初恋姉妹 | |
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漫画 | |
原作・原案など | 津ノ守坂ソロリティ(原作) 駒尾真子(脚本) ひびき玲音(キャラクター原案) 佐倉汐(制服デザイン) |
作画 | 東雲水生 |
出版社 | 一迅社 |
掲載誌 | 百合姉妹→コミック百合姫 |
レーベル | 百合姫コミックス |
発表号 | Vol.4 - Vol.11 |
発表期間 | 2004年 - 2007年12月18日 |
巻数 | 全3巻 |
話数 | 全13話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『初恋姉妹』(はつこいしまい)は、駒尾真子が脚本、ひびき玲音がキャラクター原案を担当した東雲水生による漫画作品。季刊漫画雑誌『百合姉妹』(マガジン・マガジン)、『コミック百合姫』(一迅社)に連載された、女子高生たちの愛を描いた百合漫画。『百合姉妹』連載開始当初のタイトルは「恋姉妹」だったが、『コミック百合姫』での連載継続に伴ってタイトルが「初恋姉妹」となった。
有名校「津ノ守坂女学院」(つのかみざかじょがくいん)に入学した主人公の松里千夏と同学院の高等部2年生の木咲榛菜との恋愛模様を描いた百合漫画。
当初の掲載誌『百合姉妹』が2005年2月に休刊した後、一迅社の季刊漫画雑誌『コミック百合姫』の2005年7月17日発売号Vol.1より連載を再開し、2007年12月18日発売『コミック百合姫』Vol.11をもって完結した。
2006年3月に単行本第1巻が発売され、2008年4月に最終第3巻が発売された。
『初恋姉妹』は元々、『百合姉妹』Vol.1から連載された小説「恋姉妹」がその始まりだった。小説は池本秋成、絵はひびき玲音が担当。なお、イラストには松里千夏と木咲榛菜以外には登場していなかった。
『百合姉妹』Vol.2に小説「恋姉妹」の連載分と共に、「恋姉妹」のドラマCD化計画が発表された。第1巻と第2巻の構成で、その内容や話の展開は第1巻と第2巻が後に発売された単行本である『初恋姉妹 1』と『初恋姉妹 2』の基盤となる。脚本は駒尾真子、絵はひびき玲音が担当。当時予定されていた発売日は第1巻が2004年1月23日、第2巻が同年2月25日だった。発売・販売はフロンティアワークス。また、この発行分から小説「恋姉妹」の執筆者が池本秋成から駒尾真子に変更された。
『百合姉妹』Vol.3には「恋姉妹」のコミック版連載開始が発表され、『百合姉妹』Vol.4から始まった。駒尾真子の脚本とひびき玲音のキャラクター原案を元に、東雲水生が作画を担当。だが、上記のように『百合姉妹』はVol.5を最後に休刊してしまったため、コミック版の連載分は第2回に留まった。約6か月後、一迅社の季刊漫画雑誌『コミック百合姫』Vol.1より連載が再開され、タイトルも変更された。
元の連載誌が休刊されたうえ、展開がやや複雑なので把握しにくいのも事実だが、次のように展開された。
高校受験のため、両親のすすめで有名校「津ノ守坂女学院」の見学に行った松里千夏は、そこで出会った同学院の高等部1年生の木咲榛菜に津ノ守坂女学院を案内され、彼女に強く惹かれる。受験勉強に励んだ後、次の年に同学院に入学した千夏は校内で榛菜を見て挨拶するが、榛菜はなぜか千夏に冷たい態度をとる。
声はドラマCDのもの。
順序は#メディアミックスの展開を従った。
『百合姉妹』の創刊初期から休刊直前まで連載された小説で、単行本化や文庫本化はされていない。