『杉浦非水像』 黒田清輝筆 (1915年)
多摩美術大学 (たまびじゅつだいがく、英語 : Tama Art University )は、東京都 世田谷区 上野毛 に本部を置く日本 の私立大学 である。1935年 創立、1953年 に大学設置された。大学の略称は多摩美(たまび)、TAU。
初代校長はグラフィックデザイナー の杉浦非水 [ 8] 。キャンパスは八王子と上野毛の2キャンパス。付属施設に多摩美術大学美術館 や芸術人類学研究所(八王子キャンパス)[ 9] がある。 また、1954年 、多摩美術大学に併設開校した専門学校である多摩芸術学園 は1992年閉校し、多摩美術大学造形表現学部に再編成され、現在の多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科に統合された。
多摩美術大学正門(上野毛)
八王子キャンパス
八王子キャンパス
大学院、美術学部
〒192-0394 東京都八王子市 鑓水 2-1723
橋本駅 北口から徒歩21分、または神奈川中央交通 バス「多摩美術大学行」で約8分。
南大沢駅 ・八王子駅 南口から京王バス 「多摩美術大学行」で約20分。
上野毛キャンパス
上野毛キャンパス
本部、大学院、美術学部
〒158-8558 東京都世田谷区上野毛3-15-34
上野毛駅 徒歩3分
二子玉川駅 東口より、徒歩12分
アメリカ のメディア・コングロマリット ・ハースト・コーポレーション が発行するVeranda が多摩美術大学を「The 12 Most Beautiful College Campuses Around the World」の一つとして選出。[ 37] [ 38]
イギリス 高等教育専門誌 タイムズ・ハイアー・エデュケーション 「Times Higher Education(THE)」は多摩美術大学を「The 10 most beautiful universities in East Asia」に選出している。[ 39]
ニューヨーク に拠点を置くアメリカ合衆国 の若者文化に焦点を置いたメディアであるComplex Networks のコンプレックス (雑誌) において多摩美術大学が The Top 50 Most Beautiful College Campuses[ 40] に選出される。
多摩美術大学美術館
現在リニューアル準備中
Up & Coming 外苑前 [ 41] [ 42] [ 43] [ 44]
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-18
外苑前駅 3番出口より徒歩4分
表参道駅 A2出口より徒歩10分
原宿駅 ・明治神宮前駅 5番出口より徒歩13分
(多摩美術大学が運営するオルタナティブ・スペース )
Tama Art University Bureau(TUB)[ 45]
[ 46]
東京ミッドタウン ・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7−1 ミッドタウンタワー)
六本木駅 直結、乃木坂駅 徒歩3分、六本木一丁目駅 徒歩10分
富士山麓セミナーハウス(純林苑)
〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中1213
奈良古美術セミナーハウス(飛鳥寮)
〒630-8431 奈良県奈良市窪之庄町117
安曇野ガラス工房[ 47]
長野県安曇野市
上記に加え、長野県 上水内郡 野尻湖 湖畔に研修所がある。[ 48]
修士課程 (博士前期課程)
絵画専攻
彫刻専攻
工芸専攻
デザイン専攻
グラフィックデザイン研究領域
プロダクトデザイン研究領域
テキスタルデザイン研究領域
建築・環境デザイン研究領域[ 55]
情報デザイン研究領域
統合デザイン研究領域
芸術学専攻
演劇舞踊専攻
エクスペリメンタル・ワークショップ(EWS)[ 29] [ 30] [ 31] [ 56]
博士課程 (博士後期課程)
出典:[ 66]
多摩美術大学図書館
新棟は、旧本館・講堂の跡地に建設され、2025年秋竣工、2026年4月に学生の利用開始を予定[ 77] [ 78] [ 79]
