北陸朝日放送株式会社(ほくりくあさひほうそう、英: Hokuriku Asahi Broadcasting Co., Ltd.)は、石川県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。
略称はHAB。
コールサインはJOWY-DTV。テレビ朝日をキー局とするANN系列のテレビ局で、北陸3県で初、なおかつ唯一の同系列フルネット局[注釈 1]である。
報道取材区域には富山県も含まれる。取材拠点として北陸朝日放送富山営業支局を置き、テレビ朝日が開設するテレビ朝日富山支局と共同で取材活動を行う[注釈 2]。
福井県では大事件(北朝鮮拉致問題など)が発生した場合、ANNの取材団として加わることがある。自社制作の報道・情報番組では福井県内を取材することがある[注釈 3]。
北陸朝日放送送信塔(写真左側)
テレビ朝日系列のリモコンキーID地図
- 七尾 61ch→42ch 50W
- 山中 30ch 0.3W
- 羽咋 26ch 10W
- 輪島 26ch 10W
- 珠洲 25ch 30W
- 舳倉 41ch 3W
- 大聖寺 26ch 1W
- 富来 22ch 3W
- 東門前 29ch 1W
- 輪島町野 34ch 0.3W
- 粟津 23ch 0.1W
|
- 小松金平 22ch 0.05W
- 小松尾小屋 35ch 0.05W
- 塩屋 23ch 0.3W
- 鶴来 22ch 0.3W
- 鳥越 22ch 1W
- 尾口 22ch 1W
- 白山下 23ch 0.01W
- 白峰 22ch 0.1W
- 加賀東谷口 48ch 0.05W
- 片山津 41ch 0.05W
- 津幡竹橋 39ch 0.01W
|
2011年7月24日の12時で終了した時点のもの。珠洲中継局は2010年7月24日に放送が終了している。
- 金沢 25ch JOWY-TV 10 kW
- 輪島 22ch 100W
- 珠洲 43ch 200W
- 七尾 59ch 300W
- 羽咋 40ch 100W
- 金沢卯辰山 59ch 30W
- 大聖寺 29ch 10W
- 山中 51ch 3W
- 七尾灘浦 43ch 30W
- 舳倉 40ch 10W
- 津幡 51ch 0.1W
- 鳥越 59ch 10W
- 能美鶴来 29ch 3W
- 能都 29ch 3W(垂直偏波)
- 粟津 59ch 1W
- 片山津 40ch 0.1W
- 片山津南 46ch 0.1W
- 尾口 50ch 3W
|
- 白山白峰 62ch 1W
- 白山吉瀬波 39ch 0.1W
- 白山下 52ch 0.1W
- 金沢神谷内 54ch 0.1W(垂直偏波)
- 鍋谷 60ch 0.1W -
- 津幡竹橋 51ch 0.1W
- 町野 43ch 3W
- 小松金平 51ch 0.1W
- 加賀東谷口 54ch 0.1W
- 塩屋 51ch 3W
- 東門前 49ch 10W
- 門前暮坂 62ch 1W(垂直偏波)
- 門前皆月 40ch 0.5W
- 志賀富来 34ch 30W
- 小松尾小屋 51ch 0.1W
|
- ※富山県・福井県の各一部地域でも受信可能。
- ※中継局の設置は平成新局ということもあり北陸放送、石川テレビ放送から見れば随分少なかった。能登地方の山間部や海岸線では地形の関係上、難視聴地域が多かった。しかし、デジタル放送ではテレビ金沢同様、総務省や地元自治体の支援により、アナログ放送で難視聴だった地域でも中継局の設置(場所によっては他の中継局でカバー可能なところもある)や有線放送の設置を行い、事実上県内100%カバーを果たした。
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[3][4][5]
資本金 |
発行済株式総数 |
株主数
|
30億円 |
60,000株 |
43
|
1992年3月31日
資本金 |
授権資本 |
1株 |
発行済株式総数 |
株主数
|
30億円 |
120億円 |
5万円 |
60,000株 |
54
|
株主 |
株式数 |
比率
|
朝日新聞社 |
3,600株 |
6.0%
|
西川文平[注釈 5] |
3,000株 |
5.0%
|
中日新聞社 |
1,800株 |
3.0%
|
産業経済新聞社 |
1,800株 |
3.0%
|
日本経済新聞社 |
1,800株 |
3.0%
|
読売新聞社 |
1,800株 |
3.0%
|
毎日新聞社 |
1,800株 |
3.0%
|
小松製作所 |
1,800株 |
3.0%
|
北陸電力 |
0,600株 |
1.0%
|
西日本旅客鉄道 |
0,600株 |
