佐倉駅 | |
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![]() 北口(2024年7月) | |
さくら Sakura | |
![]() | |
所在地 | 千葉県佐倉市六崎235-2 |
駅番号 | JO33[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | サク |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]8,741人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)7月20日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■総武本線 |
キロ程 | 55.3 km(東京起点) |
◄JO 32 物井 (4.2 km) (4.0 km) 南酒々井► | |
所属路線 | ■成田線 |
キロ程 | 0.0 km(佐倉起点) |
◄*(物井) (- km) (6.4 km) 酒々井 JO 34► | |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
* 全列車が総武本線に直通。 |
佐倉駅(さくらえき)は、千葉県佐倉市六崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJO 33[1]。総武本線を所属線としており[3]、成田線を含めた2路線が乗入れている。
当駅は線路名称上での成田線の起点であるが、成田線列車は全て総武本線を通じて千葉駅まで乗入れ、一部はさらに東京駅方面へ直通する。
当駅は佐倉市役所や佐倉市立美術館などが所在する旧城下町地区の市街地からは離れた場所に立地している。この場所に建設された経緯としては、地元が鉄道建設に反対したためにやむなく隣村の根郷村六崎に駅が建設されたとする鉄道忌避説があり、『千葉県史明治編』などにも記載されている。一方で1903年(明治36年)に総武鉄道社員が編纂した『総武鉄道線路案内』では、佐倉の町が高台にあるため、線路設計上やむを得ず市街を隔てた田んぼの中に建設したものとしている[4]。
市街地に近い場所には京成電鉄(京成本線)の京成佐倉駅が立地しており、両駅間は路線バス(ちばグリーンバス)で移動できる。また、佐倉警察署などの一部公共施設や宮小路町に所在する武家屋敷などには当駅の方が近い。
JTB時刻表では、市街地から離れているにも関わらず当駅が市の代表駅とされている。
当駅は、総武本線を建設した私鉄である総武鉄道により、1894年(明治27年)7月20日に開設された[2]。
かつてはアイスクリームの立売りで知られていた。石田屋といせやの2軒が営業し、特に両国18時発普通銚子行の到着時には最大30人にも及ぶ売子がアイスクリームを売り歩いていた[5]。
島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。改札内コンコースとホームの間を連絡するエスカレーターとエレベーターが設置されている。
成田統括センター所属の直営駅であり、管理駅として総武本線の南酒々井駅・榎戸駅・八街駅及び成田線の酒々井駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口・自動改札機・指定席券売機などが設置されている。
2011年12月から自動改札機はSuica専用レーンが大幅に増え、入場は有人改札寄りの僅か1基のみとなった。しかし、1基ではSuica利用の多い通勤時間帯以外の定期外利用客の流れが悪いためか、うち1基がすぐに専用レーンから外されて元に戻った。
トイレは改札内コンコースと南口及び北口の階段下の合計3ヶ所設置されており、いずれも多機能トイレを併設した男女別の水洗式である。旧駅舎だった頃は、駅舎とは別棟で改札内外の双方から入れる構造で男女共用の汲取り式トイレが設置されていた。
総武線・成田線共にCTC線区であるが、当駅は運転取扱駅であり、信号制御は信号扱所にて行っている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■総武本線 | 下り | 八街・成東・飯岡・銚子方面 | 一部は2番線 |
2 | ■ ![]() |
成田・佐原・鹿島神宮・成田空港方面 | 一部は1番線
(一日数本千葉方面に向かう列車があります) | |
3・4 | ■ ![]() (■ ![]() |
上り | 千葉・船橋・市川・東京方面 | 始発の一部は2番線 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 千葉方面着発 | 成東方面着発 | 成田方面着発 | 引上げ線着発 | 電留線着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
下本 | 1 | 15両分 | 到着可 | 出発可 | 不可 | 入出区可 | 総武本線・成田線下り主本線 | |
下1 | 2 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | ||||
成上 | 3 | 出発可 | 成田線上り主本線 | |||||
上本 | 4 | 到着・出発可 | 総武本線上り主本線 | |||||
上1 | ホームなし | 不可 | 不可 | 待避線 |
1・3・4番線ではスイッチ、2番線では東洋メディアリンクス制作の発車メロディを使用している。
1 | ■ | 蝶々のように |
---|---|---|
2 | ■ | Verde rayo V2 |
3 | ■ | ムーンストーン |
4 | ■ | シーウィンド |
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は8,741人である[JR 1]。
JR東日本及び千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)9,527 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)10,611 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)11,223 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)11,739 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)11,807 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)12,065 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)12,084 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)11,825 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 11,605 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 11,602 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]11,643 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]11,647 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]11,542 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]11,459 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]11,212 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]11,164 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]11,201 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]11,214 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]11,115 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]10,736 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]10,520 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]10,422 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]10,341 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]10,360 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]10,070 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]9,983 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]10,048 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]10,207 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]10,249 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]10,098 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]7,625 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]7,855 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]8,409 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]8,741 |
北口(旧城下町側の出口)には観光案内所(観光情報センター)や江戸時代に焼失した佐倉城天守を模した観光客用歓迎モニュメントが設置されている。
ちばグリーンバスが運行する路線バスが発着する。
ちばグリーンバスが運行する路線バスが発着する。