地球の危機 | |
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Voyage to The Bottom of The Sea | |
監督 | アーウィン・アレン |
脚本 |
アーウィン・アレン チャールズ・ベネット |
原案 | アーウィン・アレン |
製作 | アーウィン・アレン |
出演者 |
ウォルター・ピジョン ジョーン・フォンテイン バーバラ・イーデン ピーター・ローレ ロバート・スターリング マイケル・アンサラ フランキー・アヴァロン |
音楽 |
ポール・ソーテル バート・シェフター |
撮影 | ウィントン・ホック |
編集 | ジョージ・ボウムラー |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1961年7月12日 1961年10月11日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『地球の危機』(原題: Voyage to The Bottom of The Sea)は、1961年のアメリカ合衆国の映画。20世紀フォックスが配給した、原子力潜水艦を描いた空想科学映画である。
ハリマン・ネルソン提督の設計した原子力潜水艦シービュー号が、北極海を試験航海中、世界中の空が赤く燃え上がるという事態が起きた。原因は、地球を取り巻くヴァン・アレン帯の異常と判明。ネルソン提督は、国連で開かれた緊急会義で、核ミサイルを爆発させヴァン・アレン帯を一気に燃え尽きさせる計画を提案するが、猛反対に合う。提督は、シービュー号を強行発進させ、艦長のリー・クレーンすら反対するのを押し切って、発射地点へ向かう。だが、各国はその阻止に動き、艦内でも何者かの妨害工作が起きるのだった。
1960年の『失われた世界』に続き、アーウィン・アレンが製作し、20世紀フォックスが配給したSF映画で、架空の最新鋭原子力潜水艦シービュー号の活躍を描いている。今回はアレン自身が原案を書き、前作同様に監督と脚本も手がけた。特撮のL・B・アボットも前作に引き続いての起用である。公開前年には世界で初めて核ミサイル(ポラリス)を搭載した原潜ジョージ・ワシントンが就航して発射実験を成功させており、本作で危機の原因となるヴァン・アレン帯も1958年に発見されたばかりであった。他にもシービュー号が1954年に就航した世界初の原潜ノーチラスと同じように北極海を試験航海するなど、当時の時代背景が随所に垣間見える作品である。アレンは、この設定を再利用し、テレビシリーズ『原子力潜水艦シービュー号』(原題は映画と同じ)を製作した。ただし、ネルソン提督やクレーン艦長など同じキャラクターも登場するが、配役は異なっていて、直接の続編とはなっていない。
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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NETテレビ版 | LD版 | ||
ハリマン・ネルソン提督 | ウォルター・ピジョン | 松宮五郎 | 黒沢良 |
スーザン・ヒラー博士 | ジョーン・フォンテイン | 友部光子 | 小沢寿美恵 |
キャシー・コナーズ | バーバラ・イーデン | 鈴木弘子 | 上田みゆき |
ルシャス・エメリー准将 | ピーター・ローレ | 辻村真人 | 宮内幸平 |
リー・クレイン艦長 | ロバート・スターリング | 田口計 | 中田浩二 |
ミゲル・アルヴァレス | マイケル・アンサラ | 内海賢二 | 森川公也 |
ダニー・ロマノ | フランキー・アヴァロン |