1.0%
|
2003年3月31日
資本金 |
発行済株式総数 |
株主数
|
30億円 |
60,000株 |
46
|
開局から2020年12月まで使用されていた局ロゴ。
- 1989年(平成元年)11月13日 - 石川県の第4局を開設するための放送普及基本計画の変更を諮問(愛媛、山口、大分、宮崎の第3局と同日)[6]。
- 1990年(平成2年)
- 1月24日 - 石川県の第4局の周波数割り当てを決定(山口、愛媛、大分、宮崎の第3局と同日)[7]。石川地区では156件の免許申請があった。
- 9月25日 - 予備免許交付。
- 11月14日 - 会社設立。
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)7月 - 『全国高等学校野球選手権石川大会』生中継『めざせ甲子園』開始。1回戦から決勝まで石川県立野球場などから実況生中継。
- 1995年(平成7年)10月2日 - 夕方17時台・18時台の報道番組『HABワイドステーション』開始。この番組以降、17時台後半をローカルニュース、18時台全般をテレビ朝日から放送することになる(2003年6月最終金曜日まではエンディング部分などを5分程度のローカルニュースに差し替えていた。2013年4月以降、金曜18時台後半はローカルニュースとなっている。大事件などがあった場合は18時台後半をローカルニュースとなる場合がある)。17:30 - 18:00のアニメ放送枠一部を打ち切り。金曜 17:00 - 17:30に放送されていた『新機動戦記ガンダムW』は木曜 17:00 - 17:30、金曜 17:30 - 17:55に放送されていた『超力戦隊オーレンジャー』は金曜 17:00 - 17:25へそれぞれ移動し、両番組とも一週遅れに移行。
- 1998年(平成10年)
- 4月 - 開局以来初のゴールデンタイム自社制作番組『DokiDokiてれび』開始。月1回放送。2012年3月まで14年続く長寿番組となった。
- 10月5日 - 17時台前半の全国ニュースを新設した『HABスーパーJチャンネル』(金曜は『HABスーパーJチャンネル金曜版』)開始。17:00 - 17:30のアニメ放送枠は『ポケットモンスター』(金曜16時台後半に繰り上げ)以外打ち切り。
- 2000年(平成12年)10月 - 公式ファンクラブである"HAB〜ム倶楽部"を開始。
- 2001年(平成13年)4月 - 株式会社フィックスと共同で通販サイト"金沢屋"を開設。
- 2006年(平成18年)
- 6月5日 - デジタル放送対応のマスター設備へ更新(NEC製)。
- 9月1日 - 地上デジタル放送サービス放送開始。
- 9月27日 北陸総合通信局から地上デジタル放送に免許状が交付される[11]。
- 10月1日 - 地上デジタル放送開始。バーチャルスタジオシステム導入。
- 2008年(平成20年)
- 10月1日 - 公式サイトリニューアル、新サービス"HABメンバー"を開始。
- 12月25日 - "HAB〜ム倶楽部"終了。
- 2009年(平成21年)7月24日 - 地上アナログ放送終了2年前に併せて、珠洲中継局で県内のNHK・民放5社・団体6チャンネル共通で10時から11時の1時間、試験的にアナログ放送休止(デジタル放送は通常放送)。
- 2010年(平成22年)
- 1月22日 12:00 - 1月24日 12:00まで地上アナログ放送終了1年半前に併せて珠洲中継局で県内5社・団体6チャンネル共通で2日間・48時間に渡りアナログ放送を休止する(デジタル放送は通常放送)。
- 7月24日 - 珠洲中継局の地上アナログ放送完全終了。
- 2011年(平成23年)
- 4月2日 - 土曜午前の自社制作番組『土曜はドキドキ』開始。
- 7月24日 - 12時にアナログ放送が終了。翌25日の0時で完全停波。
- 2012年(平成24年)12月 - 石川地区にて2012年の年間に開局以来初のプライムタイム視聴率年間1位を獲得(ビデオリサーチ調べ、石川地区・世帯・リアルタイム。全日・ゴールデンタイムは石川テレビ放送が獲得)。
- 2013年(平成25年)4月 - 石川地区にて2012年の年度に開局以来初のプライムタイム視聴率年度1位を獲得(ビデオリサーチ調べ、石川地区・世帯・リアルタイム)。
- 2014年(平成26年)3月31日 - 翌日4月1日からの『ワイド!スクランブル』午前中拡大、『徹子の部屋』『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』時間帯移行に伴い、午前の時代劇再放送・午前や午後に放送していた1時間枠のテレビショッピングを打ち切り。
