国民統一党(こくみんとういつとう)は、北キプロス・トルコ共和国の政党。
トルコ語名はUlusal Birlik Partisi。略称UBT。
1975年10月11日、キプロスにおけるトルコ系住民の指導者ラウフ・デンクタシュによって設立された。 結党から2003年の選挙まで、1994年から1996年までの期間を除いて政権を握っていた。
2009年に行われた北キプロス下院議員選挙では、50議席中26議席を獲得し、国民投票で44%を獲得し、過半数の政府を形成した。その候補者であるデルヴィシュ・エロール元首相は、北キプロス大統領選挙(2005年4月17日)で22.8%の票を獲得した。
2016年から2018年初頭の選挙までは、民主党との少数与党政権の上級パートナーであり、党首のフセイン・オズグルグンが首相を務めた。それ以前は共和トルコ党との連立政権のジュニアパートナーであり、2013年から2015年まで野党として活動していた。
2020年10月の大統領選挙にて党首のエルシン・タタール首相が現職を破り当選。エロール以来5年ぶりに大統領府を奪還した[1]。