二分膝蓋骨 | |
---|---|
別称 | Patella bipartita |
概要 | |
分類および外部参照情報 |
二分膝蓋骨(にぶんしつがいこつ、英: Bipartite patella)は、膝蓋骨(膝の皿)が2つの分離した骨から構成されている症状である。通常は幼児期に融合するが、膝蓋骨が分離したままとなっている[1]。この症状は人口の約1–2%に起こり[2][3][4]、女性よりも男性の方が9倍起こりやすい[3][4]。無症候性であることが多く、偶発病変として診断されることが最も多い[1][4][5]。症例のおよそ2%が症状を示す[3][4]。
Saupeは1921年に二分膝蓋骨の分類システムを導入した(Saupe分類)[6]。