夕張郡(ゆうばりぐん)は、北海道(石狩国)空知総合振興局管内の郡。
人口25,339人、面積506.19km²、人口密度50.1人/km²。(2024年7月31日、住民基本台帳人口)
以下の3町を含む。
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記3町に夕張市を加えた区域にあたる。
江戸時代の夕張郡域は西蝦夷地に属した。夕張郡域付近には松前藩によって石狩十三場所のうち下記の四場所が開かれていた。
江戸時代後期になると、国防上の理由から文化4年夕張郡域は天領とされた。文政4年には一旦松前藩領に復したものの、安政2年再び天領となり庄内藩警固地となる。戊辰戦争(箱館戦争)終結直後の1869年8月15日、大宝律令の国郡里制を踏襲して夕張郡が置かれた。