 | 6位 | ||
GP エスポー | 1位 | ||||
GP スケートカナダ | 2位 | 2位 | |||
GP スケートアメリカ | 2位 | 3位 | |||
CS ロンバルディア杯 | 4位 | ||||
CS フィンランディア杯 | 1位 | ||||
冬季ユニバーシティーゲームズ | 欠場 | ||||
タリンクホテルズ杯 | 1位 | ||||
全日本選手権 | 7位 | 4位 | 6位 | 4位 | 8位 |
大会名 | 2014–15 | 2015–16 | 2016–17 | 2017–18 | 2018–19 | 2019–20 | 2020–21 | 2021–22 | 2022–23 |
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世界ジュニア選手権 | 13位 | 1位 | |||||||
JGP リガ杯 | 7位 | ||||||||
アジアフィギュア杯 | 1位 N | ||||||||
ババリアンオープン | 1位 N | ||||||||
全日本ジュニア選手権 | 13位 | 8位 | 8位 | 2位 | 1位 | ||||
全日本ノービス選手権 | 6位 B | 4位 B | 4位 A | 1位 A |
パーソナルベストは太字で表示
2024-2025 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2025年2月18日 - 23日 | 2025年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | |
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TBD |
2025年1月13日 - 23日 | FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ(トリノ) | |
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欠場 |
2024年12月19日 - 22日 | 第93回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 4 88.87 |
9 141.22 |
8 230.09 |
2024年11月8日 - 10日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 2 102.96 |
11 137.42 |
6 240.38 |
2024年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(アレン) | 2 99.54 |
3 179.13 |
3 278.67 |
2024年9月13日 - 15日 | ISUチャレンジャーシリーズロンバルディアトロフィー(ベルガモ) | 5 76.42 |
4 158.33 |
4 234.75 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2024年3月18日 - 24日 | ![]() |
10 85.00 |
7 169.72 |
8 254.72 |
2023年12月20日 - 24日 | 第92回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 4 93.91 |
4 186.17 |
4 280.08 |
2023年12月7日 - 10日 | ![]() |
4 94.86 |
5 166.67 |
5 261.53 |
2023年11月17日 - 19日 | ![]() |
1 93.54 |
2 181.02 |
1 274.56 |
2023年10月27日 - 29日 | ![]() |
4 80.80 |
1 177.09 |
2 257.89 |
2023年10月6日 - 8日 | ![]() |
1 90.95 |
1 176.86 |
1 267.81 |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2023年2月27日 - 3月5日 | ![]() |
1 85.11 |
1 179.63 |
1 264.74 |
2023年2月7日 - 12日 | ![]() |
1 91.90 |
1 189.63 |
1 281.53 |
2022年12月21日 - 25日 | 第91回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 13 71.12 |
2 171.43 |
6 242.55 |
2022年12月8日 - 11日 | ![]() |
3 87.07 |
6 158.67 |
5 245.74 |
2022年10月28日 - 30日 | ![]() |
1 94.06 |
2 171.23 |
2 265.29 |
2022年10月21日 - 23日 | ![]() |
1 94.96 |
2 178.23 |
2 273.19 |
2022年10月8日 | ジャパンオープン2022(さいたま) | - |
3 169.94 |
1 団体 |
2021-2022 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2022年4月13日 - 17日 | ![]() |
20 60.03 |
8 137.56 |
13 197.59 |
2022年3月21日 - 27日 | ![]() |
|
|
欠場 |
2022年1月18日 - 23日 | ![]() |
3 88.37 |
3 162.70 |
3 251.07 |
2021年12月22日 - 26日 | 第90回全日本フィギュアスケート選手権(さいたま) | 5 92.81 |
4 183.35 |
4 276.16 |
2021年11月19日 - 21日 | 第90回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 7 64.00 |
1 165.28 |
1 229.28 |
2021年11月12日 - 14日 | 2021年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(東京) | 8 76.62 |
7 156.27 |
8 232.89 |
2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2020年12月24日 - 27日 | 第89回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 13 67.61 |
5 153.65 |
7 221.26 |
2020年11月27日 - 29日 | 2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(門真) | 8 66.84 |
2 143.69 |
6 210.53 |
2020年11月21日 - 23日 | 第89回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(八戸) | 5 71.56 |
1 136.15 |
2 207.71 |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2019年11月15日 - 17日 | 第88回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(横浜) | 15 57.86 |
4 122.54 |
8 180.40 |
2019年9月4日 - 7日 | ISUジュニアグランプリ リガ杯(リガ) | 10 59.94 |
5 125.56 |
7 185.50 |
シーズン | ショートプログラム | フリースケーティング | エキシビション |
---|---|---|---|
2014–15 | — | ピアノ協奏曲イ短調
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— |
2015–16 | — | ロクサーヌのタンゴ | — |
2016–17 | — | パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
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— |
2017–18 | 映画『ムーラン・ルージュ』より
|
ミュージカル『オペラ座の怪人』より
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— |
2018–19 | — | 映画『ロミオ+ジュリエット』より
|
— |
2019–20 | Rise
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— | |
2020–21 | Feeling Good
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Piano Man
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2021–22 | 『四季』より「冬」
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ポエタ
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Give Me Love
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2022–23 | 『オペラ座の怪人』より
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組曲『』
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2023–24 | This Place Was A Shelter
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『進撃の巨人』
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Natural
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2024–25 | Conquest of Spaces
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