誕生 |
1960年8月19日(64歳) 東京都 |
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職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1988年 - |
代表作 |
『凍える牙』(1996年) 『地のはてから』(2010年) 『水曜日の凱歌』(2015年) |
主な受賞歴 |
直木三十五賞(1996年) 中央公論文芸賞(2011年) 芸術選奨(2016年) |
デビュー作 | 『幸福な朝食』(1988年) |
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乃南 アサ(のなみ アサ、1960年8月19日 - )は、日本の小説家。
『幸福な朝食』(1988年)以降、サスペンス、推理、大河小説と多彩な作品を、巧みな構成と緻密な心理描写で紡ぐ。『凍える牙』(1996年)で直木賞受賞。ほかに『鎖』(2000年)、『晩鐘』(2003年)、『水曜日の凱歌』(2015年)など。
東京都生まれ。カリタス女子中学校・高等学校を経て[1]、1980年に早稲田大学社会科学部中退[2]。広告代理店勤務を経て、1988年に『幸福な朝食』で日本推理サスペンス大賞の優秀作を受賞しデビュー。1996年に『凍える牙』で第115回直木三十五賞を受賞。2011年に『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞を受賞。2016年に『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。他の作品に『花盗人』『団欒』などがある。
好角家として知られており、稀勢の里に「キセノン」という愛称を付けた人物でもある。乃南が稀勢の里をキセノンと呼ぶようになったのは、稀勢の里が同世代の力士である朝青龍に水をあけられた頃であり「そのころ、キセノンは土俵下で取組を待っている間に、目をぱちぱちさせて、まばたきの回数が増えていき、顔面も紅潮してきて」と語っていた。その後の稀勢の里については「ところが、そのまばたきが、だんだん減ってきたんです。紅潮もしなくなった。近頃は例のアルカイックスマイル」と話している。ただし、固有名詞に弱いので『思い出の取組』など、その種の話になるとうまく答えられないが、魁傑と輪島が好きだったことは覚えている。大学生になって以降、テレビ桟敷から遠ざかっていたが、作家デビューを果たしてからは、国技館や大阪場所での観戦を楽しむ機会に恵まれたという。「いつも午後二時前には升席に入るようにしています。しばらくして、テレビ中継のために土俵がぱあっと明るくなる。それまで勝負の場だった空間が華やいで、興業の場に変わるんです。その瞬間を味わいたくて、二時前にと決めました」というのが本人の弁であり、様々な音が混然一体となって生まれるざわめきも生観戦のポイントとして挙げている[3]。リベラル寄りの発言が多い[要出典]。
下記の「マエ持ち女二人組」にも登場する。
「」内が収録されている乃南アサの作品タイトル