『人間以上』(にんげんいじょう、英語: More Than Human)は、シオドア・スタージョンのSF小説で、ミュータントをテーマとしている[1][2]。
『ギャラクシー』誌1952年10月号に発表された中篇「赤ん坊は三つ」を第2章として、第1章と第3章を追加して1953年に長編として刊行された[3]。出版社はファラー・ストラウス・アンド・ヤングで[4]、1954年に第4回国際幻想文学賞を受賞した[5]。
日本では1954年、同人誌『密室』に矢野徹の翻訳した「赤ん坊は三つ」が掲載された[6][7]。その後、1963年に矢野徹の翻訳による『人間以上』がハヤカワ・SF・シリーズから刊行され[8]、1978年にハヤカワ文庫から刊行された[3]。