世界堂内にTAMABI-T(Tシャツ)など多摩美術大学公式グッズのポップアップストアがオープンしている[ 80] [ 81] [ 82] [ 83] [ 84] 。
作品展示、講評会、ワークショップ 、進学相談会などを開催する[ 85] 。
作品展示、ライブイベント、模擬店、フリーマーケット、進学相談会などを開催する[ 86] [ 87] 。
GMOペパボ による協賛を受け、2020年よりオンラインマーケット「minne」と「SUZURI」で作品を販売。[ 88] [ 89]
出典:[ 100]
[ 302] [ 303]
[ 318]
[ 319]
多摩美術大学独自の3種類の減免制度、経済的支援授業料減免制度、兄弟姉妹授業料減免制度、博士前期課程授業料減免制度が書類申請と審査を経て給付される。[ 324]
本学は2020年4月から開始された「高等教育の修学支援新制度」いわゆる「大学無償化」対象校に選定されている。入学予定者・在学生に対する支援の詳細は、文部科学省、日本学生支援機構のwebサイトを参照し申請が必要。[ 325]
2004年から、東京都立芸術高校、東京都立片倉高校、2007年からは東京都立八王子桑志高校、2008年からは東京都立工芸高校、2015年以降からは東京都世田谷総合高校、神奈川県弥栄高校、千葉県立幕張総合高校、工学院大学附属中学校・高等学校、[ 362] 不二聖心女子学院[ 363] と連携を開始。[ 364] [ 365] [ 366]
東京工業大学附属科学技術高校(建築デザイン分野)で多摩美術大学の教員による本学附属高校生徒向けの「特別講義」。多摩美術大学美術学部環境デザイン学科教員が環境デザインをテーマにした特別講義を行い、出席した生徒たちと活発に意見交換[ 367] [ 368]
学生の意向を尊重したうえでキャリア支援を行う主体的な就職活動が結果的に高い就職率に結びついていると考えており、デザイン系学科の就職率の高さもさることながら絵画学科、彫刻学科、工芸学科などのアート系学科の就職希望者を分母として割り出した就職率は90%を超えている。[ 369] [ 370]
文化連合会が音楽、美術、研究、身体表現、創意表現など25団体あり、体育連合会が球技、武道や山岳など13団体が活動している[ 371] 。
同窓会組織であり、多摩帝国美術学校、多摩造形芸術専門学校、多摩美術短期大学、多摩美術大学、多摩美術大学大学院、多摩芸術学園を卒業、あるいは、修了したものが、会員となっている[ 374] 。
2014年5月、同大学在学中の韓国人留学生がJR橋本駅近くの路上で女性に声をかけ、「殺すぞ」などと脅して女性を自宅に連れ込み暴行しようとしたことで、同年6月30日に神奈川県警相模原北署に逮捕されたと報じられた[ 375] 。これを受け、大学側も同年7月4日に五十嵐威暢学長(当時)名義で「本学留学生の事件に関するお詫び」と題した謝罪文を公式ホームページ上で公開した[ 376] 。
2015年8月、統合デザイン学科教授の佐野研二郎と香取有美(両名ともグラフィックデザイン学科卒業)が手がけた大学の公式広告「MADE BY HANDS.」について、インターネット上の画像(ニューススサイト「GLAFAS」の写真等)を無断で使用しているのではないかと指摘された[ 377] 。これを受け大学は公式ホームページで公開していた「MADE BY HANDS.」の紹介ページを削除し、取材に対して「一般の方々からの問い合わせがあまりにも多く、掲載を見合わせた」と総務課が説明した[ 378] 。
2018年2月、彫刻学科の大学院生有志が同学科の教員による各種ハラスメント を告発する文書を実名入りでインターネット上に公開した[ 379] [ 380] 。同大学非常勤講師で美術史家の荒木慎也は、同問題の背景を説明するとともに、彫刻学科教授の笠原恵実子 の雇用継続・配置換えをめぐる、大学(建畠晢 学長)とプレカリアートユニオンの団体交渉の経緯をまとめた記事を発表している[ 381] 。
[ 385]
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