合成大麻(ごうせいたいま)とは、大麻またはハーブ類に人工的に調合された化学物質を吹き付けて製造された薬物の一種。合成カンナビノイド、偽大麻とも報道される。
天然大麻に外観は類似するが、化学物質(例:テトラヒドロカンナビノール等)の種類や濃度によりドラッグとしての効果は大きく上回ることがあり[1]、しばしば集団薬物中毒事件が発生する。アメリカ合衆国内に流通している合成大麻のメジャーブランドに、K2、スパイスなどがあるが同一製造者が同一成分で作っているとは限らない。2008年頃から1回分1ドル程度で手軽に購入できるドラッグとして流行し始めたが、薬物乱用が社会問題を引き起こしたことからアメリカの諸都市で製造販売が制限されている[2]。