- 2016年(平成28年)4月4日 - 開局以来初の平日午後自社制作番組『2時はどきどき5ch』開始。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 平日夕方自社制作番組『ギュッ!と石川 ゆうどきLive』開始。
- 2021年(令和3年)
- 1月1日 - 開局30周年を迎えるのを機に局ロゴを赤色を基調としたものに刷新。キャッチコピーは『TVが好きだっ!HAB』[12]。
- 3月29日 - 『HABスーパーJチャンネル』のローカルニュースを18:15からに変更。1995年10月から25年半続いたテレビ朝日18時台のネットから離脱。
- 6月10日 - 同じテレビ朝日系列局の長野朝日放送、新潟テレビ21とともに株式会社LIP北信越を設立[13]。
- 10月2日 -『HAB開局30周年記念番組 TVが好きだっ!』を放送。
- 2023年(令和5年)4月3日 - 『ギュッ!と石川 ゆうどきLive』と『HABスーパーJチャンネル』を事実上統合して新しい平日夕方自社制作番組『ふむふむ』開始。
- 2024年(令和6年)1月1日 - 16時10分に発生した能登半島地震による停電などの影響で、輪島市内の一部でテレビが映らない事態が発生し1月26日現在でも視聴できない中継局が残る[14][15]。
2023年10月現在[16][17]。
※太字は字幕放送。
- ふむふむ(月曜 - 金曜 17:33 - 17:50、月曜 - 木曜 18:15 - 19:00・金曜 18:15 - 18:45)
- HABニューススカッシュ(月曜 - 金曜 11:41 - 11:45〈『大下容子ワイド!スクランブル・第1部』に内包[注釈 6]〉、20:54 - 21:00)
- HABポケットニュース(月曜 - 金曜 16:45 - 16:48)
- ANNニュース(土曜・日曜昼のローカルニュース)
- ANNスーパーJチャンネル(土曜・日曜夕方のローカルニュース)
- KICK OFF! ISHIKAWA(日曜 10:00 - 10:15)
- 美人レシピ(水曜 9:55 - 10:00)
- とくとくミィー5ch(水曜を除く平日 9:55 - 10:00)
- 密着!石川県警24時(毎年1月下旬か2月のローカル枠に放送、2020年までは月曜 19:00 - 19:54、2021年から水曜 19:00 - 19:54)
- ふむふむmini(土曜 11:00 - 11:15[注釈 7])
- いしかわプラス+(土曜 17:55 - 18:00、石川県広報番組)※手話放送
- かなざわジャーナル(日曜 16:00 - 16:30 年3回放送、金沢市広報番組)
- めざせ甲子園(毎年7月、全国高等学校野球選手権石川大会中継)
- ウェザーSHOT・週間ウェザーSHOT(随時)
- ミイーゴチャンねる(『HABのおすすめ番組』のタイトルで番組宣伝、随時)
- 石川ふるさとCM大賞(『HABふるさとCM大賞』)(2002年-、毎年11月前後に放送)
- オーケストラ・アンサンブル金沢中継録画(年数回放送)
- HABひと物語(ドキュメンタリー、2011年4月 - 2013年3月『HABスーパーJチャンネル』金曜18時台に放送、2013年4月以降は祝日などに不定期放送)
- デジタルミュージアム〜清らなる工芸〜(2021年5月16日 - 、日曜 22:55 - 23:00)
- ご当地グルメ探偵団(2020年まで1月2日放送、メ〜テレ・UX・abn・SATVとの共同制作、幹事局は年により異なる)
- 2021年以降は年末の放送となりタイトル、内容を変えて千原ジュニアの司会に移行。2024年からは山里亮太の司会に。共同制作局は上記と同様
- 新発見!グッドニュース大賞2021(2021年12月25日、SATVが幹事局)
- ハッピーをお届け 中部ニュースSHOW2022(2022年12月30日、UXが幹事局)
- ハッピーをお届け 中部ニュースSHOW2023(2023年12月31日、abnが幹事局)[18]
- 発掘!まちの金メダリスト~中部スゴ腕グランプリ~(2024年12月30日、当局が幹事局)[19]
- 東京一人暮らし(2022年まで2月11日放送、KFB・UX・abn・SATVとの共同制作、幹事局は年により異なる)
- ニッポンの酒シリーズ(毎年12月放送。KFB、UX、abn、OAB、KAB、QABとの共同制作、幹事局は年により異なる)[20]
- 新潟・長野・石川3局共同制作番組(毎年10月など、UX、abnとの共同制作、幹事局は年により異なる)
