五十嵐充 | |
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出生名 | 五十嵐充 |
生誕 | 1969年5月17日(55歳) |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市 |
学歴 | 明治学院大学除籍 |
ジャンル | J-POP |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1996年 - |
レーベル | avex trax |
事務所 | エイベックス・マネジメント(旧:エイベックス・エンタテインメント) |
公式サイト | iggy326.syncl.jp/ |
五十嵐 充(いがらし みつる、1969年5月17日 - )は、日本の音楽家、音楽プロデューサー。本名同じ。愛称はイガちゃん、イガピー。エイベックス・マネジメント(旧:エイベックス・エンタテインメント)所属。元Every Little Thingのリーダー兼サウンド・プロデューサー。血液型はA型。神奈川県横浜市出身。身長172cm。既婚[1]。
幼稚園から中学1年生の時までエレクトーンを習っていた。中学初期はTHE BEATLES、THE MONKEESらの楽曲に夢中になり、洋楽にはまるきっかけになったという。その後はギターにのめりこみ、中学3年生の終わり頃からはアマチュアバンドを組むようになる。その頃にはHR/HM系バンドを聴くようになった。高校は横浜高等学校に在籍し、ディスコで聴いたサマンサ・ジルズの楽曲からユーロビートに衝撃を受ける。この頃、自身の周りにギター上級者が数多くいたため、ギターを諦め再び鍵盤楽器に集中するようになる。横浜高等学校を卒業後、明治学院大学に入学するが、在学中に音楽活動に専念したため除籍になっている。
20歳の時、「エイベックス」創業者の一人である松浦勝人が当時経営していた株式会社ミニマックスの貸レコード店「友&愛」上大岡店でアルバイトとして勤務していた。これが縁で松浦と親交を深めていった。後に「友&愛」上大岡店の最後の店長となる[2]。その後、「友&愛」上大岡店が駅前再開発のためプレハブに移された後、自身もバンド活動を優先するために店長を辞めている。
23~24歳の時(1993~1994年頃)バンド活動に行き詰まり、松浦の伝手により「エイベックス」の制作子会社「プライム・ディレクション」のレコーディングスタジオ「プライム・サウンド・スタジオ青山」の夜中の電話番のアルバイトをしながら音楽プロデューサーを志し、音楽創作を始める[3]。その後1995年、「エイベックス・ディー・ディー」のディレクターが、のちにEvery Little Thingのボーカルとなる当時17歳の持田香織をスタジオに連れて来て、五十嵐に持田の声を使ってデモテープをつくることを勧めた。その後、持田の高校卒業をもってデビューの話が進み、松浦勝人が五十嵐もユニットとして表舞台に出ることを勧めている。これはかつて小室哲哉が「プロデューサーは一度表舞台に立つと色々と経験になる」との助言を参考にしたものである。かつて、デビュー1ヶ月前に共にバンドを組んでいた伊藤一朗をユニットに誘う。
1996年8月、持田香織(ボーカル、作詞)、伊藤一朗(ギター、作曲・編曲)と共に、Every Little Thingのリーダー兼サウンド・プロデューサー、キーボード・プレイヤー、作詞・作曲・編曲担当として、シングル「Feel My Heart」でavex trax(エイベックス・ディー・ディー)からCDデビュー。Every Little Thingでは、数曲を除いてほとんどの楽曲の作詞・作曲・編曲を担当した。Every Little Thingの活動と並行して、大橋利恵(後に大橋りえへ改名)、奥菜恵、観月ありさらへの楽曲提供、プロデュースを行った。
2000年3月に作曲・編曲及びプロデュース活動に専念するためにEvery Little Thingを脱退した。脱退後は、dreamなどに楽曲を提供した後、2002年から2005年までバンドday after tomorrow(dat)のサウンド・プロデューサーを務めた。
2005年にdatが活動を休止した後は寡作となっている。1年以上メディアに一切登場しないこともあり、特に、2005年秋から2008年初頭までは一切メディアに登場していなかった他、2010年4月以降後述のブログ更新を除き再度メディアへの露出がなくなっている。
datの活動停止直後の動向については謎に包まれていたが、2008年から2009年になってブログやメディアの取材によってこの時期RUSHMOREという名の新グループを結成し、そのデビューのために必要な準備をしていたと明らかにされている。RUSHMOREの結成について一般に公表されたのが2008年であったため、一般にはこの時期に結成されたと思われがちであるが厳密には誤りである。RUSHMOREではサウンド・プロデューサーを務めており、正式デビューを前に、2009年より自身が作詞・作曲した楽曲『恋情(おもい)』の先行プレ配信を行った。
2009年、9年ぶりにELTに楽曲提供を行った。同年のa-nationにも参加した。12月23日、RUSHMOREがCDデビューを果たす。2010年3月28日に東京国際フォーラムで開催された、Every Little Thing Concert Tour 2009〜2010 “MEET”の追加最終公演のアンコールにサプライズゲストとして参加。その後は、2011年8月8日のブログで前日に他界したジョー山中の追悼のコメントをしたのを除き目立った活動がなかった。そのブログは2010年3月の更新のあと1年半に渡って更新が途切れていたということもあって反響も小さくなかったが、その後一切更新が行われないまま、2013年秋頃削除された。その更新分の中で自らの母親と山中が同級生であったことを明かした。
2012年、girl next doorの新曲に参加することが発表された。
2014年4月7日、同年2月7日に他界した東京プリンの牧野隆志を送る会に参加。久しぶりに公の場に姿を現し、持田と伊藤と並ぶ姿が公開された。同年には『Time goes by』がJASRAC賞の銅賞を受賞。授賞式に参加した。
2015年6月、a-project avex GIRL’S VOCAL AUDITIONで審査員を務めることが発表された。
2019年8月28日、中野サンプラザホールで開催されたEvery Little Thing 23rd Anniversary Concertのアンコールにサプライズゲストとして参加。ライブゲストとしては持田と伊藤との共演は約9年半ぶりであり、前述の送る会以来でも約5年ぶりとなる。