中国武術一覧(ちゅうごくぶじゅついちらん)は、中国武術の門派の一覧。
現存するものだけでも400以上の流派が数えられる。ここでは、日本でも比較的知られているものを、北派(外家拳と内家拳)および 南派(南拳)の3つに分類する。
- 太極拳
- 心意拳
- 心意六合拳(漢族戴氏六合心意拳の兄弟武術、心意拳からの派生)
- 戴氏心意拳(回族馬氏心意六合拳の兄弟武術、心意拳からの派生)
- 形意拳 - 山西派、河北派、河南派などの分派がある。
- 意拳(正式名称は「大成拳」。形意拳などの影響を受けている)
- 太気拳(正式名称は「太気至誠拳法」。意拳からの派生)
- 唐手道(洪懿詳が形意拳、八卦掌、太極拳、少林拳などを学んで開いた。形意拳の術理が中心となっている)
- 八卦掌
- 六合八法拳
空手の基になったものもあると言われている。
中国武術で用いられる武器術の一覧。
中国武術の流派は、武器を扱う技法から徒手空拳の技法を発達させたため、武器術を含んでいるのが普通である。あらゆる状況に対応するため、一つの流派内で複数の武器術が練習される。中国では武器のことを器械と呼び、大きく短器械と長器械、軟器械に分類される。短器械は刀や剣などの片手で扱う武器、長器械は棍や槍などの長い武器、軟器械は三節棍など関節のある武器をいう。この他に小型の隠し武器が多数あり、これは暗器と分類される。
- 長拳系剣術 - 長拳
- 少林剣 - 少林拳
- 太極剣 - 太極拳
- 武当剣
- 長穂剣
- 双剣
- 酔剣
- 螳螂剣
- 三才剣
- 純陽剣
- 佛塵剣
- 剣鞭
- 陽湖剣
- 形意剣
- 通背剣
- 双手純陽剣
- 昆悟剣
- 青萍剣
- 長拳刀術 - 長拳
- 南刀
- 六合刀
- 太極刀 - 太極拳
- 通背刀
- 形意刀 - 形意五行刀・形意六合刀
- 形意連環双刀
- 八卦大刀
- 南刀
- 胡蝶刀
- 苗刀 - 劈掛拳
- 野戦刀
- 少林棍 - 少林拳
- 瘋魔棍 - 劈掛拳
- 太極棍 - 太極拳
- 酔棍
- 猿棍
- 通背棍
- 南棍
- 鞭杆