『夢の蛇』(ゆめのへび、原題:Dreamsnake)は、アメリカの作家ヴォンダ・N・マッキンタイアによる長編SF小説[1]。1978年に刊行され、1979年にヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞した[2]。本作のもととなったのは『アナログ』誌に掲載された1973年の中篇「霧と草と砂と」(Of Mist, and Grass, and Sand)で、1974年度のネビュラ賞ノヴェレット部門を受賞している[3][4][5][6]。
日本ではOf Mist, and Grass, and Sandが「霧と草と砂と」の題名で『S-Fマガジン』1975年9月号に沢ゆり子の翻訳で掲載されている[6]。また1983年にはDreamsnakeがサンリオSF文庫から友枝康子の翻訳で『夢の蛇』の題名で刊行され、1988年にハヤカワ文庫から再刊されている[7]。