久保田駅 | |
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![]() 駅前(2020年11月) | |
くぼた Kubota | |
![]() | |
所在地 | 佐賀県佐賀市久保田町大字徳万 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | クホ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
491人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1896年(明治29年)10月10日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■長崎本線 |
キロ程 | 31.4 km(鳥栖起点) |
◄(臨)バルーンさが (1.6 km) (2.8 km) 牛津► | |
所属路線 | ■唐津線 |
キロ程 | 0.0 km(久保田起点) |
◄*((臨)バルーンさが) (- km) (5.1 km) 小城► | |
備考 | 無人駅[3](自動券売機 有) |
* 全列車が佐賀駅まで乗り入れ。 |
久保田駅(くぼたえき)は、佐賀県佐賀市久保田町大字徳万にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
当駅の所属線である長崎本線[4]と、当駅を起点とする唐津線[5]の2路線が乗入れている。なお唐津線列車は全て長崎本線佐賀駅発着で運行されている。当駅付近では佐賀市と小城市の境界が入り組んでいるが、当駅自体は佐賀市に属している。
当駅は普通列車のみ停車するため、長崎本線特急列車を介して唐津線と長崎本線江北駅方面を乗継ぐ場合、一度佐賀駅まで行く必要があるが、分岐駅通過の特例により佐賀駅 - 久保田駅間で途中下車をしなければ乗越分の運賃は不要となる(特急券は佐賀駅までで計算される)。
ICカード「SUGOCA」は長崎本線のみ利用可能であり、唐津線(当駅 - 唐津駅間)では利用できない。
単式ホーム1面1線・島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。両ホームは屋根付きの跨線橋で結ばれている。単式ホームは下り列車、島式ホームは上り列車・唐津線の下り最終列車が発着する。3番のりばは時折運転される長崎本線上り臨時列車や回送列車の待避・唐津線の上り・下り列車にも使用される。なお、3番のりばからは牛津側で下り本線に合流出来ない。1番線下り方向外側に保線機械用線路がある。
以前は貨物ヤードや上下本線間に待機用中線、隣接する工場への専用線等が存在したが、国鉄末期に貨物取扱が廃止され空き地となっている。1999年以降鍋島駅以西の貨物列車運行が廃止されたため、当駅を通過する貨物列車は無い。
国鉄末期の1985年に無人駅となり[3]、その後重厚な木造駅舎も小型駅舎に建て替えられた。駅舎のあったところに現在は待合所があり、その脇に自動券売機が1台設置されている。磁気券が発行される他、佐賀駅・江北駅からの自由席特急券も購入できる(管理は佐賀駅)。
駅前には停車記念碑がある。これは、その石碑によると、1896年(明治29年)10月に久保田駅が開業したことを記念した石碑である。しかし、その石碑が構内に放置されていたため、1958年(昭和33年)5月13日に駅前に移転設置されたものであるとのこと。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■長崎本線 | 下り | 江北・肥前鹿島・早岐方面 | |
■唐津線 | 唐津・西唐津方面 | 一部は3番のりばから発車 | ||
2 | ■長崎本線 | 上り | 佐賀・鳥栖・博多方面 | |
3 | ■唐津線 | 上り | 佐賀方面 |
2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は638人である[10][11]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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2000年 | 409 |
2001年 | 411 |
2002年 | 413 |
2003年 | 412 |
2004年 | 409 |
2005年 | 406 |
2006年 | 430 |
2007年 | 432 |
2008年 | 462 |
2009年 | 464 |
2010年 | 500 |
2011年 | 577 |
2012年 | 583 |
2013年 | 606 |
2014年 | 588 |
2015年 | 590 |
2016年 | 614 |
2017年 | 637 |
2018年 | 634 |
2019年 | 638 |
駅前には数軒商店がある。駅北側は田んぼである。住宅や商店は駅南側の方が多い。