墨染駅 | |
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![]() 駅舎(2016年12月) | |
すみぞめ Sumizome | |
◄KH30 丹波橋 (1.0 km) (1.0 km) 藤森 KH32► | |
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所在地 | 京都市伏見区墨染町691番地 |
駅番号 | KH 31 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ■京阪本線 |
キロ程 | 42.3 km(淀屋橋起点) |
電報略号 | 墨(駅名略称方式) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
5,923人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)4月15日 |
備考 |
ホームの有効長は7両 (他駅サポートシステム導入駅) |
墨染駅(すみぞめえき)は、京都府京都市伏見区墨染町[1][2]にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH31。
駅名及び周辺の地名の由来は、平安時代・太政大臣「藤原基経」が死去し、この地に葬られた際に上野岑雄が『深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け』と和歌を詠み以後桜が墨染色に咲いた。との言い伝えられ、後に、この地に建てられた寺『墨染寺(ぼくせんじ)』に由来する[3][1]。
1駅隣の(京阪)藤森駅よりもJR奈良線のJR藤森駅に近い他、近鉄京都線伏見駅からも徒歩圏内にある。乗換駅にはなっていないもののいずれかの路線が不通となった際の振替輸送時には比較的便利である。ただし、このように競合他社が多いこともあって乗降客数は周辺の駅と比べても多くない。
戦争中の一時期、陸軍16師団の施設が駅付近に点在していたことから急行停車駅だったことがある。しかし戦争末期には急行運転そのものが廃止され、戦後1946年(昭和21年)2月15日のダイヤ改正で急行運転が復活した時には、急行通過駅に戻る。
相対式2面2線ホームを持つ地上駅。ホーム丹波橋寄りに改札口が上下線で独立して設置されており、改札内で互いのホームの行き来はできない。1990年代半ばまで構内踏切があったが現在は撤去されている。駅構内のスロープは2009年4月バリアフリー対策の新基準に合わせて傾斜が緩くされた[10]。
駅名の「墨染」にちなみ、ホーム屋根の支柱や梁などを他の駅より濃い灰色に塗られていたことがあったが[12]、1980年代半ばより、駅名にちなんでホームの柱をグレー(薄墨色)に塗っている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■京阪本線 | 上り | 三条・出町柳方面[13] |
2 | 下り | 淀屋橋・中之島線方面[13] |
近年の1日あたり利用客数の推移は下記の通り[14][15]。
年度 | 乗降人員 | 乗車人員 |
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2007年 | 8,545 | 4,385 |
2008年 | 8,374 | 4,227 |
2009年 | 8,455 | 4,258 |
2010年 | 8,052 | 4,060 |
2011年 | 7,953 | 3,926 |
2012年 | 7,981 | 4,071 |
2013年 | 7,718 | 4,033 |
2014年 | 7,911 | 4,079 |
2015年 | 8,393 | 4,230 |
2016年 | 7,426 | 3,715 |
2017年 | 7,167 | 3,608 |
2018年 | 7,332 | 3,710 |
2019年 | 7,216 | 3,653 |
2020年 | 5,252 | 2,641 |
2021年 | 5,414 | 2,732 |
2022年 | 5,923 | 2,989 |
京阪墨染駅には、バス路線は乗り入れていない。