- 製作局の表記のないものはテレビ朝日制作、遅れネットまたは制作局と同時ネットのローカルセールス枠[注釈 8]の番組を掲載。
- 平日
- 月曜
- 火曜
- 水曜
- 木曜
- 金曜
- 土曜
- 日曜
- 不定期放送
- HABお昼の傑作ワイド(月曜 - 金曜 13:55 - 15:48、1992年9月28日開始)
- 傑作ワイド+(連続ドラマ再放送、月曜 - 金曜 15:48 - 16:45)
途中打ち切りから復活した番組
途中打ち切りから復活した番組
開局時に石川県初放送となったテレビ朝日系の番組
[編集]
□は北日本放送、◇は富山テレビ、■はチューリップテレビ、☆は福井放送、★は福井テレビでも放送
他多数
2000年頃から2010年末まで、土曜・日曜夕方のローカルニュース(『ANNスーパーJチャンネル』内)はフリーアナウンサー(真田みどり・平能栄美・加藤実知代など)が担当していた。2011年1月より北陸朝日放送アナウンサーのシフト勤務で対応している。同時に土曜・日曜昼のローカルニュースを『ANNニュース』内で開始している。
2016年3月までアナウンサーが4 - 5名だったこともあり、離職したアナウンサーは石川県民放テレビ4局の中で一番少ない。
- 1991年
- 黒崎正己(開局時のアナウンサー、 - 1994年。現在は報道制作局長)
- 1992年
- 1998年
- 2005年
- 2016年
- 1991年
- 大熊砂絵子(開局時のアナウンサー、日本短波放送〈現:ラジオNIKKEI〉から移籍、 -1994年)
- 富澤洋子(開局時のアナウンサー、 - 1992年)
- 1992年
- 奥山和美( - 1995年、福井テレビにも在籍経験あり)
- 1993年
- 1994年
- 真田みどり(旧姓深田、 - 1998年、退社後も2008年6月頃まで主に日曜日夕方のニュースを担当)
- 1997年
- 1999年
- 頼田久美子( - 2000年、2007年より中海テレビ放送で記者業務)
- 2000年
- 平能栄美(旧姓杉本、 - 2002年、テレビユー福島から移籍、退社後も2008年7月から2010年末まで土曜・日曜夕方のニュースを担当)
- 2002年
- 2005年
- 2008年
- 2016年
- 2018年
(現在)
(過去)
- クマムシ -『ギュッ!と石川 ゆうどきLive』リポーター
以下のケーブルテレビ局ではデジタル放送が区域外再放送されている(日付はデジタル再放送開始日を表す)。かつては、下記のケーブルテレビ局全局ともアナログ放送の再放送を実施していた。石川県内のケーブルテレビ局は放送対象地域内であるため省略。
- 富山県
全域で視聴可能で、すべて富山県ケーブルテレビ協議会の加盟局である。また、一部の局は、アナログ放送終了以前は他の石川県の民放も再放送していた。
- 福井県
嶺北地方の大半の局で北陸放送と共に区域外再放送を行っている(南越前町[注釈 39]および大野市和泉地区[注釈 40]を除く)。
- 岐阜県
岐阜県は名古屋テレビ放送(メ~テレ)の放送対象区域であるが、大野郡白川村の小白川地区は難視聴対策のため砺波広域圏事務組合[22][23] が敷設したケーブルテレビ網により、指定管理者のとなみ衛星通信テレビがNHK富山放送局・北日本放送・チューリップテレビ・富山テレビ放送とともに特例で区域外再放送を行っている[24]。
- となみ衛星通信テレビ(2010年5月開始[24])
2001年(平成13年)にHAB開局10周年記念として日本列島を象った顔に北陸地方の位置する頭上にアンテナがついているイメージキャラクターを採用しており、HABのキャンペーンCMでよく登場する。名称は一般公募され、抽選の結果「みるる」と命名した。
2006年(平成18年)4月に「みるる」を基本としたキャラクターデザインが一新され、簡略化や表情がはっきりしたものにリニューアル。7月にHAB開局15周年記念の新イメージキャラクターとして「ミィーゴチャン」とキャッチCMで発表された。名前の由来はHABに割り当てられた地上デジタル放送のリモコンキーIDの5チャンネルから「見て、5チャン」を簡略化した意味が込められている。
「ミィーゴチャン」は、「Hなテレビ。HAB」のキャッチCM、キャンペーンCMでは「夏の高校野球」「世界水泳」など、テーマに適したコスチュームで登場している。HABが開局20周年を迎えた2011年(平成23年)、「ミィーゴチャン」のデザインも次世代に対応し3D風にリニューアルした。
- HEART & BEAT(開局当初)
- みんなみるる
- H(エイチ)なテレビ。
- ホクリクをアカルク
- TVが好きだっ!
