種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒630-8677 奈良県奈良市橋本町16番地 |
設立 | 1934年(昭和9年)6月1日 |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 5150001001622 |
金融機関コード | 0162 |
SWIFTコード | NANTJPJT |
事業内容 | 銀行業 |
代表者 | 代表取締役頭取 橋本隆史 |
資本金 |
379億2,415万円 (2022年3月31日時点) |
発行済株式総数 |
3,302万5千株 (2022年3月31日時点) |
純利益 |
連結:118億67百万円 単体:118億61百万円 (2022年3月期) |
純資産 |
連結:2,864億73百万円 単体:2,752億74百万円 (2022年3月31日時点) |
総資産 |
連結:7兆14億41百万円 単体:6兆9,819億97百万円 (2022年3月31日時点) |
従業員数 |
連結:2,424人 単体:2,146人 (2022年3月31日時点) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 14.37% 日本カストディ銀行(信託口)4.83% 日本生命保険 3.22% 明治安田生命保険 3.19% (2022年3月31日時点) |
主要子会社 | #関係会社参照 |
外部リンク | https://www.nantobank.co.jp/ |
南都銀行のデータ | |
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法人番号 | 5150001001622 |
店舗数 | 103 |
貸出金残高 | 4兆1,944億円 |
預金残高 | 5兆8,095億円 |
特記事項: 店舗数は「拠点数」。店舗数、貸出金残高、預金残高はいずれも2024年3月31日現在の情報[2]。 |
株式会社南都銀行(なんとぎんこう、英: The Nanto Bank, Ltd.)は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行。
行名の「南都」は奈良の別名(古名)である。
地銀協加盟の奈良県における地方銀行である。2006年(平成18年)、奈良銀行がりそな銀行に吸収合併したため、現在は県内に本店を置く唯一の銀行となっている。
三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)の親密地銀であり、三菱UFJフィナンシャル・グループとの関係が深い。奈良県および奈良市をはじめとする県内の市町村の多くから指定金融機関として指定されている。
県内での融資などの事業は県経済の不振の影響で伸び悩んでいるものの、県外(大阪府、京都府、和歌山県、三重県、東京都、上海、香港)へ進出して攻勢を強めている[3][4]。県内においてはメインバンク企業数6割[5]、融資シェア5割、預金シェア3割と圧倒的である。
コンビニATMはイーネット、セブン銀行、ローソン銀行と提携している。また、2019年3月から奈良、大阪、京都の3府県に設置する店舗外ATMの4割(239台)を、一括してセブン銀に委託する。この方針によって、南都銀はATM運営費の年間1億円以上の削減を目指すとしている[6][7]。
2010年(平成22年)年度より、地元奈良の鹿をモチーフとしたキャラクターとして、「ナントの案内シカ」こと「ナンシカ」(関西弁で「何と言っても」「とにかく」という意味)が登場した。鹿の腹の部分に「ナンシカ」と書かれており、同行のカードローン「キャッシュクイック」のキャラクターとして、同行のホームページやポスターなどに登場している。
戦前・戦中
戦後
1982年(昭和57年)創部の女子ホッケー部が強豪チームとして知られ、1997年(平成9年)に発足したホッケー日本リーグにも初年度から参戦している。2004年(平成16年)には所属の宮崎奈美がアテネオリンピックに出場。2005年には全日本ホッケー選手権大会で悲願の初優勝を果たした[26]。
2010年(平成22年)に平城遷都1300年記念事業が開催されることで、同事業のイメージキャラクターである「せんとくん」がホッケーをする姿を、同行独自のキャラクターとして制定した。あわせて平城遷都1300年記念定期預金「なんとdeせんと」期間限定で発売された。
2018年8月[28][29] から広告展開しているテレビCMシリーズ。全10話のドラマ仕立てで『南都家の一族』(横溝正史の長編推理小説『犬神家の一族』のパロディ)のタイトルでシリーズ化したCMで、遺産相続で起こりやすい揉めごとを描いている。川上麻衣子[27][30]のほかに前述の井阪も行員役で出演している[27]。詳細は、南都銀行公式サイト「南都家の一族」を参照。
CM制作の背景には、2017年に近畿地方の地方銀行で初めて取り扱いを開始した信託業務が一般に浸透していないことからPRも兼ねて行われた[29][31]。また、このシリーズでは川上が証拠隠滅のため遺言書を口に入れるシーンが話題にもなった[30]。当初は奈良県(奈良テレビ放送)のみの放送であったが、近畿地方にも放送が拡大となった[27]。
2019年にはこのシリーズが、全日本広告連盟の「第13回鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞」(地域広告が受賞対象)の最優秀賞[32]、放送批評懇談会の「第56回ギャラクシー賞」のテレビCM部門優秀賞をそれぞれ受賞した[27]。