二重連鎖木(にじゅうれんさぎ、英: doubly chained tree)や左-子,右-兄弟表現(英: left-child, right-sibling representation)[1]や子-兄弟表現(英: child-sibling representation)[2]や filial-heir chain[3] とは、多分木を、直接子ノードのポインタの集合で管理するのではなく、子ノード1つと兄弟ノード1つのポインタで管理する方法。つまり多分木を二分木に変換する。1963年に Edward H. Sussenguth が発表した[4]。
ノード n の k 番目の子供を取得するには、以下のように行う。ノードは child と next-sibling を保持している。
procedure kth-child(n, k): child ← n.child while k ≠ 0 and child ≠ nil: child ← child.next-sibling k ← k − 1 return child // nil を返す場合もある