- 出典:[25]。2023年6月現在。本項目でも当局公式サイトにあわせる形で敬称略で記述する。
委員長
|
樫見由美子
|
副委員長
|
山岸大成
|
委員
|
表谷千賀
|
委員
|
前田昌彦
|
委員
|
中乃波木
- フリーランスカメラマン・イラストレーター・エッセイスト
|
委員
|
手島シークリンデ
- 株式会社オフィスシュナイダー 代表取締役
- (飲食・PR・ブランディング業)
|
委員
|
徳野新太郎
|
委員
|
田町雄豊
|
- 2007年(平成19年)12月3日の北京五輪野球アジア地区予選「日本対台湾」の中継で、放送延長のデータ入力ミスにより、21時54分以降、試合終了まで地上デジタル放送では放送が中断され、視聴者は北京五輪出場決定の瞬間を視聴できなかった(アナログでは通常通りに視聴できた)。約20分ほどで復旧したが、ワンセグでは翌日の放送開始まで視聴できなかった。
北陸朝日放送は携帯電話に係る個人情報流出事故を2回起こし、北陸総合通信局に報告を行っている。
- 2007年(平成19年)1月22日、番組『DokiDokiてれび』で実施している携帯電話を使ったビンゴゲームに登録した視聴者のメールアドレス1,751件が流出。メールを受信した視聴者からの連絡で発覚。業務委託先のIMJモバイル担当者がシステム設定を誤り、同番組開始前の17時10分ごろ、同ビンゴゲームの登録メンバーに、ゲーム参加を呼びかけるメールを一斉配信した際、誤って他の登録者のメールアドレスが見える形で配信した人為的原因。
- 2008年(平成20年)7月5日に放送した『全県民参加型クイズスタジアム 100万GOKUN!』の番組内で実施したクイズに携帯電話を使った参加登録した視聴者の個人情報が一部流出。番組放送当日の12時51分ごろ、視聴者からの問い合わせで発覚。流出した可能性のあるデータは、2008年(平成20年)6月9日から7月5日までに登録したNTTドコモユーザー22名・ソフトバンクユーザー3名の「氏名」「メールアドレス」「生年」「電話番号」「居住地域市町名」「性別」。共同システム開発・業務委託先の「株式会社フィックス」のシステム開発時の「簡単ログイン」機能設計時の仕様誤りで、携帯電話の契約者固有IDが11桁と15桁の2種類あることを見落とし、上11桁が同一の番号となる場合、登録時間が遅かった利用者が登録時間が早かった第三者の情報が閲覧できた可能性あり。
- 2017年(平成29年)8月21日、危険ドラッグを含む液体を所持したとして、同社社員の男が医薬品医療機器法違反(指定薬物の所持)の容疑で、石川県警小松署などに逮捕された。警察の発表によると、男は同年7月11日、自宅で指定薬物を含む液体の危険ドラッグを、小瓶で14本分(計約120ml)所持した疑い。男は容疑を認め、「転売するためではなく、自ら使う目的だった」と話しているという[26]。この報を受けて同社は「報道機関として誠に遺憾で、深くおわび申し上げます。捜査に全面的に協力し、事実関係を把握したうえで厳正に対処します」とのコメントを出した[27]。
- 開局から2006年(平成18年)9月30日までの番組表 では「北陸朝日放送」「北陸朝日」と表記されていたが、2006年(平成18年)10月1日から「HAB」「HABテレビ」の表記に変わった。下記は原則として区域外再放送や直接受信が可能な周辺県の場合を取り上げる。
フルサイズ掲載
※読売新聞は富山県が東京本社版、福井県は大阪本社版。他は富山県、福井県とも大阪本社版[注釈 41]。
ハーフサイズ掲載
- 富山県・福井県共通 毎日新聞(2024年4月2日から石川県・富山県・福井県共同、前日まではフルサイズで掲載。富山県は2024年9月30日をもって発売を休止)産経新聞(富山県は石川県・富山県共同、福井県は福井県分のみ。富山県は2024年9月30日をもって発売を休止)、日刊スポーツ(富山県は名古屋本社版、石川県・福井県は大阪本社版)
- 富山県 スポーツ報知(東京本社版)
小サイズ掲載
非掲載
- 2016年(平成28年)3月27日まで、1つの汎用スタジオを「制作」「報道」の2つの副調整室(サブ)からそれぞれ切り替えて駆動するという形式を開局以来採用しており、ハイビジョンに対応した機材更新後もそれを踏襲していた(具体的には、制作系番組の制作時には「制作サブ」を使用し、報道系番組(定時ニュースやワイドニュース)の制作時には「報道サブ」を使用する)ことから、「報道専用スタジオ」は存在しない。また、この汎用スタジオは比較的狭い(天井高も1.5階分程度)ことから、映像的な狭さを補うことを目的として、早くからバーチャルシステムを導入し、番組制作に活用している[29]。
