一般国道 | |
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国道340号 | |
地図 | |
総延長 | 244.5 km |
実延長 | 213.5 km |
現道 | 213.4 km |
制定年 | 1975年(昭和50年) |
起点 | 岩手県陸前高田市(北緯39度0分28.91秒 東経141度37分34.44秒 / 北緯39.0080306度 東経141.6262333度) |
主な 経由都市 |
岩手県遠野市、宮古市 |
終点 | 青森県八戸市 塩町交差点(北緯40度30分50.13秒 東経141度29分54.24秒 / 北緯40.5139250度 東経141.4984000度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道45号 国道107号 国道106号 国道45号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道340号(こくどう340ごう)は、岩手県陸前高田市から北上山地を縦貫して、青森県八戸市に至る一般国道である。
岩手県陸前高田市の国道45号分岐を起点に北へ向かい、北上高地を南北に縦断しながら遠野市を経て、青森県八戸市で再び国道45号(塩町交差点)に接続する幹線道路。東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、後方支援拠点の遠野市から救援物資の輸送路としても利用された[1]。
一部の区間ごとに別名があり、陸前高田市 - 気仙郡住田町間が「高田街道」、住田町 - 遠野市上郷町間が「世田米街道」、同市上郷町の一部が「上り街道」、下閉伊郡岩泉町浅内 - 岩手郡葛巻町間が「新小本街道」、九戸郡九戸村 - 同郡軽米町間が「九戸街道」ともよばれる。
終点付近の八戸市中心市街・新荒町交差点(青森県道251号妙売市線交点)と終点・塩町交差点の約1.6 km区間は、八戸港方面へ向かう一方通行となっている。
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
陸前高田・住田間
住田・遠野間
遠野・宮古(川井)間
宮古(茂市)・岩泉間
岩泉・葛巻間
葛巻・軽米間
軽米・八戸間
赤羽根峠と立丸峠と押角峠はトンネルでの通過が可能。赤羽根峠、立丸峠は急勾配・急カーブ緩和のための新道切替によりトンネル化された。押角峠はJR東日本岩泉線が並行していたが、2014年(平成26年)4月1日の廃線化に伴い同線のトンネルを道路用に改良し、2020年(令和2年)12月13日に供用された[15][16][17]。