国家映画賞 特殊効果賞 | |
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受賞対象 | 最高の特殊効果 |
会場 | ニューデリー |
国 | インド |
主催 | 映画祭事務局 |
報酬 | 銀蓮像、賞金5万ルピー |
初回 | 1991年 |
最新回 | 2021年 |
初代受賞者 | シャシラール・K・ナーイル |
最新受賞者 | V・スリニヴァス・モハン |
国家映画賞 特殊効果賞(こっかえいがしょう とくしゅこうかしょう、National Film Award for Best Special Effects)は、国家映画賞の賞の一つ。優れた特殊効果技術を対象とした賞で、受賞者には銀蓮像と賞金5万ルピーが贈られる。第39回国家映画賞で創設されたが、最初の受賞者が選出されたのは翌年の第40回国家映画賞からである。第69回国家映画賞を最後に廃止され、第70回国家映画賞からはアニメ映画賞と統合され、新たにAVGC映画賞が創設された[1]。
年 | 受賞者 | 作品 | 言語 | 引用 | 出典 |
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1991 (第39回) |
受賞者なし | [2] | |||
1992 (第40回) |
シャシラール・K・ナーイル | Angaar | ヒンディー語 |
彼の絶対的な説得力を持つミニチュア作品に対して。 |
[3] |
1993 (第41回) |
セートゥ | Thiruda Thiruda | タミル語 |
巨大なスケールで華々しいシーンをプロフェッショナルに、かつ的確にこなし、それによって映画全体のインパクトに貢献したことに対して。 |
[4] |
1994 (第42回) |
C・ムルゲーシュ | Kadhalan | タミル語 |
独創的に生み出された数多くの壮大なシーンに対して。 |
[5] |
S・T・ヴェンキー | |||||
1995 (第43回) |
S・T・ヴェンキー | Kaalapani | マラヤーラム語 |
革新的で壮大な視覚効果を生み出したことに対して。 |
[6] |
1996 (第44回) |
S・T・ヴェンキー | インドの仕置人 | タミル語 |
当時の風景を再現するため、古い映像と最新の映像を組み合わせたことに対して。 |
[7] |
1997 (45回) |
受賞者なし | [8] | |||
1998 (第46回) |
S・T・ヴェンキー | ジーンズ 世界は2人のために | タミル語 |
コンピュータによって作り出された非常に革新的で壮大な特殊効果。2人のキャラクターのアニメーションは魅力的で興味を抱かせてくれる。 |
[9] |
1999 (第47回) |
マントラ | Hey Ram | タミル語 |
特殊効果を巧みに使うことで、過去に生き、インド史の伝説的人物と対話するかのような感覚を高めたことに対して。 |
[10] |
年 | 受賞者 | 作品 | 言語 | 引用 | 出典 |
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2000 (第48回) |
受賞者なし | [11] | |||
2001 (第49回) |
N・マドゥスーダナン | Aalavandhan | タミル語 |
映画のドラマティックな展開を高めるための、実写とアニメの創造的な特殊効果の使用に対して。 |
[12] |
2002 (第50回) |
インディアン・アーティスツ | Magic Magic | タミル語 |
デジタル技術を巧みに使用してファンタジーと魔法の世界を作り出したことに対して。 |
[13] |
2003 (第51回) |
ビンミニ・スペシャル・エフェクト・スタジオ
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君を探してた | ヒンディー語 |
ファンタジーの描写に特殊効果を巧みに取り入れていることに対して。 |
[14] |
デジタル・アート・メディア
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2004 (第52回) |
サーナート (ファイアー・フライ・デジタル) |
Anji | テルグ語 |
特殊効果を使用して想像性豊かで効果的な世界を作り出したことに対して。 |
[15] |
2005 (第53回) |
Tata Elxsi | Anniyan | タミル語 |
映画の映像様式を高めた、想像力と創造性にあふれた特殊効果に対して。 |
[16] |
2006 (第54回) |
EFX | クリッシュ 仮面のヒーロー | ヒンディー語 |
印象的な効果と巧みな技術が、映画の幻想的な質を高めている。 |
[17] |
2007 (第55回) |
インディアン・アーティスツ | ボス その男シヴァージ | タミル語 |
リアリスティックなプロポーションを想定した色調と質感のレンダリングの先駆的な取り組みに対して。精密なコンピュータ・グラフィック作業によって黒い肌を色白に変えるのは、納得の手法である。 |
[18] |
2008 (第56回) |
ゴーヴァルダン (Tata Elxsi) |
Mumbai Meri Jaan | ヒンディー語 |
人災を描き出した見事な技術的効果に対して。 |
[19] |
2009 (第57回) |
R・C・カマル・カンナン | マガディーラ 勇者転生 | テルグ語 |
幻想的な物語の視覚的な広がりを高める見事な特殊効果の使用に対して。 |
[20] |
年 | 受賞者 | 作品 | 言語 | 引用 | 出典 |
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2010 (第58回) |
V・スリニヴァス・モハン | ロボット | タミル語 |
インド映画における視覚的特殊効果を新たな時代に誘い、この芸術の実践者たちのために世界地図に居場所を作り出したことに対して。 |
[21] |
2011 (第59回) |
レッド・チリーズVFX
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ラ・ワン | ヒンディー語 |
コンピュータによる最新技術の特殊効果を巧みに使用したことに対して。レッド・チリーズVFXの開発チームは3Dグラフィックから、実際のアクションと合成した映像をまで様々な視覚効果を生み出し、ロボット・クリーチャーの魔法を実現させた。さらに、主要なアクションシーンのディティールにも細心の注意を払っている。 |
[22] |
2012 (第60回) |
マクタVFX | マッキー | テルグ語 |
コンピュータ・グラフィックとデジタル映像を用いた最先端技術こそ、この映画の主役である。 |
[23] |
2013 (第61回) |
インターメッツォ・スタジオ・エイリアン・センス・フィルムズ | Jal | ヒンディー語 |
映画のテーマを引き立てるため、特殊効果を独創的かつ有機的に使用したことに対して。 |
[24] |
2014 (第62回) |
受賞者なし | [25] | |||
2015 (第63回) |
V・スリニヴァス・モハン | バーフバリ 伝説誕生 | テルグ語 |
息をのむような特殊効果を生み出し、物語の感情的でドラマティックな激動を描き出したことに対して。 |
[26] |
2016 (第64回) |
ナヴィーン・ポール | Shivaay | ヒンディー語 |
この映画には信じられないような面白いアクションシーンが巧みに混ぜ込まれている。 |
[27] |
2017 (第65回) |
R・C・カマル・カンナン | バーフバリ 王の凱旋 | テルグ語 | [28] | |
2018 (第66回) |
シュルシュティ・クリエイティブ・スタジオ | Awe | テルグ語 |
複数の物語とキャラクターを視覚的に効果的な手法を用いて、まとまりのある結末に導いた器用さと巧みさに対して。 |
[29] |
ユニフィ・メディア | K.G.F: CHAPTER 1 | カンナダ語 |
1980年代という時代の荒涼とした地域を説得力をもって作り出すことに成功したことに対して。 | ||
2019 (第67回) |
シッダールト・プリヤダルシャン | Marakkar: Lion of the Arabian Sea | マラヤーラム語 |
映画の背景を自然な雰囲気にするために様々な効果を用いてリアリスティックに表現したことに対して。 |
[30] |
年 | 受賞者 | 作品 | 言語 | 引用 | 出典 |
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2020 (第68回) |
受賞者なし | ||||
2021 (第69回) |
V・スリニヴァス・モハン | RRR | テルグ語 | [31] |