- 2016年(平成28年)3月28日から情報番組(『ふむふむ』など)と定時ニュース番組(『HABニューススカッシュ』など)は同じスタジオから放送している。
2019年(令和元年)12月16日に放送した『オーケストラ・アンサンブル金沢「新世界より」 / 一生に一度は聴きたい指揮者 マルク・ミンコクフスキ』より『ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」第4楽章』(指揮 マルク・ミンコクフスキ 演奏 オーケストラ・アンサンブル金沢)で第27回日本プロ音楽録音賞放送部門 マルチchサラウンド 優秀賞を受賞した[30]。
また、2021年(令和3年)9月18日に放送した『オーケストラ・アンサンブル金沢/岩城宏之メモリアルコンサート』より『ハイドン交響曲100番「軍隊」第2楽章』(指揮 秋山和慶 演奏 オーケストラ・アンサンブル金沢)でも第28回日本プロ音楽録音賞放送部門 マルチchサラウンド 優秀賞を受賞した[31]。同賞は3年連続同部門の優秀賞だった。
過去には第16回で同部門の最優秀賞を受賞した実績がある。
1996年(平成8年)に放送した『テレメンタリー96「謎の16票の行方~過疎と選挙と原発と』で1996年日本民間放送連盟賞番組部門テレビ報道番組優秀賞を受賞した[32]。同賞を受賞するのは開局以来初めてだった。
2014年(平成26年)に放送した『HAB特別番組 9回裏 星稜VS小松大谷 大逆転の明暗』で2015年日本民間放送連盟賞番組部門テレビエンターテインメント番組優秀賞を受賞した[33]。
2023年(令和5年)2月11日を基準日[注釈 42]として放送した『テレメンタリー2023 沈黙の月『寺越事件』忘れられた母子』で2023年日本民間放送連盟賞番組部門テレビ報道番組優秀賞を受賞した[34]。同番組はテレメンタリー2022年度最優秀賞、テレメンタリー1月クール最優秀賞、ギャラクシー賞2023年2月度月間賞、第27回ものづくりネットワーク大賞も合わせて受賞している[35][36][37]。
- 1997年8月(平成9年)頃からハウス食品のCMが放送されている。北陸放送のCM未放送事件発覚と同じ時期から放送されている。平成新局でハウス食品のCMが放送されているのは同じ石川県のテレビ金沢(日本テレビ系列)、愛媛県のあいテレビ(TBS系列)の計3局。
- 当局を含む中部地方5局(新潟テレビ21・長野朝日放送・静岡朝日テレビ・名古屋テレビ放送(メ〜テレ))で年末(2020年(令和2年)までは年始)にブロックネット番組を放送している。秋頃には新潟テレビ21・長野朝日放送と共同制作の番組が水曜19:00から放送されている。平日夕方の『ふむふむ』では中部5局企画や新潟テレビ21・長野朝日放送のニュース・情報特集を放送することがある。
- 朝日放送グループホールディングスが大株主になっているため、1991年(平成3年)10月の開局時から朝日放送テレビ制作の番組が多数放送されている。開局時、平日14時台はテレビ朝日制作『こんにちは2時』ではなく、朝日放送テレビ制作『晴れ時々たかじん』『べかこの自遊時間』(1991年10月1日から1992年(平成4年)9月25日まで)が放送されていた。『こんにちは2時』は朝日放送テレビ制作番組終了後の1994年(平成6年)4月4日から開始した。土曜午前は『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』、深夜は『なるみ・岡村の過ぎるTV』『これ余談なんですけど・・・』『相席食堂』など朝日放送テレビ制作の関西ローカル枠番組が多数放送されている。『探偵!ナイトスクープ』は開局後の1991年10月から金曜深夜に同日ネットされている。2024年(令和6年)6月現在は同日1時間遅れネットで放送されているが、1994年4月から2009年(平成21年)9月までは同時ネットで放送されていた。1994年頃までは阪神タイガースの公式戦日曜デーゲーム中継(阪神甲子園球場)やオープン戦中継を同時ネットで放送していた。令和6年能登半島地震発生後、朝日放送テレビ『newsおかえり』の令和6年能登半島地震関連特集やニュース特集(真夜中の定点観測など)が平日夕方『ふむふむ』で放送されている。
