一般国道 | |
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国道418号 | |
総延長 | 267.2 km |
実延長 | 176.2 km |
現道 | 172.8 km |
制定年 | 1982年(昭和57年)指定(1993(平成5年)延伸) |
起点 | 福井県大野市 (北緯35度58分12.28秒 東経136度30分3.56秒 / 北緯35.9700778度 東経136.5009889度) |
主な 経由都市 |
岐阜県本巣市、山県市、関市、 美濃加茂市、加茂郡川辺町、加茂郡八百津町、恵那市 長野県下伊那郡平谷村、阿南町 |
終点 | 長野県飯田市(北緯35度18分54.59秒 東経137度55分28.68秒 / 北緯35.3151639度 東経137.9246333度) |
接続する 主な道路 (記法) |
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■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道418号(こくどう418ごう)は、福井県大野市から長野県飯田市に至る一般国道である。
福井県大野市桜塚町の明治交差点から岐阜県南部を東西に横断して、長野県飯田市南信濃和田で国道152号との交点に至る延長267.2 kmの一般国道の路線である。起点・大野市桜塚町の明治交差点から大野市桜塚町のエキサイト広場南東交差点まで国道158号と重複区間となり、福井県大野市桜塚町のエキサイト広場南東交差点から岐阜県本巣市根尾板所の交点まで国道157号と重複区間となる。主な通過地は、岐阜県本巣市、関市、美濃加茂市、恵那市であり、国道157号重複区間の温見峠を皮切りに、尾並坂峠、平谷峠、売木峠(旧道)などの峠を越えていく線形をとっている。
岐阜県加茂郡八百津町南戸(みなと)の岐阜県道353号篠原八百津線分岐点から恵那市笠置町笠置ダム付近までの木曽川が流れる深沢峡沿いの道は長らく通行不能な区間で道路は荒れ果てており、国道指定はなされているが事実上の廃道状態となっている[1][2]。この付近で事業中の新丸山ダム建設に伴い、将来道路がダム湖によって水没する予定であることから[3][2][4]、北岸にバイパス道路(丸山バイパス;八百津町八百津から恵那市飯地町までの約12.7 km)の建設が進められており、一部区間(八百津町八百津から同町潮南までの延長約9.2 km)は2010年(平成22年)3月に供用を開始した[5]。途中にある新旅足橋は、川の水面まで200 mという非常に高い場所に橋がかけられている[6]。
一般国道の路線を指定する政令[7][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
起点・福井県大野市桜塚町 明治交差点から福井県大野市桜塚町 エキサイト広場南東交差点までの区間は国道158号と重複する。福井県大野市桜塚町 エキサイト広場南東交差点から岐阜県本巣市根尾板所までの温見峠越えの区間は国道157号と重複する。福井・岐阜県境の温見峠越え付近は1車線の狭隘路、洗い越し、ガードレールが無いなどの俗にいう酷道の区間で知られる[12]。同重複区間である、本巣市根尾能郷の冬期閉鎖ゲート付近も狭隘路となっており、道路状況に対する注意喚起のため、道端に「落ちたら死ぬ!!」と書かれた看板が設置されている[12]。
本巣市根尾板所から国道157号より分岐して単独区間となり、国道256号まで1.5車線の道路が続く[13]。関市 - 美濃加茂市間は、2車線の快走路となり[13]、東海環状自動車道へのアクセス道路にもなっている。
岐阜県八百津から恵那までの木曽川右岸に沿う現道区間の一部は、狭隘路、未舗装、落石や法面崩壊が見られ交通の安全確保が困難な状況にあることから通年通行止め規制がかけられ、国道の中で「最も過酷で難所を極めた酷道」[2]「最凶酷道」[4]と評されるほど、荒れ果てた状態が続いていることが知られている[2]。現道指定区間の山側(北側)に並行して丸山バイパスの建設が進められており、迂回路となる岐阜県道353号、402号、412号とつないで、恵那市笠置町川合の木曽川に架かる武並橋で国道418号現道に連絡する。
恵那市で重複する国道257号分岐から岐阜・長野県境の達原トンネル[注釈 7]までの約11 km区間は、すれ違い困難なほど幅員が狭まるところがある[14]。達原トンネル以東の長野県内の区間は、1.5車線から2車線の道路が続く[14]。
岐阜県加茂郡八百津町(岐阜県道353号篠原八百津線分岐点)から恵那市(笠置ダム付近)までの約17.7 kmは、本区間を管理する岐阜県可茂土木事務所と恵那土木事務所が通行を禁止している。巨大な落石によって災害通行止めになり、15年以上が経過する[4]。この区間は丸山ダムの嵩上げ計画である新丸山ダムにより水没する予定のため[注釈 8]、すでに山側に付け替え道路である丸山バイパスが岐阜県道353号篠原八百津線に沿って建設されており、町道十日神楽線交差点 - 笠置ダム間には一般車両が進入できないようにバリケードが設置されている[2]。ただし、山林、河川の管理道路として利用されているため完全な通行止めにはされておらず、維持管理は行われている[15]。水没予定区間には他に五月橋が架かる深沢峡に至る岐阜県道352号大西瑞浪線の起点がある。
起点から
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