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選手情報 | |||||||||
フルネーム | うらべ らん | ||||||||
ラテン文字 | Ran URABE | ||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
競技 | 陸上競技 | ||||||||
種目 | 中距離走 | ||||||||
所属 | NIKE TOKYO TC(解散)→積水化学女子陸上競技部 | ||||||||
大学 | 東京学芸大学 | ||||||||
生年月日 | 1995年6月16日(29歳) | ||||||||
出身地 | 東京都 | ||||||||
身長 | 168cm | ||||||||
成績 | |||||||||
オリンピック | 1500m:予選敗退(2021年) | ||||||||
地域大会決勝 |
アジア選手権 1500m:4位(2019年) | ||||||||
国内大会決勝 |
日本選手権 800m:優勝(2019年、2021年) 1500m:優勝(2019年) | ||||||||
自己ベスト | |||||||||
800m | 2分02秒74(日本歴代8位) | ||||||||
1500m | 4分07秒90(日本歴代3位) | ||||||||
3000m | 9分06秒18 | ||||||||
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編集 |
卜部 蘭(うらべ らん、1995年6月16日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は中距離走。父・卜部昌次は中央大学で箱根駅伝を2度(1区、10区)走り母校のシード権獲得に貢献[1]。母・卜部(旧姓:田島)由紀子は東京女子体育大学で日本選手権1500mで準優勝2回、全国女子駅伝8区で区間賞獲得[2]。
新宿区立早稲田小学校、新宿区立西戸山中学校(統合後は新宿区立新宿西戸山中学校)、白梅学園高等学校、東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程(G類)生涯スポーツ専攻卒業[3][4][5]。大学卒業後、クラブチームNIKE TOKYO TC(NTTC)に所属。同クラブの解散に伴い積水化学に移籍。
中学3年の2010年全日本中学陸上800mで2位となり、さらに全国中学駅伝で1区区間賞をとって全国的に知られるようになった。高校1年で2011年インターハイ800m、国体少年女子B1500mに出場。高校2年では、国体少年女子A800m、日本ユース800mで入賞。高3ではインターハイ800m、国体少年女子A800mでも入賞し、日本ジュニア800mで初の全国優勝を果たした。
大学でも中距離で活躍した。大学1年では故障で出遅れたが秋の日本インカレ1500mで6位。大学2年以降も何度か不調に苦しみながらも、日本学生個人で800m、日本インカレで800m、1500mを優勝した。大学4年で日本インカレ1500mで優勝した際には学生陸上界では「母娘2代での優勝」と話題になった。
大学卒業後は最強ランナー新谷仁美とクラブチームNTTCで活動し、800m、1500mで日本選手権や国体、さらにアジア選手権でも活躍。2019年の日本選手権1500mでは母親の果たせなかった優勝を果たし、さらに800mも制して2冠となった。NTTC解散後の2020年1月から新谷とともに積水化学に所属し、2020年東京オリンピック出場を目指して取り組んだ。参加標準記録には達しなかったが、年間ランキング上位に入り1500m代表に選ばれた。同種目の日本選手出場は、田中希実とともに初の快挙である。
2021年8月2日の東京オリンピック陸上女子1500m予選では、2組で出走。組9着で予選落ちとなったが、自己記録を2秒62も更新する4分7秒90(日本歴代3位)の快走を見せた[6][7]。
2024年1月1日に結婚したことを発表[8]。
年 | 大会 | 種目 | 順位 | 備考 | |
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2010年 | 千葉国際クロスカントリー | 中学女子3km | 12位[9] | ||
全日本中学陸上・鳥取 | 800m | 2位[10] | |||
全国中学駅伝・山口 | 1区 | 区間賞 | 西戸山中学30位[11] | ||
2011年 | 第66回国民体育大会・山口 | 少年女子B1500m | 4位[12] | ||
第5回日本ユース陸上 | 800m | 4位[13] | |||
2012年 | 第67回国民体育大会・岐阜 | 少年女子共通800m | 6位[14] | ||
2013年 | 大分インターハイ2013 | 800m | 4位[15] | ||
大分インターハイ2013 | 1500m | 9位 | |||
第68回国民体育大会・東京 | 少年女子共通800m | 5位[16] | |||
第29回日本ジュニア陸上 | 800m | 優勝[17] | |||
2014年 | 日本インカレ・熊谷 | 1500m | 6位[18] | ||
2015年 | 日本学生個人 | 800m | 優勝[19] | ||
日本インカレ・長居 | 800m | 2位[20] | |||
日本インカレ・長居 | 1500m | 優勝 | 母娘2代制覇 | ||
2016年 | 日本インカレ・熊谷 | 800m | 優勝[21] | ||
日本インカレ・熊谷 | 1500m | 2位 | |||
2017年 | 第101回日本選手権・長居 | 800m | 7位[22] | ||
日本インカレ・福井 | 800m | 4位[23] | |||
日本インカレ・福井 | 1500m | 優勝 | |||
2018年 | 第102回日本選手権・山口 | 1500m | 2位[24] | ||
第73回国民体育大会・福井 | 成年女子1500m | 優勝[25] | |||
2019年 | 都道府県対抗女子駅伝 | 2区 | 8位 | 東京都9位[26] | |
2019アジア選手権・ドーハ | 1500m | 4位[27] | 初の日本代表 | ||
全日本実業団陸上 | 1500m | 2位[28] | |||
第103回日本選手権・福岡 | 800m | 優勝[29] | |||
第103回日本選手権・福岡 | 1500m | 優勝 | |||
第74回国民体育大会・茨城 | 成年女子1500m | 5位[30] | |||
2020年 | 全日本実業団陸上 | 800m | 優勝[31] | ||
全日本実業団陸上 | 1500m | 優勝 | |||
第104回日本選手権・新潟 | 800m | 3位[32] | |||
第104回日本選手権・新潟 | 1500m | 4位 | |||
実業団女子駅伝 | 2区 | 区間賞 | 積水化学2位[33] | ||
2021年 | READY STEADY TOKYO | 1500m | 2位[34] | ||
第105回日本選手権・長居 | 800m | 優勝[35] | |||
第105回日本選手権・長居 | 1500m | 2位[36] | |||
実業団女子駅伝 | 2区 | 区間賞 | 積水化学優勝[37] | ||
2022年 | 第30回金栗記念選抜中・長距離 熊本 | 1500m | 優勝[38] | ||
第9回木南道孝記念陸上競技大会 | 1500m | 2位[39] | |||
第106回日本選手権・長居 | 800m | 6位[40] | |||
第106回日本選手権・長居 | 1500m | 8位 | |||
実業団女子駅伝 | 2区 | 区間賞 | 積水化学2位 |