- 2020年前後からテレビ東京系列(テレビ大阪制作分も含む)の番組が増加している。2025年(令和7年)1月現在、レギュラー番組が4本放送されているほか、単発のスペシャル番組が不定期で放送されている。テレビ金沢よりも近年はテレビ東京系列の番組が多くなっている。『ポケットモンスター』は1997年4月から、『日経スペシャル カンブリア宮殿』は2010年(平成22年)4月から放送されている。
- ^ 福井放送もANNに加盟しているが、NNN/NNSとのクロスネット局加盟。
- ^ 朝だ!生です旅サラダで、富山県からの中継がある時は、テレビ朝日富山支局ではなく、当局が中継を担当する。
- ^ 主に福井放送が担当できない場合の嶺北地区を取材する
- ^ 2009年まではテレビ朝日富山支局と事務所を共同使用していた。2010年に高岡市に移転したが、後に富山市に戻った。
- ^ 当時の代表取締役社長。
- ^ 11:40 - 11:45を差し替える形で放送。同番組内包の『ANNニュース』(11:45 - 12:00)にもローカル枠(11:57 - 12:00)が設定されているが、『ANNニュース』のローカル枠を差し替えせずネットしている。
- ^ 高校野球県大会期間中に中継が重なった場合は『渡辺篤史の建もの探訪』の遅れネットを休止させたうえで、土曜 5:20 - 5:50に繰り上げて放送。2020年4月から2024年3月まで放送されていた『おしえて!四千頭身』が放送開始の初年度は該当せず、2021年度以降は放送時間を繰り上げず別枠日を設け放送日時を変更し放送していた。
- ^ 制作局と同時ネットのローカルセールス枠は○表記。
- ^ a b c d e f リアルタイム字幕放送。
- ^ 深夜放送休止時間が延長となった場合は5:50(ANNゾーン)からの飛び乗り放送となる。
- ^ 11:41 - 11:45に『HABニューススカッシュ』を、11:45 - 12:00に『ANNニュース』をそれぞれ内包。
- ^ 11:45まではローカルセールス枠のため、高校野球県大会期間中は放送開始時刻を10:25(水曜のみ10:30)から11:45に変更(休養日は除く)。
- ^ 第1部の終盤15分と第2部全編はネットセールス枠。また高校野球県大会期間中(準々決勝以降)は第2部をネット返上し番組を休止することがある(雨天時や休養日は除く)。準決勝または決勝戦は前述の記述に加え、第1部に内包している『ANNニュース』全編もネット返上。
- ^ 『HABスーパーJチャンネル』に内包、17:50 - 18:15のANNゾーン以外(16:45 - 17:50・18:15 - 19:00)の放送時間はローカルセールス枠。
- ^ 制作局より遅れ日数なしの同日時差ネット。大晦日に放送される「年忘れファン感謝祭」は同時ネット。
- ^ 2020年3月までは土曜 0:20 - 1:30(金曜深夜)、『朝まで生テレビ!』を放送する週は土曜 0:20 - 1:34(金曜深夜)。当番組を飛び乗り放送するため、CM枠調整で放送時間が少し長くなっていた。
- ^ 『朝まで生テレビ!』放送時は休止。
- ^ 高校野球県大会期間中に中継が重なった場合は、2020年4月から2024年3月まで放送された自社制作番組『おしえて!四千頭身』を当該時刻で放送するため休止していた。『おしえて!四千頭身』が放送開始の初年度は該当しない。
- ^ ネット開始前は関西ローカルだった。2024年8月現在、北陸朝日放送・メ~テレ・広島ホームテレビ(時差ネット)・熊本朝日放送でネットされている。
- ^ 朝日放送テレビが高校野球中継で休止の場合は、別番組に差し替え。または高校野球県大会期間中に中継が重なった場合はネット返上。
- ^ 制作局より遅れ日数なしの同日時差ネット。高校野球石川県大会期間中に中継が重なった場合は放送時間が土曜 9:30 - 10:00に繰り上がり、制作局より30分先行放送となる。
- ^ 6:20以降は全編ネットセールス枠。
