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この項目では、中国の武器について説明しています。その他の用法については「圏」をご覧ください。 |
圈(けん)は中国の格闘用武器の一種。中国では風火輪と呼ばれる[1]。
形は直径30cm弱程度の金属製の環そのもので、円弧の一部分を片手で握り殴打などに用いられる。握りの部分を残してチャクラムのように外側が刃になっている物は投擲武器としても使える。また握りの部分の内側に「月牙」という三日月状の刃をナックルガードとして付けたものもある。投擲や、環の中に敵の武器を絡めて封じるといった使い方もなされる[2]
- ^ Sun, Steve L; Tai Chi Chuan Wind and Fire Wheels, S L S Publication Center, 1998 ISBN 978-0-9671182-0-8
- ^ Sun, Steve L.; Advanced Tai Chi Chuan Wind and Fire Wheels, S L S Publication Center, 1999. ISBN 978-0-9671182-1-5.
- 鴛鴦鉞 - 類似した中国武器。
- チャクラム - 古代インドで用いられた投擲武器の一種。
- 圏 - 日本の漢字における、新字体と旧字体の関係にある。
- ナックルダスター
- 哪吒 - 圈を用いている。