一般国道 | |
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国道461号 | |
総延長 | 142.2 km |
実延長 | 128.7 km |
現道 | 123.8 km |
制定年 | 1993年(平成5年) |
起点 | 栃木県日光市 七本桜交差点(北緯36度43分16.29秒 東経139度42分14.71秒 / 北緯36.7211917度 東経139.7040861度) |
主な 経由都市 |
栃木県矢板市、大田原市 茨城県久慈郡大子町、常陸太田市 |
終点 | 茨城県高萩市 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道119号 国道4号 国道400号 国道294号 国道118号 国道349号 国道6号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道461号(こくどう461ごう)は、栃木県日光市から茨城県高萩市に至る一般国道である。栃木県内では日光北街道や黒羽街道と呼ばれる。
栃木県日光市より東へ向かい、栃木県北部の矢板市・大田原市の山麓・丘陵地域と、茨城県北部の大子町・常陸太田市水府地区の八溝山地・阿武隈山地地域を経て茨城県高萩市の国道6号まで東西に結ぶ路線。茨城県大子町では、国道118号と一部重複して南下し、観光名所である袋田の滝近く(袋田の滝入口交差点)で分岐東進して再び単独区間となる。
もともと、栃木・茨城両県の山間地域の県道を統合・昇格して国道となった路線で、路線指定当時は未改良区間が多く存在したが、拡幅や線形改良など改良工事が進められてきた。栃木県那須郡那珂川町の一部では、1車線の狭隘区間が今なお存在する。
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
1993年(平成5年)4月1日に国道指定を受けて、これまでの県道(県道今市矢板線、栃木県道271号大田原矢板線の一部、県道大田原黒羽線、茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線線の一部、栃木県道321号南方須佐木線の一部、県道大子馬頭線の一部、県道高萩大子線、県道折橋山方線の一部[6])が昇格して国道となっている。
国道指定当初の起点は大谷向交差点で、国道121号現道と一部重複して東方向へ向かい大谷向駅前より国道121号から分岐して単独区間(日光北街道)となり、日光市豊田交差点で現道と合流していた。2016年(平成28年)5月に大谷向駅前 - 豊田間が日光市に移管され、バイパスが現道となり起点も七本桜交差点に変更された[2]。
終点付近はセンターラインがなく、国道6号と接続する交差点から300 mほどで常磐線踏切がありボトルネックになったため、2006年(平成18年)に踏切手前で南側に延伸し日立市側に跨線橋「いぶき橋」を建設した。この区間の旧道は廃道となって[3][注釈 6]、このルート上に歩行者と自転車のみ通行ができる一般道路に変った。
茨城県大子町では、かつては大子市街の商店街を抜ける区間で西行きの一方通行区間があり、東行きは国道から外れていたが、2012年(平成24年)の大子バイパスの完成により解消された。
全般に道路改良が進められつつあり、栃木県大田原市以西は主要幹線道路としての2車線規格を満たしているが、以東では狭隘路も混在する。特に栃木県東部から茨城県内にかけて狭隘区間が多い。那珂川町内では、広い谷間に散在する集落を、直線的な1車線道路で民家の軒先をかすめて南北に結んで行く。南下するとそのまま、馬頭市街から続いてくる2車線の栃木県道52号矢板馬頭線に突き当たり、ここを左折するのがそのまま国道となる。なお、峰一つ東に並行している茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線がこの区間の狭隘路を迂回している。
久慈郡大子町までは道路整備が進捗し、2車線化が進んでいる。大子町袋田周辺の道路は整備され、春秋行楽シーズン中は車両の往来が多い。