- ^ 通常時同時ネットではあるがローカルセールス枠のため、ネットされない場合もある。2016年4月から2017年3月と2018年4月から2019年9月までは日曜 11:55 - 12:55の60分枠で放送されていた時期は12:00から飛び乗り放送をしていた。
- ^ a b 通常時同時ネットであるが、編成の都合上ネットされない場合もある。
- ^ 2018年10月から2019年9月まではネットセールス枠。同年10月から全編ローカルセールス枠に転換されたため、不定期放送へ移行。
- ^ a b 北陸放送から移行。
- ^ 『週刊ブシロード』のタイトルで『月刊ブシロードTV with Reバース』の放送内容を5分間のミニ番組として放送していた。
- ^ 2022年8月までは定期放送していた。
- ^ 2025年1月期にNHK Eテレ(金沢)で再放送
- ^ MROでは1990年4月から1991年9月まで(1990年3月以前は、金曜深夜に放送されていた)、『MROサタデー劇場』のタイトルで放送。なお『土曜ワイド劇場』の遅れネット枠となるまでは、『火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系列)の遅れネット枠だった。
- ^ HAB開局時は『女38歳気になるテレビ』の2回目から。
- ^ HAB開局時は『さすらい刑事旅情編』の第4シリーズから。
- ^ 1987年ごろ打ち切り。
- ^ 1986年9月27日に打ち切り[21]。
- ^ 1990年3月に打ち切り、HAB開局までの1年半は石川県では未放送だった。
- ^ HAB開局時は『鳥人戦隊ジェットマン』の後半から。MROでは1985年9月に打ち切り、その後半年間はITCで放送するが1986年3月打ち切り。以後、HAB開局までのおよそ5年半は石川県では未放送だった。
- ^ HAB開局時は『特救指令ソルブレイン』の後半から。
- ^ 1985年9月までは北陸放送で放送されていた。
- ^ 同町では旧南越前町ケーブルテレビ時代より嶺南地方と同様、朝日放送テレビの区域外再放送が実施されている。
- ^ 同地区のケーブルテレビ局和泉ケーブルネットワークではアナログ時代に名古屋テレビ放送の区域外再放送が実施されていた。
- ^ ただし、朝日は1989年9月から2011年3月まで富山が東京本社版、福井が大阪本社版だった。
- ^ 各局によって放送日時が異なる。朝日放送テレビが放送の基準日である。
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関連項目 | |
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脚注
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/33/ANN_logo.svg/100px-ANN_logo.svg.png)
1ANNでは報道部門のみの参加。NNNフルネット局(NNNのニュース番組は全て同時ネットしているため)。 2NNN、FNN/FNSとのクロスネット局。ANNでは報道部門のみの参加。 3加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル) 4旧EXは2014年に現EXに放送免許を譲渡。 5旧ABCは2018年に現ABCに放送免許を譲渡。 6一般番組供給部門のみの参加。 7旧KBCは2023年に現KBCに放送免許を譲渡。 8母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。
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関連項目 | |
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1 資本・友好関係のあるテレビ局・ラジオ局 2 以前の関連会社で、テクノホライゾン・ホールディングスの子会社となった 3 過去に友好関係のあったラジオ局。2000年4月1日開局、2010年9月30日閉局 4 過去に資本・友好関係のあったラジオ局。旧法人は2014年3月31日清算 5 過去に刊行された出版物。2014年9月号からネイチュアエンタープライズに発行を移管
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