常陸太田市水府地区は谷間の集落を南北に走る。かつてこの区間の旧道は谷間の山里を縫って1車線強のカーブした狭隘路が連続し、春・秋の行楽シーズンはすれ違い渋滞が随所で生じるため、待避所や信号機無しの交差点に交通整理員が立つことがあったが、2015年(平成27年)5月には高倉橋が開通し、この付近の南北縦軸の道路が拡幅されている[18]。さらに高倉橋から東に位置する里見地区と結ぶ国道349号と交差する折橋交差点までの北沢峠越え区間は、大型車が通行できない狭隘道路であったが、水府里美拡幅事業により北沢トンネルを基本とする道路改良が行われ[25]、2021年(令和3年)10月23日に開通。折橋以東は2車線の改良済道路である。
起点から
起点から
24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
都道府県名 | 地点 | 台数 |
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栃木県 | 那須塩原市一区町231-7 | 11,209 |
茨城県 | 久慈郡大子町下金沢261 | 3,668 |
交差する道路の特記がないものは市道・町道。
交差する道路 | 都道府県名 | 市町村名 | 交差する場所 | ||
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国道119号 | 栃木県 | 日光市 | 七本桜 | ||
県道279号大桑大沢線 | 轟 | ||||
-(屈折) | 県道77号宇都宮船生高徳線 | 塩谷郡 | 塩谷町 | 船場 | |
県道77号宇都宮船生高徳線 | - | 船生南 | |||
県道63号藤原宇都宮線 | 玉生 | ||||
県道30号矢板那須線 | 矢板市 | 本町 | |||
県道236号矢板停車場線 | 県道271号大田原矢板線 | 扇町 | |||
国道4号 | -(重複) | 中 | |||
国道4号 | |||||
-(重複) | 国道4号 | 栃木県 | 大田原市 | ||
県道192号滝沢野崎停車場線 | 野崎十字路 | ||||
(ライスライン) | 那須塩原市 | 一区町 | |||
国道400号(大田原西那須野バイパス) | 大田原市 | 美原 | |||
県道48号大田原氏家線 | 神明町 | ||||
国道400号 | 県道53号大田原高林線 | 金燈籠 | |||
-(屈曲) | 県道72号大田原芦野線(旧陸羽街道) | 河原 | |||
県道170号親園南金丸線 | - | 南金丸 | |||
国道294号 | -(重複) | 大豆田T字路 | |||
-(重複) | 国道294号 | 那珂橋前 | |||
県道27号那須黒羽茂木線 | 田町十字路 | ||||
-(屈折) | 県道27号那須黒羽茂木線 | 前田T字路 | |||
-(屈折) | 県道13号大子黒羽線 | ||||
県道343号蛭畑須佐木線 | - | ||||
県道275号大山田下郷小砂線 | - | 那須郡 | 那珂川町 | ||
県道52号矢板那珂川線 | -(屈折) | 健武新橋 | |||
県道232号矢又大内線 | - | 大内 | |||
-(屈折) | 県道13号大子黒羽線 | 茨城県 | 久慈郡 | 大子町 | - |
県道158号上金沢栃原線 | - | ||||
- | 県道159号上野宮下金沢線 | ||||
- | 県道205号須賀川大子線 | 上岡三差路 | |||
- | 県道160号梨野沢大子線 | ||||
- | 県道325号常陸大子停車場線 | 本町 | |||
県道28号大子那須線 県道325号常陸大子停車場線 |
大子町役場前 | ||||
-(重複) | 国道118号 | 湯の里大橋 | |||
県道324号袋田停車場四度ノ滝線 国道118号 |
-(重複) | 袋田の滝入口 | |||
-(屈折) | 県道324号袋田停車場四度ノ滝線 | ||||
-(屈折) | 県道33号常陸太田大子線 県道195号下関河内小生瀬線 |
小生瀬十字路 | |||
県道33号常陸太田大子線 | -(屈曲) | 常陸太田市 | |||
国道349号 | 折橋 | ||||
- | 県道227号上君田大能線 | 高萩市 | |||
- | 県道10号日立いわき線 | 花貫渓谷入口 | |||
県道10号日立いわき線 | 秋山十字路 | ||||
- | 県道111号高萩塙線 | ||||
県道230号高萩友部線 | 安良川西 | ||||
-(屈折) | 県道298号高萩停車場線 | 安良川 | |||
国道6号 | 日立市 | 国道461号入口 |
起点から